先日ポケットブックが手に入らないという話をしていたら、
http://blog.goo.ne.jp/geo1024/e/a88e5283c0169ceda9b3d66e86236550
上司が『じゃあおれのをあげるよ、古いけど現地の見方や地すべりの主犯である地下水排除なんかの基本は変わらないよ』と言って
『現場技術者のための砂防・地すべり防止工事・急傾斜地崩壊防止ポケットブック 昭和58年版』
たしかにポケットサイズです。でも、この時代はパソコンをマイコンと呼んでいた(っけ?)時代で、ワープロでなく『タイプライター』でした。
その意味でちょっと不安なのは、斜面安定解析で3次元の説明がないこと、GPS測量の説明がないことです。そのころCADなんてのももちろんなかったので、地図はデータという感覚ではなく「絵図の延長 ‥
ジアゾの香りなんて言い出すと”世代だねえ”なんて。」
時は移り、本来(特に現場の)情報は自分の五感で稼ぐものというコンセプトが色あせ、ネットからコピペするものという頭の運動不足のおこりやすい状態になってしまいました。
もう、現場服のポケットに入る教科書はでないのでしょうか。