松本厳誠会

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空手に関する記事 ~○○高校 平成16年度PTA会報より~ 連載③

2007-07-26 | 空手に関わる記事
                     国道158号線沿いの広くて新しい道場

● 空手に関する記事~○○高校 平成16年度PTA会報より~連載② のつづき

▼このところ新聞やマスコミでは、日本の子どもは学力が低下したと大騒ぎをしているが、健康な身体あっての学力であると思うのだが。

   (~県陵OBのぼやき~③ につづく :つぎは、いよいよ厳誠会が誕生します)

                                          
                        ~県陵OBのぼやき~ ③    
▲私のような者は学校ではあまり活躍を期待されなくなる一方、学校を一歩外に出ると、まわりには健康を求める人や、最近その大切さに気づいた人たちが、高校生も含めて大勢集まってくる。

■私事で恐縮だが、きっかけは二十数年前に健康のためにと趣味で始めた空手である。
長いこと一人で道場に通いながら楽しんでいたのだが、今から10年ほど前近所の子ども3人に教えてくれとせがまれ、あまり気乗りはしなかったのだが、泣く子には習い覚えた空手をもってしても勝てず、仕方なく公民館で教え始めた。

◆最初のうちはめんどくさいので適当にやっていたら、意に反して人がどんどん増えてしまい、2年前には自前の空手道場まで持たなくてはならないはめになってしまった。

■今では週3日、夕刻を過ぎると国道158号線沿いの道場には、どこからともなく、子どもやオジサンおばさんたちが50人ほど集まって来る。
わっしょい、ワッショイ、エイヤーなどと大声を張り上げて、老いも若きも大汗をかきながら、まるでお祭り騒ぎだ。普通はのんびり風呂に入ったり、その日の疲れを癒すべく一杯飲りながら楽しく食卓を囲んでいる時間帯である。

◆年齢層は4歳から75歳と幅広い。
このお祭り騒ぎが終わって灯りが消えるのは夜9時を過ぎてしまうこともあるが、健康目的の中高年の人たちには、自分のペースで思い思いに大騒ぎをしてストレスを発散してもらい、好きな時間に帰ってもらっている。

■私と同年代の中年男性などは、「まあず体が疲れるもんで、うちいけえるとよく寝れていいわ。腰も痛くなくなったしな。汗かくでビールもうめえしなあ」などとビールの量が増えたのに、ビールッ腹が引っ込んだとか言って喜んでいる。

◆道場の名誉のために付け加えておくが、けっして酒飲みのためだけの道場ではない。

▼指導者が大酒飲みであることはまちがいないが、指導にはそれなりの定評があり、昨年は当道場から、全国中学生選手権、インターハイ、国体にもそれぞれ選手を送り込んでいる。

   (~県陵OBのぼやき~④ につづく :つぎは、世界の空手事情です)  
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