松本厳誠会

NPO法人日本空手松涛連盟松本厳誠会のブログです。入会は随時受け付けています。お問合せは48-4344【松澤】まで

第8回日本空手松涛連盟東海北信越大会 ~こだわりの型(古典型)~

2007-07-02 | 大会の結果
              松澤親子による常行二勢(17年12月 全国アルプス空手道大会)

◆7月1日(日)愛知県岡崎市総合体育館において、東海北信越地区から850人の選手が参加して盛大に開催されました。
当道場からは、選抜された15名の選手が出場し、2名の選手が上位に入りました。

■大久保太陽選手 組手 小学校5年生の部 2位
 松澤代表       型   一般三部        4位

◆大久保選手は、先の世界大会でチャンピオンになりましたが、東海北信越地区には強豪がひしめいていますので、そう易々とは勝たせてはもらえません。より一層の練習を積んでさらに上を目指し、技も心も成長していってほしいと期待しています。

◆松澤代表は、僅差の判定でメダルを逃しました。「常行二勢」という型を演武しました。故浅井主席師範が指導された古典型で、ジョウコウニセイといいます。この型は高度な技術を要するわりには、見た目、大変地味で、はっきり言って見せ場がありません。大会には不向きな型といえます。なぜ松澤代表がこの型にこだわるのか、それには訳があります。

◆浅井先生直伝の型
浅井主席師範が亡くなられる1年前の総本部技術講習会においての出来事です。全国の本部長の先生方に交じって、「常行二勢」の指導を受けていたときのことです。「まだ覚えてない人いますか」浅井先生が全体に声をかけられました。松澤代表は何を血迷ったか思わず「はいっ!」と、会場でただひとり挙手をしてしまったそうです。「はい、それじゃあ君、ここに来てください」浅井先生の前に呼ばれて、「はい、それでは一緒にやりましょう」。浅井先生の後ろについてマンツーマンの指導を受けました。それ以来「浅井先生直伝」ということを言いたくて、身近な人をつかまえてはうるさがられています(笑)。失礼、でもほんとです。
◆五段審査の得意型
五段審査の際、松澤代表は得意型として「常行二勢」を行いました。後で技術局長から「浅井先生が喜ぶなあ」と言われ、大変感激したそうです。
●厳誠会は「常行一勢~四勢」「浪手」に関しては、指導者クラスの黒帯5人が、どれか一つを得意型にしようという申し合わせをしました。希望にしたがって決めてみたら、まったくの偶然ですが、うまい具合に五等分出来ました。「ジョウコウなら、松本厳誠会に聞け」と言われるようになりたいものです。
コメント (1)
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