Hartmann という名前は以前からネットで見掛けていたので知っていましたが、実際に食指が動き始めたのは、最近リリースされた 2nd が好評という噂を聞き、レヴューを拾い読みしてからのことです。「定価は厳しいが安値なら」ということで中古屋巡りのときはチェックを入れていましたが、中々出会うことは出来ず・・・。そんな折、先日、知人からお薦めアルバムを何枚か借りまして、その中の一枚がこの "Out In The Cold" だったんです。何たる偶然! 気に入ったらセカンドも貸してくれるということなので遠慮なく恩恵にあずかりたいと思います(多謝・・・笑)。
まだ At Vance を聴いたことのない僕にとっては本作が Oliver Hartmann 初体験となる一枚でした。David Coverdale と Eric Martin を足して二で割ったような声質が特徴的ですね(笑)。この手のブルージーなヴォーカルは大好きです。楽曲はミディアム・テンポのグルーヴを重視したものが多く、とても声にマッチしていると思います。大した知識もない僕が偉そうなことを書くとボロが出そうなので、素直に感想だけを・・・(笑)。
オープニングの "Alive Again" からグッとくるヴォーカルですね。中音域が抜群にカッコいいです。ハスキーがさらに強調された高音も力強くて素晴らしい! 先に書いた David と Eric の印象は正にこの曲からのものです。AOR 調の "I Will Carry On" も聴き応えのあるヴォーカルですね。爽快メロハーの "What If I" は古きよき80年代の香りが漂っていて、ニヤッとしてしまいます。まだ二周ほどしかしていないので、感想がアバウトですが、声の深みって聴き込むほどに味が出てきますから、さらにハマりそうな気がします。
僕もghostwindさんと同じようにこのアルバムが彼に触れた最初の音でした。深みのある声で最高ですよね。楽曲もブルーズ過ぎず、AOR調なところもまた好みです。
実はこの記事の草稿を書いたのはちょっとばかり前でして、その後、At Vance も何枚か聴きました。
結構ヴォーカル・スタイルが違うんですね(笑)。
ソロ作ではテクニックより noblame さんの言われる「深みのある声」が生かされていると思います。
Oliver Hartmannの声は、ややブルージー。
どんな感じになるのか創造もつきません。
AtVance 自体の演奏はどうでしたか?
演奏は敏腕ギタリスト Olaf Lenk を中心に非常にハイレベルです。予定調和的なところもありますが、安心して聴けますよ。