防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

機械系資格のコーナーになりますぅ

2010年04月29日 | 資格に関すること
いまは1級土木施工管理技士を目指していますが、うまくいけば来年には技術士補に挑戦したい。でも技術士補試験はとても広い知識が要求されるので、いまから勉強を始めないと30代のうちに間に合わないと思ったので、参考書を買いに行きました。

土木施工管理技士の問題集の近くにあるだろうとおもっていたら、ない、、ないなあ、、、店員さんに尋ねたら、「技術士関連でしたら電気・機械系の資格のコーナーになりますぅ」とのこと。ずいぶんと離れた場所に、技能士の資格と並んでいたのでした。

確かに技術士にも機械部門や電気・電子部門がありますが、かなりマイナーなため、いまのところ私はお会いしたことがありません。技術士で最もメジャーな部門は建設部門なのですが、いわゆる”手に職を持つ””ものづくり”を直接的にイメージされた結果このような分類になったのでしょう(ちなみに、書店はジュンク堂書店新宿店)。

資格をとろうぜ

2010年04月13日 | 資格に関すること
昨日社内で、個人々々の今年度の目標についてざっくばらんに話し合いました。まず、会社全体としてどんな技術を開発するか、どんな仕事をととってこようかといった話から始まって、誰がどの学会でどんな論文うを執筆するか、、論文を書くなら仕事の出ないGWぐらいまでだぞ、、といったことなど、、

そして、資格をもっと果敢にとっていこうということになりました。技術士、技術士補、地質調査技士、一級土木施工管理技士、、、第二土曜日を中心に、模擬(創作)経験論文、実地試験論文を書いてこようと、、、

、、っとその前に、現場経験を増やす事がもっとも勉強になるだろうということになって、来週早速一般廃棄物処分場の地質調査社内巡検を行うことになりました。これだと、さきに書いた資格のもろもろが一気に勉強できるというわけです。頭で覚えたことすぐ忘れる(かく言うわたしも、いま地すべり防止工事士の問題をスムーズに解けるがどうか)ので、興味を持って高ぶった心と体で覚えたことは忘れませんからね。

それと、論文ですが、二重山稜の発達する山地の崩壊変遷と地形変化予測といったテーマでいこうと思ってます。最もベーシックな空中写真判読と地表・地質踏査だけではありますが、この実力が直接試されるような資格ってないでしょうかねえ。あれば、みんなPCの前に座らず、現場思考になるかも!?

時々わすれそうな日本語

2010年04月07日 | 資格に関すること
軟弱地盤の対策工法に横文字が多いこと、、、1級土木施行管理技士の問題

・サンドドレーン工法(砂柱、砂杭)
 透水性の小さい粘土質地盤に砂杭による排水路を設置し、水平方向への排水距離を短縮させ(軟弱地盤の間隙比・隙間を減少させ)圧密を促進させ、強度を増加させる

・ペーパードレーン工法
  ペーパードレーンによる土質安定処理は、シルト・粘土などのような弱い土粒子・大きな間隙があり、間隙水で飽和しやすい地盤に使う。穴空きの軟弱地盤に打ち込む。施工が容易で地盤の乱れも少ない。

・バイブロフローテーション工法
 振動噴射機をつかって砂質(粘土質ではなく)地盤、振動と注水の効果によって地盤を締め固める

・サンドコンパクションパイル(SCP)工法
 直径40cほどの鋼菅(ケーシング)を頭部につけたハンマーの打撃によって、地中に貫入させ、所定の深さに達したら、ケーシング内に砂を補給する。軟弱な地盤に施工する場合、地盤の乱れや騒音・振動が発生する恐れがある。

軟弱地盤対策

2010年03月27日 | 資格に関すること
日本の資産・人口は殆ど沖積層(軟弱地盤)に住んでいるわけですから、試験にも良く出るようですね。

・表層排水処理工法
 深さ100cm、幅50cm程度の溝を掘削し、表層の地下水を低下させることで含水比を低下させ、地耐力を向上させる。

・サンドマット工法
 単独で用いられることは少なく、深層軟弱地盤対策工の施工時のトタフカビリティ(走行性)の確保と地下水の排水目的で施工されることが多い。厚さは0.3~1.2m程度とし、透水性の高い砂を用いる。

