気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く21 その13  長島公園からいちしろキャンプ場へ

2021年09月15日 | ゆるキャン△

 大井川西岸の歩道上を長島公園まで戻る途中、川の向こうに赤いものが見えたので、立ち止まってデジカメの望遠モードで捉えてみました。

 

 あれは「椿橋」ですね。八橋のうちで唯一朱色に塗られていますから、遠くからでも目立ちます。

 

 12時41分、長島公園に戻りました。11時20分にスタートして、八橋小道ラブロマンスロードを一周するのに1時間20分かかったことになります。普通に歩けば1時間ぐらいで回れますが、私の場合は撮影にも時間をかけていたので、20分余計にかかったわけです。
 上図は原作コミック第10巻116ページ6コマ目のアングルです。長島公園が作中では「接岨公園」となっています。

 

 停めてあったビーノの位置に帰ってきました。

 

 実に面白い八橋小道散歩でした。テンションが高止まりのまま、小休憩。

 

 ヘルメットを土岐綾乃仕様から志摩リン仕様にチェンジして、12時46分に出発しました。

 

 長島公園の駐車場の入口付近の案内板です。接岨峡大吊橋の脇にある八橋小道ウォーキングマップの図よりは古いもののようですが、地形や道路の状況はこちらのほうが実態をよく描写してあります。

 

 長島公園の駐車場です。御覧のようにだだっ広いです。ダンプカーも何台か停まっています。路線バスも停まっていたのですが、バス停があるようには見えませんでした。近くの井川線の接岨峡温泉駅の前にバス停があったのは覚えていましたが・・・。回送車か待機車でしょうか・・・。

 

 ビーノに乗ってもと来た道を引き返し、奥大井湖上駅を見下ろせる道端で少し停まって景色を眺めました。

 

 時間がまだあるので、長島ダムの横から寄り道をしました。各務原なでしこが歩いた、アプトいちしろキャンプ場へのルートに回り道をしてみました。

 

 この標識にしたがって右へターンし、長い人工の坂道を下って、キャンプ場の敷地へと回り込みました。

 

 アプトいちしろキャンプ場の入口に着きました。前回の徒歩での訪問時にもここを通っています。

 

 原作コミック第11巻20ページ4コマ目のアングルです。各務原なでしこが「どーこーにーしーよーおーかーなっと」と好みのサイトを選びに走って行った場面です。
 各務原なでしこが選んだサイトは、上図の円形広場の右側、右端に石積みが見える辺りの左あたりに位置しています。木が茂っている所の向こう側にあたります。

 

 井川線の急こう配区間が川の向こうに見えました。原作コミック第11巻69ページ3コマ目そのままの見え方でした。各務原なでしこが選んだサイトの位置からだと、アプト式列車が通る姿がよく見える筈です。原作コミック第11巻74ページ1コマ目で、下ってゆく列車を各務原なでしこが見守っています。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その12  大井川西岸へ

2021年09月14日 | ゆるキャン△

 八橋小道の七つの橋を渡って、丘より下って上図の「湯彩香公園」に着きました。お堂があるので、公園というより、お堂の境内地のような雰囲気でした。

 

 お堂は、河内地蔵堂、と呼ばれています。現地の地名が「湯の河内沢」で、お堂のある場所が「地蔵場」であるそうですが、仏教信仰的には鉱山や鉱脈にまつわる宗教儀式の場であった所に多い地名です。本尊の地蔵菩薩も、もともとは鉱山や鉱脈を護る尊像として祀られる場合が多かった仏像です。

 

 河内地蔵の由来です。

 

 「湯彩香公園」からは上図の「上の沢橋」を渡って大井川左岸へと進みます。

 

 「上の沢橋」の手前にあったリスの像です。実際にリスが多い地なのでしょうか。

 

 「上の沢橋」を渡っていくと見えてきた標識です。右へ進みました。

 

 前方に接岨峡大橋が見えてきました。あの橋へと向かいました。

 

 接岨峡大橋の東詰に着きました。県道388号線の通る橋です。これを渡りました。

 

 渡りながら右手を見ました。

 

 大井川の西岸に移り、県道388号線沿いの歩道から東を見ました。「宮沢橋」の長い吊橋が見えました。かなり高い所に架かっているのだな、と改めて思いました。

 

 やあ、また君か。長島ダムの四季彩公園でも幾つか見かけたが、一体何なんだ、君は・・・。

 

 ビーノを停めてある長島公園までは、上図の川岸堤防上の県道388号線に沿った歩道の上を進みました。前方左手に接岨峡大吊橋や、キャンプが出来そうなあの広い芝生が見えてきました。  (続く)

 

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戦車工場、作ります!! その10

2021年09月13日 | ガルパン模型制作記

 サークルの先輩K氏に頂いた4軸平積貨車のキットの組み立ての続きです。私が戦車工場を作っていることを知ったK氏が、キットがフェニックスモデルの鉄道工場で線路があると聞いて、「そういえば貨車のプラモがあったんや、あげますよ」と譲ってくれた品です。

 上図の段階で本体と台車が組み上がっていました。

 

 台車をセットしました。これは回りますので、曲線の線路上も走ります。

 

 本体の前部の連結器などの細かいパーツを切り出しました。

 

 まずは隅のステップを取り付けました。

 

 あとの部品を一気に取り付けて組み上げました。

 

 側面に付くハンドルやフックなども取り付けました。

 

 本体の後部の各パーツも、ほとんど前部のそれと同じ要領で組み付けます。

 

 後部も側面も組み上がりました。

 

 最後に、後部のみに付く手摺やホールド、ハンドルのパーツを組み立てました。

 

 本体後部に組み付けました。

 

 これで完成です。組み立て始めてから1時間ちょっとで仕上がりました。ドイツ軍が戦車の運搬にも使用した軍用の平積み貨車ですので、ガルパン世界では黒森峰女学園の所有下におくのが良さそうです。

 

