周知のごとく、7月上旬にガルパン最終章第4話の本予告第1弾が公表されました。第3話の対継続高校戦の続きから始まりますが、第1弾ですから第2弾もあるでしょうし、重要な場面の予告は第2弾のほうでなされる可能性が考えられます。
第1弾の各シーンは、ざっと見て試合中の各場面を並べたという感じで、大洗女子学園チーム側は複数の車輌が一緒に行動している場面が多いです。例えば上図のシーンでは、撃破されたⅣ号戦車と孤立した三式中戦車チヌ、マークⅣ以外の6輌が共に進撃中です。
ここで気になるのは、はるか後方に3輌の車影が見えることです。あんこうチームが脱落した時点で大洗女子学園の兵力は8輌となり、上図の6輌以外には三式中戦車チヌ、マークⅣの2輌しかいません。なので3輌並んで見える車影は、継続高校チームのそれである可能性が考えられます。
もしそうならば、上図は接触直前なのか、それとも離脱場面なのか、いずれかになるでしょうが、フラッグ車の三式中戦車チヌの姿が見えないのが気がかりです。
上図のシーンでは大洗女子学園チーム側の4輌が見えます。先のシーンでは見えなかったマークⅣがいますが、ヘッツァー、Ⅲ号突撃砲、B1bisの姿が見えません。撃破されたのか、別行動をとっているのかは、上図のシーンからは判断し難いです。
ですが、八九式中戦車とポルシェティーガーの位置が先のシーンと殆ど変っていないので、この場面は相手との接触および競り合いの後に再集結したというのでもなさそうな気がします。何よりもマークⅣが中央寄りに居て、先頭にM3中戦車リーが占位しているのが、何らかの意図を匂わせます。そして依然としてフラッグ車の三式中戦車チヌの姿が見えませんので、この時点でもフラッグ車は孤立したままなのかもしれませんが、わざと隠密に行動している可能性も否定出来ません。
このシーンは、B1bisが相手の2輌と接触した時点のものでしょうか。このときのB1bisが単独なのか、それとも陣形の一角を占めているのかは分かりませんが、相手の2輌はT-26軽戦車ですから、直後に砲撃戦になることでしょう。
以前の記事で述べたように、Ⅳ号戦車が失われて後の大洗女子学園チームにおいては、B1bisの重要性が車長の園みどり子の存在とともに高まってくるだろう、と思います。2キロの距離でヨウコ車の存在を察知した冷泉麻子に劣らぬ高視力を誇る園みどり子が、その特技を生かして相当量の情報を味方にもたらし、かなりの貢献をなすだろう、と予想しているからです。
なかなか姿が見えなかった、フラッグ車の三式中戦車チヌは、御覧のようにヨウコの一撃を右フェンダー前端に受けています。その衝撃でバランスを崩したのか、左方向へ斜面上を横転して転がり落ちていきます。
この場面は、おそらく第3話のラストシーンの直後ではないかと思われます。三式中戦車チヌが単独であるようなのと、ヨウコが依然として射程内に捉え得る状態であったからです。しかし、ヨウコの悪魔的な狙撃は、このときは左にブレていてかすり傷にとどまったようです。
その後の三式中戦車チヌはどうなったのでしょうか。斜面上を横転して転がり落ちていったため、一時的にヨウコの視界からも消えてしまい、その後しばらくは継続高校チームはその所在を見失ったのかもしれません。
ただ、猫田舞以下は無線で僚車と連絡が取れるため、何らかの形で皆と合流を果たしたようで、以前の予告版では合流後の姿が見られます。
個人的には、三式中戦車チヌのアリクイさんチーム3人は、第4話で初めて筋トレの成果を発揮して何らかの活躍を見せてくれるのではないか、と予想しています。フラッグ車なのでどうしても狙われますし、接敵後は常に追われますから、何らかの形で逆境を跳ね返すような動きに、一時的であれ、出てくるかもしれない、と思います。
例えば、素早い装填と射撃で相手を撃破するとか、その相手がフラッグ車のBT-42だったりとか・・・。
ま、これも妄想に終始して予想は思いっきり外れるのでしょうな・・・。 (続く)