・敷設工法
 鋼板や化学ネットや化学シートを表層軟弱層に敷設し、トラフカビリティを確保する

・安定処理工法
 セメント安定処理工法と石灰処理工法がある。砂系軟弱地盤にはセメント、粘土系軟弱地盤には石灰系

ニューマチックケーソン

2010年03月23日 | 資格に関すること
これも私があまり関わることがないので、今日はメモっときます。

・一般に比較的根入れが浅い時期には、急激な沈下を生じたりするので、リフト長を短くしたり作業室内にサンドル等を設けて沈下を調整する。

・刃口下端面より下方は掘り起こさないのが原則であるが、沈設が困難な場合はには、高気圧作業安全衛生規則に基づき0.5mまで掘り下げて沈設する

・周辺地盤との密着性確保のために、沈設完了後、地盤とケーソン壁面間の空隙に地盤と同等以上の強度を有するセメントペーストやセメントベントナイト等の充填材を注入するコンタクトグラウトを行う

・地盤とケーソン壁面間の摩擦抵抗を低減する一般的な方法は、ケーソン刃口部にフリクションカットを設け、地盤にもよるが一般に50㎜程度である。

掘削勾配

2010年03月22日 | 資格に関すること
地山を手掘りにより掘削する場合、労働安全衛生規則では次のようになっています。

・明り掘削の作業における掘削面の勾配の基準について、「岩盤または固い粘土からなる地山以外の地山においては、掘削面の高さが5m以上の場合は60°以下とする。同様に砂からなる地山の場合、勾配を35°以下、高さ5m未満、岩盤または固い粘土からなる地山は5m、90度以下、発破等により崩壊しやすい状態になっている地山は45度、2m以下、、

さて、地表・地質踏査はというと、、、、、、、、、、、、

公示地価99%で下落

2010年03月18日 | 資格に関すること
公示地価は2年連続下落、大都市圏がマイナス主導
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000110-reu-bus_all
国土交通省が18日に発表した2010年1月1日時点の公示地価は、全国平均(全用途)で前年比マイナス4.6%と2年連続で下落、マイナス幅は09年の3.5%から拡大した。
 景気悪化による個人所得の下落や失業の増加、企業収益の低迷によるオフィス空室率の上昇による賃料の下落や不動産市場の縮小が続いている。国交省では06─08年に大都市圏の商業地需要をけん引してきた投資ファンド資金が減少したことも響いたとみる。全国で調査した地点の99.6%で公示地価は下落し上昇したのは1970年の調査開始以来初の1ケタとなった。地価の下落幅は昨年上期よりも下期に縮小しているが、下げ止まったとは判断できない状況としている。
 前年に引き続き地方圏よりも3大都市圏の下げ幅が大きいのが特徴で地方マイナス4.2%に対して3大都市圏は5.0%減だった。3大都市圏のうち名古屋圏がマイナス3.3%であったのに対して、東京圏がマイナス5.4%、大阪圏がマイナス5.3%と下落幅が大きい。07年と08年は3大都市圏の地価上昇が全国平均の地価を引き上げたが、反動で都市圏主導で地価下落が続いている。

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こういうのも宅建で問われるのですよねえ。一方防災で必ずネックになるのが、危険な土地の資産価値です。価値観の転換と値段の動向はあまり関係ないかもしれませんが、、、、、、

下水道工事

2010年03月15日 | 資格に関すること

家の前で下水道工事がまっさかりです。1級土木施工管理技士の参考書を、ほんとになにげなくパッと開いたところで、薬液注入の解説が目にとまりました。メモっとこ。

・単管ロッド注入方式 … 最近はあまり用いられないとありました
・二重管ダブルパッカー注入方式
 緩結型薬液による均質な浸透注入を目指した方式。1次注入としてセメントベントナイト(CB)液を用いて、粗結により浸透注入に適した地盤の均一化を図った後、2次注入として緩結型薬液を1ショット方式で注入sする。重要構造物の直下や近接箇所に適している。