 試みに、西住まほのティーガーⅠを積んでみました。史実と同じく、ティーガーⅠの車幅のほうが大きいので履帯も左右にはみ出しています。
 ただ、厳密にはティーガー重戦車級の運搬には、今回のような2軸ボギー2組の貨車ではなく、3軸ボギー2組の大型貨車が用いられたそうで、履帯も鉄道輸送用の幅の狭いタイプに換えたそうです。2軸ボギー2組の貨車に積めたのは、パンタークラスの中戦車までであったそうです。

 ですが、ガルパン世界ではそんな区別は必要ないと思うので、この2軸ボギー2組の貨車にマウスだって積めるぞ、という設定にしておきます。・・・ってか、本当に積めるのかな・・・・。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その11  宮沢橋と犬返り橋

2021年09月12日 | ゆるキャン△

 八橋小道の7番目の橋が「宮沢橋」です。原作コミック第10巻123ページ3コマ目のアングルです。作中では「六の橋」となっています。

 

 全長62メートル、高さ29メートル、吊床版階段橋の形式としては日本一の長さを誇るそうです。こんなところに日本一があるのか、これは渡ってみる価値があるな、と思いました。

 

 原作コミック第10巻124ページ1コマ目のアングルです。志摩リンは「こんなの濡れた足場でコケたら向こう岸まで滑ってくぞ・・・」とビビっていますが、土岐綾乃は「たのしそう」とワクワクモードになります。さすがは美濃国守護職に輝く美濃源氏の名門土岐氏の末裔だけのことはありますな・・・。  (ホンマか?)

 

 上から見下ろしている限りでは滑り台に見えますが、下へ行ってみると、ちゃんと階段になっていることが分かります。原作コミック第10巻124ページ4コマ目のアングルです。

 

 橋の真ん中あたりで後ろを振り返りました。御覧のように途中まで階段が続き、それから踏板に転じます。両端の高さが異なっていて、南側が高いために階段を設けているわけです。

 

 「宮沢橋」を渡りきるとすぐに次の橋、「犬返り橋」があらわれました。これも「宮沢橋」と同じ吊床版階段橋の形式で、長さは34メートル、高さは17メートルです。

 

 原作コミック第10巻125ページ4コマ目のアングルです。作中では「七の橋」となっていますが、実際には8番目の橋です。八橋小道のラストの橋です。

 

 「宮沢橋」では階段を降りましたが、この「犬返り橋」では階段を登って渡り切りました。つまりは大きな谷間に「宮沢橋」と「犬返り橋」が連続で架かっているわけです。

 

 「犬返り橋」の階段部分の途中で後ろを振り返りました。右の大井川の向こうに接岨峡大吊橋が小さく見えました。かなりの距離を歩いてきた、という実感がわきました。

 

 階段を登りきると水平部分の橋がありました。

 

 渡った後の山道は急な下り坂でした。

 

 山道を下っていくと、広場のような場所に出ました。マップで見ると「湯彩香公園」とありました。「湯彩香」は「ゆとろぎ」と読みます。公園内には、河内地蔵堂と呼ばれるお堂があり、石仏もあるので、昔はお寺か惣堂のあった場所なのかな、と首をかしげました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その10  桑の木橋から宮沢橋へ

2021年09月11日 | ゆるキャン△

 「水楢橋」からはしばらく山道を上り下りしました。この辺りでは山道の両側も御覧のように開けていて見透しがききましたので、マムシやハチの危険への緊張感もやや和らぎました。
 ですが、油断は禁物でした。かつて奈良県に30年近く住んで県内の山々の中世城郭遺跡を探査して回っていた頃に何度も危ない目に合っているので、山に入ると自然に警戒心が出て身構える自分が居ます。

 

 こんな感じで山道がえんえんと続きました。ある意味、山道ハイキングが最も楽しめる区間だなと思いました。

 

 作中では「五の橋」となっている、六番目の橋「桑の木橋」です。原作コミック第10巻122ページ5コマ目のアングルです。

 

 橋というより斜面上に設けられた階段通路でした。長さは約10メートル、高さは約5メートルです。下の斜面の一部がえぐれて谷間になっているので、それを越えるべく架けられた橋です。

 

 原作コミック第10巻123ページ1コマ目のアングルです。土岐綾乃が橋の名称に関して「それぞれの橋の材料に名前の木が使われてるとか?」と話していますが、単に適当に付けただけでしょう。
 ですが、旧日本海軍軍艦艦艇マニアの私としては、丁型駆逐艦の名前だな、と思ってしまいます。欅、桜、楢、椿、桑、とみんな松型および橘型駆逐艦にも見られる名称です。

 

 「桑の木橋」を渡った後の山道も、かなりの距離がありました。こういう山道をひたすら歩くのも嫌いではないので、奈良に住んでいた頃に何度か歩いた「吉野大峰奥駈道」を思い出しつつ進みました。

 

 「よっしの、お、お、み、ねー、おーくがけみちをー、かーけーて・・・」と自然に奥駈道ソングを口ずさんでしまいました。奈良テレビの吉野大峰世界遺産のCMで流れていた歌ですので、奈良県民なら知っている方も少なくないでしょう。

 

 「こっとしも、げんきに、あゆみだせ、おーくがけみちをー、かーけーて・・・」・・・。

 

 なんだか本当に吉野大峰奥駈道を歩いている気分になってしまいました。もう少しでオニ雅さんゆかりの釈迦ヶ岳かな・・・。ここは奈良県なのか・・・。  (アホかお前は)

 

 山道の登りの最後にたどりついた時、北に赤い橋が見えました。あれが県道388号線の接岨峡大橋だな、と地図で確認しました。その手前に長い吊橋が見えました。

 

 ドーンとあらわれました、「宮沢橋」です。何で丁型駆逐艦の名前じゃないんだよ・・・。  (アホかお前は)
 原作コミック第10巻123ページ4コマ目のアングルです。志摩リンが「何コレ危なっ!!」と叫び、土岐綾乃が「滑り台みたいになってるし・・・」と呆れていますが、私にも滑り台みたいに見えました。

