ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

意外な物が最も多かった

2018年10月16日 | 時事ネタ関連

*********************************

河川 プラスチック、1位は『人工芝』」(10月12日、TBS NEWS

 

海のプラスチック塵が世界的に問題となる中、日本の企業が日米の河川等に浮遊するプラスチック塵を調ベた所、意外な物が1番でした。

 

此れは民間のヴェンチャー企業ピリカ」が、日本やアメリカの河川や港等、38の地点でプラスチック塵を調査した物です。

 

其の結果、最も多かったのは「人工芝」のプラスチック片で、全体の23%だった事が判りました。又、スーパーの「レジ袋」と見られるプラスチック片も、全体の16%を占めました。

 

一方、環境省は「レジ袋」に付いて「有料化の義務付け」を検討中で、来週開かれる審議会で方針を示す見通しです。

*********************************

 

マイクロプラスチック(マイクロビーズ)」と呼ばれる直径0.5mm以下のプラスチックに付いては、4年前の記事「マイクロビーズ」、2年前の記事「発生する幼生数が41%減」そして今年の記事「2020年迄に全世界の店舗で廃止」で取り上げて来た。

 

絡まったり、又は誤食される事で、多くの海洋生物を死に到らしめているというプラスチック塵。記事「2020年迄に全世界の店舗で廃止」の中で詳しく書いているけれど、誤食されたマイクロプラスチックが食物連鎖により、汚染物質がどんどん濃縮されて行き、我々人間にも健康被害を広げて行く可能性を考えると、プラスチック塵は世界で取り組まなければならない問題だ。

 

で、プラスチック塵と言えば、“洗顔料や歯磨き剤に入れられているマイクロプラスチック”や“ストロー”といったイメージが強いのだけれど、今回の調査では「“人工芝のプラスチック片”が、全体の約23%と最も多かった。」という事で、意外な感じがした。(マイクロプラスチックは余りに微小なので、調査対象の“浮遊するプラスチック塵”というのからは外れてしまった可能性も在るが。)

 

「人工芝は、非常に限られた場所で使われている。」というイメージが在るので、「何でそんなに多く、河川等で浮遊しているのだろうか?」という思いが在るから。人工芝風の玄関マット等も含まれているという事なら、判らないでも無いけれど。


コメント    この記事についてブログを書く
« 脱帽 | トップ | 井川さくら »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。