・二重管ダストレーナ方式(単相式)
 二重管ロッド工法。緩い砂や粘性土層に適するが、よく締まった砂層には不向き

・二重管ダストレーナ方式(複相式)
 二重管ロッド周辺を瞬結型薬液でシールした後浸透性薬液を注入する。よくしまった砂層では不均質な場合もあるが、ダブルパッカーについで注入効果が高い

わかりやすいサイトがありました。 http://www.nissobo.co.jp/tecno-sleeve.htm


ヒービングとボイリング

2010年03月14日 | 資格に関すること

1級土木施工管理技士、地質調査技士、技術士(建設環境)に共通している項目のひとつです。

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ヒービングに気付かず掘削を進めると(粘性土地盤に多い)掘削底面に亀裂が発生し、ボイリングを生じて地盤が破壊する。このため、ヒービングを生じる危険性のある現場では、沈下版や中間杭に標点を設置し、掘削底の隆起現象を観測するとともに、観測井を設置し、被圧水頭の測定を行うことが重要で、止水工法や地下水低下工法がある。

技術士を目指して 建設環境より


責務 - 建設副産物

2010年03月07日 | 資格に関すること
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律では、建設資材廃棄物の排出抑制のため、建設業を営む者の責務として、以下のような規定があります。

①建築物等の設計及びこれに用いる建設資材を選択、建設工事の施工方法等を工夫することにより、建設資材の廃棄物の発生を抑制するとともに、分別解体及び再資源化に要する費用も低減する

②建設資材廃棄物の再資源化による得られた建設資材を使用するように努めなければならない。

とあります。責務という言葉は重い言葉なので、「規定」というより心構えとしての「基底」としてとらえた方がいいかもしれません。

安定勾配-

2010年03月04日 | 資格に関すること

1級土木施工管理技士の問題で、標準法面勾配を適用できないことがある地盤条件をふたつ記述せよとありました。その条件として解答欄に示されていたのが

①地すべり地 ②崩壊土砂 ③砂質土など侵食に弱い ④蛇紋岩など、、、、、、、、

といくつも書いてありましたが、湧水や割れ目もダメなんだし、”標準的”な斜面ってなんだろうと思います。ちなみに、太田さんの過去のメルマガにこんな記述がありました。

法面は人間がつくった急勾配斜面です。決して「安定」勾配ではありません。人
間が急につくった代償として、何か崩れにくくするものを加える行為をする必要
があります。丸腰は、やりっ放し、造りっぱなしなので、せっかくのインフラが
長持ちしません。鉄筋をただ差し込むでも良し。排水パイプを打込むでも良し。
必要な安全性向上の程度とコストとを考えて、「何でも良いですから」代償行為
をすることを普及させましょう。


工程管理

2010年02月26日 | 資格に関すること
1級土木施行管理技士では、工程管理に関する問題が出ます。それはP(計画)、D(実施)、C(検討)、A(処置:工程修正)で、ISOでも良く耳にします。そして、工程表ですが、問題集をみるまで恥ずかしながらこんなに種類があるとは知りませんでした。私がよく目にするのは、「バーチャート工程表」で、参考書には「漫然とした作業間の関連は把握できるが、工期に対する作業は不明である」と述べられています。忙しくなってくると、まあ工期に間に合えばいいやとなって、まさに漫然となりがちです。

例えば空中写真を判読して、図面を書く、、累計出来高曲線工定表のS字カーブのようにいけばいいのですが、いまやっているのはどう考えても3月末までには無理な工程、、、上方許容限界曲線の上限をハルカに超えて毎日徹夜の突貫工事、バナナは直線になっています。クリティカルパス、、いい響きだなあ

絵とき 土木施工 改定版

2010年02月25日 | 資格に関すること
理系の専門図書出版のオーム社による「絵とき」シリーズ。土木施工に関しては持っていはいたのですが、昨年11月に改定版が出ていたのですね。しらなかった。

http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-20784-6

これによると、

第9章 自然と共生する土木施工
第10章 土木施工における建設副産物の再利用

が追加されたようです。環境と共生する時代が本格的に訪れているのですね。