 

 「宮沢橋」の入り口の横から、さらに奥へ遊歩道が続いていて、橋を渡らずに山の斜面上を迂回するルートもあるようなのですが、こちらも長い事通行止めになっているようで、標識や制止板が朽ちかけていました。

 八橋小道ウォーキングマップを見ると、この通行止めの山道の先に「こだま石神社」という磐座の社かと思われる神社があるようですが、そこへの道にも何らかの危険が生じているのでしょう。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その9  水楢橋と椿橋

2021年09月10日 | ゆるキャン△

 八橋小道の「桜橋」を渡って山道をしばらく進むと、次第に左手の樹木が低くなって視界が開けてきました。そのうえに前方に次の橋が見えてきました。

 

 作中で「三の橋」となっている「水楢橋」です。原作コミック第10巻121ページ3コマ目のアングルです。実際には八橋小道ラブロマンスロードの四番目の橋にあたります。

 

 橋というより斜面上に設けられた階段通路のような造りです。とりあえず登ってゆくと・・・。

 

 谷間に架かる水平の橋梁へと続いていました。原作コミック第10巻121ページ4コマ目のアングルです。作中では浸水していて、土岐綾乃が「ってびっちゃびちゃだし」と言っています。
 確かにこの橋だけ踏み板に防水処理がしてあるようで、雨が降れば水が溜まるようです。水平橋なので溜まった水が流れてゆかないようですが、水溜りのままでは渡れません。どこかに排水用の穴があるのかな、と探しても見当たりませんでした。

 

 原作コミック第10巻122ページ2コマ目のアングルです。水溜りになってしまった橋の欄干部につかまってたどっている志摩リンと土岐綾乃の姿が描かれますが、そこまでして避けるほどの水溜りにはならないのではないか、と実際の踏板部分の高さを見ながら思いました。この橋の長さは約18メートル、高さは約5メートルです。

 

 この「水楢橋」は大井川東岸の突き出た箇所に架かっているので、南を見ると接岨峡大吊橋が見えました。その距離感によって、八橋小道のどのあたりに居るのかを何となく掴みました。

 

 それからの山道は登り坂が多く、だんだんと高い所へ移ってゆく感じでした。奈良に居た頃に中世戦国期の城郭遺跡約300ヶ所余りを巡って山登りに慣れている私なので、相当の速さで歩きました。いつ遭遇するか分からないマムシ、ハチへの対策もあって、のんびりと歩いているわけにはゆかなかったのでした。

 ですが、ゆけどもゆけども前方にまったく人影を見なかったので、もしかして今日ここを歩いているのは自分だけかな、と何度か思いました。

 

 次の橋が見えてきました。赤いアーチ橋です。初めて先行者の人影も見えました。

 

 作中で「四の橋」とされている「椿橋」です。原作コミック第10巻122ページ3コマ目のアングルです。

 

 これは各地でよく見かける形式の橋です。いかにも橋、という感じです。長さ約26メートル、高さ約16メートルの、かなり高い位置に架かる橋ですが、歩道橋のような雰囲気なので、高所恐怖症の私でも楽に渡れました。

 

 原作コミック第10巻122ページ4コマ目のアングルです。志摩リンが「舘山寺にもこんな橋あるよね」と言ったのにすぐ「あ 志ぶき橋ね」と応じている土岐綾乃は、さすがに浜松市民です。

 このシーンから、志摩リンも舘山寺温泉に行った時に「志ぶき橋」の位置まで回っていることが分かりますが、原作コミック第5巻101ページからの舘山寺エリア訪問シーンでは「志ぶき橋」の描写はありません。
 というか、「志ぶき橋」は舘山寺参道筋の商店街からは西に外れた湖岸沿いにあり、そこは高級温泉旅館街の真ん中にあたるので、回り道しないと見られないのです。志摩リンもかなりあちこち歩き回ったのだな、とわかります。

 

 「椿橋」を渡っていると、大井川の対岸より列車の走行音がコトコトと響いてきました。お、アプト式列車が来たかな、とその方角を見ましたが、線路の殆どが山裾の木立の中を通っているためか、列車が見えなかったのでした。

 

 地図で接岨峡温泉駅の位置を確かめ、その方向に目を凝らすと、駅に停車しつつある列車の一部が赤く見えました。あ、あれだー、と思いながら、まだ奥大井湖上駅までしか乗っていない自分なので、またいつかアプト式列車に乗って終点の井川まで行きたい、絶対に行こう、と決めました。

 あと、いつかまた、ゆるキャンレンタルバイクでも井川までは行ってみたいと思います。畑薙までは距離的にキツそうなのでちょっと考えますが、レンタカーでの移動という選択肢もありますし、畑薙で泊まるという手もありますから、いろいろ調べて聖地巡礼のコース案を検討してみようと思っています。  (続く)

 

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戦車工場、作ります!! その9

2021年09月09日 | ガルパン模型制作記

 戦車工場のA棟をフェニックスモデルの鉄道工場キットにて製作していた頃、模型サークルの先輩K氏にいただいたキットで上図の4軸平積貨車を組み立てました。確か上図の画像をツイッターに上げたと記憶していますが、その製作レポートをまだ書いていなかったのを思い出し、今回より綴ってみることにしました。

 

 K氏にいただいたキットの状態です。ドラゴンの製品ですが、キットの型番や商品番号などは不明でした。なぜかというとK氏が十数年前に大阪の模型店のジャンク市で安値で購入した箱無しキット類の一つだったから、でした。改めてK氏に確認したところ、「(上図の)二つの袋を輪ゴムでくくって1000円ぐらいで売ってたと思う」とのことでした。

