9月7日に行われたジャニーズ事務所の会見で、新社長に就任した東山紀之氏に対し、“過去に一部で報じられた後輩Jr.へのパワハラ・セクハラ行為”への質問が在った。どういう行為だったかは9日の記事「“彼”の下での再生は無理だと思う」に詳しく書いたので其方を読んで戴きたいが、東山氏は最初否定したものの、最後はしどろもどろな発言になっていた事を考えると、彼自身のパワハラ・セクハラ行為は九分九厘事実なのだろう。
此の件に関し、“芸能界の御意見番”を気取る和田アキ子さんが昨日のTV番組内で「子供の頃って特にそうじゃない?其の時の感情と、今捉えられる感情って違うからね。」、「若気の至り在るかも判らないけど、覚えているのか・・・難しい所ですね。相手の捉え方次第だから。」と“擁護”したそうだ。
過去に何度か書いたけれど、和田さんは“大嫌いな芸能人”の1人。大嫌いな理由は幾つか在るが、「『昔は私、可成り悪くて、こんな悪い事もしたんだけどさあ。』なんぞと、“昔悪かった事を誇る”馬鹿さ加減。」と、「自分が嫌いな相手がした事は何でも彼んでも批判し捲る癖に、同じ様な事を“御友達”がしても全く触れなかったり、擁護したりする。」のが致命的に受け容れられない。
6月の記事「無責任な人達」の中で記した様に、和田さんは「ジャニー喜多川による性的虐待問題」に黙りを決め込み続けた芸能人の1人。芸能界とは無関係な自分ですら同問題に付いて大昔(40年近く前)から聞き及んでいるのだから、大ヴェテランの彼女が全く知らないという事は在り得ないだろう。御意見番を気取っているのだから、此の問題に触れて当然の筈。なのに黙りを決め込んで来たのは、彼女自身が過去に何度か言っている様に、「ジャニー喜多川と、非常に近しい関係だった。」からとしか思えない。要するに「御友達の問題は触れなかった。」という事だ。
今回の東山氏に対する彼女の発言も、「御友達だから擁護する。」&「“若気の至り”の一言で、全てを良い方向に片付け様とする。」という“何時ものパターン”から来た物と言って良い。
ジャニー喜多川による性的虐待問題も、又、東山氏によるパワハラ・セクハラ問題も、事実で在るならば、どんな理由を付け様とも許される物では無いと思っている。
19年前に書いた「教師の恐喝事件、闇に葬られる」を始めとして、自分は過去に“性加害”に関して厳しく批判して来たが、其れには理由が在る。自分(giants-55)自身が、過去に性加害を受けたからだ。
詳しくは18年前に書いた記事「医師から受けた猥褻行為」を読んで戴きたいが、性加害を受けたのは30年近く前の事。もう成人となっていたし、受けた性加害はジャニーズJr.達の様な“肉体的な物”では無かったけれど、結構年数が過ぎ去る迄「件の医師は、自分(giants-55)の全裸写真を隠し撮りしていたのではないか?其れが流出したら、どうしよう。」と不安でならなかった。“アラ還”になった今でも時々思い出すし、消去したい記憶。「大昔の話なのだから、もう忘れたでしょ?」という話では、絶対に無いのだ。