Cry Wolf / Crunch (1990)

2007-08-25 00:00:08 | Music > HM/HR

Cry Wolf:
Timmy Hall - vocals
Steve McKnight - guitar
Phil Deckard - bass
Paul Cancilla - drums

John Crampton - keyboards (1, 5 & 10)

いやぁ、驚いた・・・。何がって? それは・・・。

先日、落雷による信号機の故障で一時間半ほど列車内に閉じ込められるアクシデントに見舞われました(おかげで雨には当たらずに済みましたけど・・・)。通勤帰りの時間帯でしたが、お盆休みと重なっていたこともあり、車内の混み具合がそれほどでもなかったのは幸いでした。長時間の立ちっぱなしはちょっと足に来ましたが、空調の効きはちょうど良かったし、ケータイでブログの草稿を打つことに夢中でしたから、復旧までの時間はさほど苦になるものではありませんでしたね(笑)。

そんな軟禁状態の間、近々記事を書こうと愛機 iPod nano で試聴していたのが今回の Cry Wolf。アルバム一枚掛けっぱなしでしたから、なんだかんだと三周くらいはしたでしょうか。ただこの時点ではまだレビュー記事を書くつもりはなく、単なる流し聴きの段階でした。

さて冒頭の話です。何も落雷や立ち往生に驚いたわけではございません。僕がビックリしたというのは他ならぬ "このアルバム" のことなんです。どれだけ強い衝撃があったのかと思われるかもしれませんが、話はちょっと違います。単刀直入にいうと、何度聴いても楽曲がほとんど記憶に残らないんですよね。プロダクションは悪くないし、バンドのテクニックだって及第点。ただ如何せん曲がつまらないんです。ポップなアレンジではあるんだけどメロディにフックがないから、アルバムの印象を振り返ろうとしても思い出せない(苦笑)。おまけにヴォーカルの音程はフラフラ。せっかく Michael Sweet 似のいい声質なのに残念です。う~ん、ちょっと下手なのかなぁ(苦笑)。もちろんこれらはすべて主観ですから、この手のサウンドが好きな人もいると思います。彼らのどの辺りに魅力を感じるのかちょっと気になるところですね。是非、異なる意見も聞いてみたいです(笑)。

言いたい放題書いていますが、出会いは僕の方からのアプローチだったんです。まだ彼らがメジャー・デビューする前のこと、ふらっと立ち寄った地元の楽器屋で彼等の自主制作レコードを見かけました。四曲入りのミニ・アルバムで、モノクロのジャケットにはハード・ロック系と思われるメンバーのショットが使われていました。音はおろかバンド名すら知らなかったのですが、"先物取引" という卑しい根性を出して、すぐさま二千円お買い上げ。シーンの動向を見守ることにしました。その後、バンドはメジャー・デビューするも泣かず飛ばずで失速・・・。僕の目論みは見事に外れたのでありました(苦笑)。ところでそのレコードはどうなったのかというと、その昔友人に貸したままそれっきり・・いや、あげたんだっけかな? それすらもう覚えてないわいっ!(爆)

日本では 1989年にセルフ・タイトルのデビュー作を先行リリースしましたが、ミニ・アルバムの曲は意識的に外されていたようです("Back To You" のみ収録)。US でのデビュー作となる "Crunch" では日本盤から何曲か割愛し、その代わりにミニ・アルバムの四曲がすべて加えられました。今後、再発することがあるなら "全曲収録盤" で出してほしいところですね。以下は国内盤のジャケットです。




Tim Hall Official Website:
http://home.earthlink.net/~57blond/index.htm




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2 コメント

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あはははっ(笑) (cherry)
2007-08-25 12:23:45
どもです♪

CRY WOLF、89年くらいだったか、結構プッシュされてましたよね、日本で(笑)
で、気になりつつ、スルーしてきちゃったんですけど、
なるほど、印象に残らないんだ(笑)

で、さらにびっくりかもしれませんが(笑)
メロディックロックサイト見てたら、なんと再結成するらしいっすよ!(笑)
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>cherry さん! (gw)
2007-08-26 00:20:14
cherry さん、こんばんは!

かなり失敬なことを書いていますが、本音なのでストレートに行きました。決して嫌いな音楽ではないんですが・・・(苦笑)。

ネットのサイトやブログなどを見ると好意的な意見の人もいるので人それぞれのサウンドなんだと思います。ただ僕の耳にはウナギ並みにスベスベで、フックが感じられませんでした(笑)。

実は僕、本作では割愛された国内盤のみ収録の曲が好きだったりします(激的な差はないですが・・・笑)。なのにこっちを記事にしたのはちょっと意地悪でしたかねぇ(笑)。

再結成ですか、色んな意味で気になります。Jon Bon Jovi も Joey Tempest もデビュー作から比べるとグンと上手くなりましたものね。Cry Wolf のヴォーカルもそれなりに?!(くどいようですが声質は素晴らしい!)
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