 そこでドラゴンのキットにそれらしいものは無いかと探したところ、今ではほとんど売り切れて見かけなくなっている古い製品の6069番の「ミリタリーシリーズWWⅡドイツ軍平積無蓋車Typ Ssy」というのがありました。その箱絵の貨車の姿が今回のキットのそれに一致するように思えました。
 その6069番の品は希望小売価格が7000円前後であったようなので、1000円ぐらいで買ったというのは超お得だったんだな、と思いました。

 しかしK氏はそれを部屋の積み在庫の奥に入れてそのまま忘れていたそうです。十数年ぶりに整理したら出てきた、もう作る気も無いから星野君にあげよう、ということで譲って下さいました。
 ですが、タダで貰うのも申し訳ないので、K氏の大好物である「志津屋」の「元祖ビーフカツサンド」と「ふんわりオムレツサンド」の組み合わせを返礼として贈りました。

 

 いただいたキットには組み立てガイドが付いておらず、パーツ類を見ても組み立て方がいまいち分かりませんでした。そこでホビーサーチさんのサイトでドラゴンの6069番の品の案内情報を探し、そのページにあった組み立てガイドの画像を参照しながら組み立てました。
 上図は貨車の本体部分のパーツ類です。

 

 組み上がりました。平積貨車の本体部分はこれで形になったので、あとは各所の細かい部品を取り付けるだけとなりました。

 

 次は台車の組み立てでした。鉄道車両のキットはこれが初めてでしたから、全てのパーツ、全ての作業工程が珍しくて面白かったのですが、台車はきちんと作らないと車輪がレールにはまらないかもしれない、との不安が無くもなかったので、緊張しつつ組み立ててゆきました。

 

 ドンドン組んでゆきました。

 

 ブレーキシューのパーツの組み立てが最も細かくて手間取りました。車輪にピッタリくっつける状態にするとブレーキの制動状態でつまりは貨車が停止する姿になります。僅かに離すと車輪が回りますので、鉄道工場内のレールの上を走らせることも出来ます。
 とりあえず、ブレーキは解除状態にしますので、車輪との間に僅かな隙間を持たせて接着することにしました。

 

 車輪を組み立てました。フェニックスモデルの工場キットの線路にピッタリと合いましたので安堵しました。海外キットの鉄道関係のキットにはヨーロッパゲージ、ロシアゲージ、など幾つかの軌道幅つまり軌間があるそうで、プラモデルで作った線路の幅と車輌の車輪の幅が合わなくて困った、という話を聞いたことがあります。

 

 ちなみにフェニックスモデルの工場キットの線路はヨーロッパゲージ、つまり標準軌と呼ばれる1435ミリのゲージを再現しており、今回の貨車もドイツ軍の軍用貨車なので、ゲージは同じ標準軌でした。

 

 台車と車輪のパーツを組み合わせました。歪みや狂いが許されないので、慎重に手順を確認しつつ組み付けてゆきました。

 

 組み上がりました。ブレーキは解除状態にしましたので、車輪はコロコロと回り、線路の上をスーッと走りました。これを2個作りました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その8  八橋小道の栃の木橋と桜橋

2021年09月08日 | ゆるキャン△

 接岨峡大吊橋を渡って、八橋小道ラブロマンスロードの入口に着きました。上図の標識は左へ行くように促してきますが、実際には八橋の最初の橋「欅橋」だけは右に行かないと渡れません。そして私は、志摩リン&土岐綾乃が行かなかった「欅橋」にも行く積りでした。

 

 しかし、右に行く道は通行止めとなっていました。つまり、「欅橋」へは行けなかったのでした。上図のように、奥に「欅橋」の一部が見えるのを認めただけで終わりました。
 その「欅橋」は八橋において二番目に長い37メートル、高さ19メートルの吊橋で、吊床版橋(つりしょうばんきょう)と呼ばれるタイプです。吊床版橋とは、橋台間に張り渡した多数のPC鋼材を薄いコンクリート部材で巻き立てて床版とした形式の吊橋です。 

 後で千頭駅前に戻った際に奥大井観光案内所で問い合わせたところ、昨年から「欅橋」の向こうの遊歩道が通行止めとなっており、その範囲を「欅橋」の前にも広げている、との事でした。「欅橋」にも支障が生じたのですか、と問い返したところ、橋そのものは問題ないのですが・・・、と申し訳なさそうに頭を下げてくるのでした。

 要するに遊歩道に何らかの危険が生じたのでしょう。昨年からそのままにしているのは、修繕整備の予算もなかなか出ないからでしょうか。昨今のコロナ禍下においては仕方のない成り行きでしょう。

 

 かくして、右折ルートが幻と消えましたので、標識が示す左折のルートに入りました。

 

 歩き始めて2分ぐらいで、最初の橋が見えてきました。原作コミック第10巻120ページ5コマ目のアングルです。土岐綾乃が「ミニ吊り橋だね」と言っていますが、長さ22メートルは八橋のなかでは6番目で、確かに「ミニ」ではあります。これも吊床版橋のタイプです。高さは約10メートルです。

 

 入口の欄柱に貼られた「栃の木橋」の銘板です。原作コミック第10巻120ページ4コマ目のアングルです。作中ではこれを「一の橋」としていますが、要するに作者のあfろ氏も現地に来た時に「欅橋」へは通行止めによって行けなかったのでしょう。

 

 なので、原作コミックにおいては「欅橋」の存在をうかがわせる描写が一切ありません。土岐綾乃が橋を七つしか渡っていないことに気付いているものの、それ以上の追求には踏み込んでいません。
 それで、「一の橋」は上図の「栃の木橋」となっているわけでしょう。

 

 「栃の木橋」を渡っている途中で後ろを振り返ると、接岨峡大吊橋が見えました。

 

 「栃の木橋」を渡った後はしばらく下り坂となりました。

 

 かなり長い山道です。八つの橋はこの山裾の道の途中にポツンポツンと架かっているわけです。夏場はハチやマムシが出る確率も高いそうで、私も少し緊張しつつ、周囲に視線を配りながら、時には慎重に進みました。

 

 登り坂になってしばらく進むと、「二の橋」の「桜橋」が見えてきました。

 

 原作コミック第10巻121ページ1コマ目のアングルです。

 

 「桜橋」は長さ23メートル、高さ10メートル、一見するとアーチ橋の一種のようですが、橋の下を覗きこんでみるとアーチ下にワイヤーが張られていました。こんな構造は初めて見ましたが、ワイヤーを張って橋を支えている構造である以上、これも吊橋であるのかもしれません。

 

 原作コミック第10巻121ページ2コマ目のアングルです。志摩リンと土岐綾乃が渡った時は足場が濡れて滑りやすかったようですが、私の時は晴れ時々曇りで、しばらく雨も降っていなかったようなので、足場はまったく濡れていませんでした。

 

 渡ってから振り返ったところです。橋の下に張られたワイヤーに気付かない限り、普通の歩道橋とあまり変わらないタイプの橋に見えてしまいます。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その7  接岨峡大吊橋

2021年09月07日 | ゆるキャン△

 生い茂る夏の樹葉に隠れてよく見えない標識です。原作コミック第10巻117ページ3コマ目に出ている「八橋小道ラブロマンスロード」の標識そのままですが、作中では下段の「接岨峡大吊橋方面(徒歩5分)」が省かれています。おかげで実際の散策コースが分かりにくくなってしまっています。

 

 標識付近からは、上図のように県道388号線の高堤ごしに接岨峡大吊橋の主塔の上半分ほどが見えます。原作コミック第10巻117ページ2コマ目のアングルです。

 

 とりあえず標識にしたがって県道388号線の下をくぐると、左手に上図のような広い区画が見えました。原作コミック第10巻118ページ1コマ目のアングルです。大井川の段丘川原の上段部分にあたるようですが、志摩リンが「すごいキャンプしやすそうな芝生だ」と言っています。

 

 確かにキャンプ場としても使えそうな広い芝生ですね・・・。多目的グランドにも使えそうな広さですが、芝生であるという以外、さしたる用途もないまま、川原域に含まれているようです。マップで見ると「親水公園」または「清流公園」となっていました。

 

 下の川原の道に行きました。原作コミック第10巻118ページ2コマ目で二人が歩いていた道です。ほぼ同じアングルで接岨峡大吊橋の全容が見えます。

 

 土岐綾乃「これはだいぶでっかいねー」
 志摩リン「でけー」
 浜松弁と甲州弁での会話がそのまんまですね。

 

 確かに大きくて立派な橋です。これが車道用ではなくて歩行者専用であるというのが驚きです。しかも付近住民の生活インフラとしての吊橋でなく、八橋小道ウォーキングコースという遊歩道用の観光吊橋である、というのには驚かされました。こんな吊橋に莫大な費用をかけてるのか、と少し呆れる思いがしました。

 

 接岨峡大吊橋の入口横に立つ案内板です。八橋小道ウォーキングマップとなっており、コース全長が約2キロの散策路のうち、大井川の東岸に沿う山道に合計8つの橋が架かっています。これらの総称が八橋小道であり、約一時間の自然散策路として観光の名所になっているようです。ラブロマンスロードと名付けるぐらいですから、メインターゲットは恋人や若いカップルや夫婦であるのでしょう。
 志摩リンと土岐綾乃はこのコースを歩いたのであり、それを同じようにたどるのが、今回の聖地巡礼の目的の一つでした。

 

 マップを見ていて、八橋の一番目の橋が「欅橋」であるのを知った時、妙な違和感を覚えました。すぐに原作コミック第10巻を取り出して開きました。その120ページ4コマ目では「一の橋」として「栃の木橋」が描かれています。しかし、マップ上では「栃の木橋」は二番目の橋となっています。

 なるほど、そういうことか、と悟りました。126ページ1コマ目で志摩リンが「八つも渡ると・・・」と言ったのに対して土岐綾乃が「七つしか渡ってなくない?」と返しています。これは綾乃が正しくて、二人は八橋のうちの七橋しか渡っていなかったのでした。
 つまり、本当の「一の橋」である「欅橋」へは二人は行っていなかったのです。なぜそうなったのかは、実際に行ってみてすぐに判明しました。

 

 さて、接岨峡大吊橋を渡り始めました。銘板の正式名称はかくのごとくです。

 

 吊橋というより歩道橋といった感じで全然揺れもありませんでした。私でも普通に気楽に渡れました。

 

 橋の真ん中あたりで、一度後ろを振り返りました。全長240メートル、高さは大井川の水位によりますが、ほとんど水が無い状態で約30メートルぐらいになるそうです。

 

 下のダンプカーが小さく見えるので、高さが約30メートルぐらいというのは納得出来ましたが、不思議なことにこの吊橋では恐怖心をあまり感じませんでした。歩道橋の感覚で渡っていたからでしょうか。

 

 接岨峡大吊橋を渡りきると、上図の標識がありました。原作コミック第10巻119ページ5コマ目のアングルです。標識の字も全て同じです。

 問題は、八橋小道へ左折するような表示である点です。さきに案内マップで見た通り、八橋の「一の橋」である「欅橋」だけは、右折しないと行けないのです。が、作中ではそのまま左折したようで、志摩リンと土岐綾乃が最初に渡った橋は二番目の「栃の木橋」でした。だから二人が渡った橋は全部で七つになるわけです。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その6  長島公園へ

2021年09月06日 | ゆるキャン△

 上図の県道77号線から県道388号線に分かれる分岐を、県道388号線接岨峡方面へ右折しました。左の県道77号線は、前回バスで寸又峡温泉まで行ったルートです。上図左奥の夢の吊橋の表示が懐かしく見えました。

 

 県道388号線に入ると登り坂となり、すぐに泉大橋を渡ります。前回は井川線のアプト式列車でこの泉大橋の下をくぐりましたが、今回は志摩リンビーノで橋の上を走ったのでした。

 

 泉大橋の真ん中でビーノを停め、下の景色を見下ろしました。大井川の左岸の森の下を井川線の線路が通っているのですが、橋の上からは全然見えませんでした。

 

 かなり急な登り坂がずっと続きました。さすがに原付のビーノではきついものがあり、次第にスピードが落ちてきて水温警告灯が点いてしまい、次の瞬間にエンストしてしまいました。これはかなわんな、と思い道端に寄せて停め、数分休みました。

 

 その地点からは、井川線の鉄橋とその奥の大井川ダム湖の奥泉水力発電所が見えました。ああ、前回行ったアプトいちしろ駅横の市代吊橋が架かっているダム湖だな、と気付きました。
 あの鉄橋を渡ってすぐにアプトいちしろ駅に停まったな、そこで降りたな、そして怖い廃線跡トンネルをくぐったな、と前回の巡礼行動を鮮やかに思い出しました。つまり、現在位置がアプトいちしろ駅や長島ダムのエリアの手前にあたるわけです。

 

 再びビーノにまたがって峠を越え、分岐をなんとなく右にとって進むと、左手に長島ダム横の四季彩公園が見えてきました。奥に井川線の急こう配区間も見えました。そして上図右に、前回歩いて回ったミニ吊橋と東屋が見えました。
 つまり、何となく進んだ道は、長島ダムの上を通って長島ダム駅の前へ行く道だったのでした。

 

 さらに進んで右手に接岨湖を見下ろし、カーブの多い坂道を登り、下り、時折道端に見える落石を避けつつ慎重に走りました。10時53分、路線バス閑蔵線のバス停「湖上入口」を見つけ、その先の封鎖された旧道の脇にビーノを停めて、旧道を50メートルほど歩きました。すると前回訪れた、上図のレインボーブリッジ展望所に着きました。

 

 やっぱり素晴らしい景色ですね。この日は接岨湖の水面が下がっていて、奥大井湖上駅のある半島の下の斜面があらわれていました。10メートルぐらいは水位が下がっていたようです。

 

 見飽きない景色でした。しばらく眺めていました。

 

 それから再び県道388号線を走り、11時18分に長島公園の大駐車場に着きました。今回のビーノ巡礼の最終目的地がここでした。長島公園は、志摩リンと土岐綾乃が巡った八橋小道の起点となる公園で、原作コミック第10巻116ページ5コマ目では「接岨公園」として登場します。

 上図のビーノを停めた位置も、ちゃんと作中にならいました。原作コミック第10巻117ページ1コマ目で土岐綾乃がエイブを停めた位置でした。

 

 原作コミック第10巻117ページ1コマ目のアングルです。志摩リンが「駐車場すげー広いな」と思ったとおり、無駄なほどにだだっ広い駐車場でした。

 

 そして原作コミック第10巻117ページ5コマ目のアングルです。二人が「おおーっ」と驚いていますが、何に驚いたのかは、上図の県道388号線下のトンネルを向こうへ抜けてから分かりました。

 

 ビーノを停めた位置のすぐ横、駐車場の隅に立っていた方向標識です。枝木の繁茂で一部が見えにくくなっていますが、原作コミック第10巻117ページ3コマ目に出ている標識が、これの一番上の標識にあたります。「八橋小道ラブロマンスロード」の名称も同じでした。  (続く)

 

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戦車工場、作ります!! その8

2021年09月05日 | ガルパン模型制作記

 2021年2月から建設中の戦車工場、コロナ禍下にて作業中断・・・ではなく、上図のフェニックスモデルの鉄道工場キットはとりあえず上図の状態にて建物本体は完成しています。あとは内装ですが、その基本計画が二転三転しているため、内装工事は未着手のままです。
 御覧のように相当な高さをもつ建物です。奥に継続高校のタワーワゴン車が停まっていますが、タワー部分を三分の二ほど上げているにもかかわらず、虹梁材に届いていないのです。これほどの大きさをもつ建物ですが、これをA棟としておき、さらに小型の工場としてB棟を5月から建設中です。

 この戦車工場B棟は、既存キット利用によるA棟とは異なり、部品も全て自作で作って組み立てる方式で、材料の9割は100円均一ショップで調達しています。A棟が鉄筋モルタル造ふうの建物であるのに対して、B棟はレンガ建物として設計され、レンガも1つ1つ手作りで作っています。なので、レンガ部分だけで2ヵ月を要しました。
 このB棟も小型とはいえ、パンター戦車を2輌並べて収容出来る規模なので、まるまる1棟作ると収納が難しくなります。そこで1棟を半々に分割し、建物本体はプレハブ方式で解体も組み立ても自在なように設計しました。それで半分ずつを順番に作る形で建設を進めて、8月上旬に半分の建物が完成しました。

 いまは内装工事の要となるクレーン類の構築が進んでいます。このクレーン類も、全ての部品をプラ板やプラ棒などで自作して組み立てるため、相当の日数がかかっています。この記事を書いている時点でのクレーン類の進捗度は70パーセントぐらいでした。

 次回からは、この戦車工場B棟の建設状況や、鉄道工場関連の車輌などの製作記を少しずつ報告してゆきます。まだまだ多くの作業があってなかなか完成時期すら見通せない状態ですが、出来るところからレポートしてゆこうと思います。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その5  小山吊橋から接岨峡へ

2021年09月04日 | ゆるキャン△

 大井川吊橋巡りの2ヶ所目は上図の小山吊橋でした。県道77号線の小山トンネル手前で左へ折れて下っていった先にあり、左手に吊橋が見えてきたら分岐で左に曲がれば、吊橋のたもとに着きます。道が細いので車での通行は苦労するでしょうが、原付ビーノなら楽々です。

 

 こやまばし・・・・、ガルパンで言うと小山柚子か・・・。  (アホかお前は)

 

 なかなかしっかり造られた吊橋です。吊橋というより歩道橋のような雰囲気で、揺れも少ない堅牢な構造のようでした。これなら私でも安心して渡れるかな、と思いました。

 

 横風が強かったにもかかわらず、揺れがほとんど感じられませんでした。おお、これはいい、普通に行けるやん、とさほどに恐怖感も覚えずに渡りました。

 

 右手の大井川の景色です。原作コミック第10巻112ページ1コマ目のアングルです。

 

 反対側、左側の景色です。中央奥に見えるガードレールが県道77号線小山トンネル手前のそれです。あの横から左折してここまで降りてきたわけです。

 

 南詰まで渡って振り返りました。ここからの道は歩道サイズで車は通れません。車で行っても付近に停める場所がありませんから、私が行った北詰へのルートを採るのが無難でしょう。

 

 引き返して再び渡り始めました。この吊橋は全然怖くなかったので、余裕で楽しみ、左右の景色を眺め、撮ったりしました。

 

 赤い歩道橋、といった感じのガッシリした吊橋です。どこかの少しの横風でグラグラ揺れる吊橋とは全然違いました。

 

 左手の山裾の奥あたりに井川線の川根小山駅があるようです。後で立ち寄ってみましたが、途中で道路工事をやっていて通行止めになっていたため、行けませんでした。

 

 北詰に戻ってビーノに乗る直前の記念の自撮り。このとおり、土岐綾乃仕様のヘルメット&ゴーグルにて超ご機嫌なホシノです。

 実は、「カーケア中原」でのレンタル手続きの際に、2種類ある「ゆるキャン」ヘルメットのうちの志摩リンタイプを渡されて、小山吊橋まではそれを被って乗ってきたのですが、小休憩の際に荷物を少しビーノのメットインホルダーに入れようとしてシートを開けたら、中に土岐綾乃タイプのヘルメット&ゴーグルが入っていたのでした。
 たぶん本来はエイブのほうに付けるべき品なのでしょうが、収納ケースが無いためにビーノのほうに入れてあったのでしょう。

 ですが、土岐綾乃推しとしてはまったくのツボです。試しに付けてみましたが、やっぱりテンションが上がります。よしこれからしばらくこれで行こう、と走りだしました。

 

 小山トンネル手前の分岐まで戻った時点で、下の景色を振り返って小山吊橋にサヨナラしました。

 

 小山トンネルを抜け、奥泉地区の集落を走り抜けて少し進むと、上図の県道388号線との分岐が見えてきました。77号線をそのまま進めば前回訪れた寸又峡へ行きますが、今回は接岨峡方面に行きますから、県道388号線へ右折することになります。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その4  ただの電柱から小山吊橋へ

2021年09月03日 | ゆるキャン△

 両国吊橋から県道77号線に戻り、大井川を左に見ながら北上しました。

 

 やがて上図の既視感のある分岐にさしかかりました。原作コミック第10巻109ページ4コマ目のアングルです。土岐綾乃が次の吊橋を見つけたということで、その方向へ行くべく、分岐の左へ降りてゆきます。当然私もビーノを左に向けました。

 

 道なりに進んでゆくと、左手に上図の「ただの電柱」が見えてきました。遠くから見ると吊橋の支柱に見えるため、土岐綾乃が吊橋だと思いこんだアレです。時計を見ると10時11分、公園のような広場があったので、そこに入りました。

 

 この公園広場からの図が、原作コミック第10巻109ページ6コマ目のアングルです。

 

 本当に、ただの電柱ですな・・・。

 

 「ただの電柱」から県道77号線に戻り、長い登り坂を進んでゆくと、小山トンネル前の、道の両側に大井川の蛇行部分が迫っている場所に着きました。なにか妙な既視感を覚えたので、小山トンネル前にビーノを停め、降りて周囲を見回したところ、トンネルから南を見た景色がそのまま土岐綾乃のイラストの景色であることに気付きました。

 

 ああ、ここですか。原作コミック第10巻110ページの第57話の扉絵の場所。

 

 かなり交通量があるうえに、カーブの連続する地点ですので注意しましょう。左右をよく見て安全を確認しながら路側帯を移動し、小山トンネル前に停めてあったビーノに戻りました。

 上図で小山トンネルの左に行く下り坂がありますが、地図でみるとそれが左下の小山地区への連絡路で、井川線の川根小山駅へも通じています。

 

 次の目的地は小山吊橋なので、たぶんこの左の下り坂へ進めば良いのかな、と考えました。

 

 考えつつ、ふと大井川のほうを見下ろすと、吊橋が架かっているのが見えました。

 

 あ、あれじゃないかな、小山吊橋・・・。

 

 すぐにビーノに乗って左の下り坂へ進み、かなり下って吊橋が大きく見えてきたところで分岐を左に進み、車では入れなさそうな細い道を降りて行くと、上図の吊橋のたもとに着きました。原作コミック第10巻111ページ4コマ目のアングルです。

 

 時刻は10時39分でした。今回はとにかく細い道が少なくなかったので、小回りのきく原付ビーノは本当に便利でした。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く21 その3  両国吊橋

2021年09月02日 | ゆるキャン△

 千頭駅前の「カーケア中原」にて志摩リンビーノをレンタルして9時42分に出発、その2分後には上図の県道77号線の両国橋に着きました。道の左下に大井川鉄道井川線の川根両国駅に隣接する両国車両区および保線区が見えました。原付バイクの良い所は、こういった気になる景色の場所にすぐに停められることです。

 このとき、両国車両区には4輌の車輌が見えました。上図左端のツートンカラーの小さな機関車は、かつて井川線にて列車を牽引していた初代ディーゼル機関車のDB1形、その右の赤い客車がスロフ300形です。その右と機関車庫の右に車台だけの2輌が見えますが、形式や車番は分かりませんでした。

 

 両国橋から左手に、両国吊橋が見えました。志摩リンと土岐綾乃が大井川吊橋巡りで最初に行ったところです。原作コミック第10巻107ページ1コマ目で、志摩リンと土岐綾乃が両国橋から両国吊橋を見ながら渡っていますが、私は両国橋の上でいったんビーノを停めて上図の景色を眺めました。

 

 県道77号線両国橋を北へ渡ってすぐ左に、両国吊橋前の公園および駐車場へ降りる道がありました。そこへ曲がって降りてゆくと、吊橋の手前の公園があり、左へ曲がれば駐車場、そして吊橋の下の大井川川原へ出られます。
 上図は原作コミック第10巻107ページ2コマ目のアングルです。

 

 着いたのは9時46分でした。大井川に南北に懸かる吊橋の北側ですので、午前中は逆光になりますね・・・。帰りにまた立ち寄ってみましょかね・・・。

 

 さて、この日は吊橋巡りという、高所恐怖症の身にとっては全然ゆるくない、有り難くない聖地巡礼ミッションとなりました。ですが、前回の塩郷吊橋の往復でやや耐性もついてきたように思うので、なんとか頑張ってみることにしました。

 

 あれ、ここは割とガッシリしてて左右の索線も高く張られていますね。これならなんとか渡れそうです。長さは145メートルですが、深く考えると怖くなってくるので、何も考えないで無心の境地を心がけました。

 

 渡り始めて、左右の大井川を見下ろしました。高さは8メートルですが、私の感覚ではもっとありそうに思えました。足が少し震えてきましたが、構わずに歩を進めました。

 

 中ほどまできて、一度後ろを振り返りました。

 

 井川線の上にやってきました。両国車輌区の様子を見下ろしつつ、吊橋の南端まで行き、すぐに折り返しました。

 

 引き返しつつ、右手の両国橋を見ました。

 

 持参していた原作コミック第10巻を添えて両国吊橋を撮りました。

 

 往復での渡りをなんとか遂げた後、ビーノで吊橋下の大井川川原に行きました。

 

 原作コミック第11巻70ページ5コマ目の、土岐綾乃の自撮り画像のアングルです。この川原沿いの堤防道は両国吊橋の下あたりだけですので、バイクでどこかへ走れるわけではありませんが、作中では土岐綾乃と志摩リンがこの道を走って両国吊橋の下をくぐったような雰囲気にて描かれています。  (続く)

 

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ミニアートのⅣ号戦車H型のフルインテリアキットをいただきました

2021年09月01日 | ガルパン模型制作記

 去る8月10日の退勤後の帰路にて突然に尿路結石を発症、最寄りの医者に駆け込みましたが、それからの三日ほどは、文字通りの七転八倒でした。薬を飲んで、結石が自然に排出されるまで痛みに耐え続ける、という流れになりましたが、それが如何に辛いものであるかは、経験者の方ならお分かりいただけるでしょう。

 多くの経験者が「死ぬかと思ったぐらいの痛さ」と話す通り、人生で経験する最大級の痛みにずっとつきまとわれました。普通に立つことも歩くこともかなわず、左脇腹の突き刺すような痛みとギリギリと内蔵を締め付けるような圧迫感からの疝痛との二重苦に苛まれて食べることも寝ることも叶わず、横になって脂汗をかきつつ必死で激痛に耐えるのみでした。13日までの四日間で、体重が一気に2キロ近くも減りました。

 それで8月12日の模型サークルの定期会合は結石ならぬ欠席したのでしたが、事情を知った仲間たちがお見舞いにきてくれたのは、痛みが薬によって抑制されつつあった15日の事でした。みんな会社が盆休みに入ったからだったのでしょう。

 そのT氏、I氏、モケジョのエリさん、ミカさん、マユコさんより、お見舞いの品として上図のプラモデルをいただきました。ミニアートのⅣ号戦車H型のフルインテリアキットでした。9000円近くする高額キットですが、5人でお金を出し合って買ったのだそうです。有り難いことでした。

 ですが、Ⅳ号戦車H型というのは、ガルパンのあんこうチーム車輌の現行形態でもあります。たぶん、これで最終章仕様を作ってみては、というメッセージも込められているのでしょう。

 最近にタミヤよりⅣ号戦車のF型とG型が続けてリリースされた際に、サークル内でも「このタミヤの二つの新キットでガルパンのあんこうチーム車輌の第一形態(D型)と第二形態(F2型)が作れるな」と話題になったことがあり、その際に私が「それなら次のH型はボーダーモデルかミニアートの新製品でチャレンジしてみると面白いかもな」と話したことがありました。
 その時にエリさんに「星野さんが仮にチャレンジされるなら、ボーダーモデル、ミニアート、どっちを選びますか?」と訊かれ、少し迷った挙句「・・・ミニアートかなあ」と答えたことがありました。

 なので、今回のお見舞い品のキットは、間違いなくエリさんの発案だな、と思いました。

 

 まだまだ結石の痛みがジリジリと続いていましたが、我慢して開けてみました。箱が大きいので中身がギッシリなのだろうと予想しましたが、その通りでした。

 

 ランナーの数が半端無いですね。さすがにフルインテリアキットだけのことはあります。前にT氏にライフィールドモデルのⅢ号戦車J型のフルインテリアキットをいただきましたが、それとあまり変わらないボリュームです。

 

 組み立てガイドは冊子タイプでした。それもかなりの厚みがありますので、開いてみたら、制作の工程はなんと142ステップもありました。もともとミニアートのキットはパーツが細分化される傾向があり、それだけ作業量も多くなるわけです。フルインテリアキットであればなおさらです。

 いやー、本当に凄いキットをいただきました。機会をみて、出来ればガルパン車輌に仕上げてみようと思いますが、そのまま組むのは何か物足りない気がします。何かテーマを設定するとか、あるいは実験的に新しい何らかの試みに取り組んでみるとか、そういった方向で、この素晴らしいキットを最大限に活かしたいな、と思います。

 

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