松本厳誠会

NPO法人日本空手松涛連盟松本厳誠会のブログです。入会は随時受け付けています。お問合せは48-4344【松澤】まで

国体最終予選: 昌希、成基兄弟の国体出場が決定しました

2009-07-28 | 大会の結果
 7月25日(土)26日(日) 石川県加賀市スポーツセンターで北信越国体(第33回北信越空手道選手権大会)が開催されました。
 この大会は、第64回国民体育大会空手道競技会(新潟県燕市民体育館)の最終予選も兼ねています。

●昌希と成基がやってくれました。
長野県初の兄弟同時出場とのことで、大勢の方から祝福の言葉を頂きました。ありがとうございました。


【成基選手の得意形ウンスウ】 堂々の3位入賞で北信越の代表として新潟国体の切符を獲得しました。


●兄の昌希選手はこの大会、過去3年連続3位ですので、「今年こそは」と、ねらっていたのですが・・・・・    。


個人戦では残念ながら、中量級優勝者に善戦およばず敗れてしまいましたが、団体戦の決勝は圧巻でした。
重量級の優勝者につけいる隙を与えず、見事なストレート勝ち。私も久々に興奮し体がゾクゾクしました。
監督さんも「完璧だっ!」と興奮をかくしきれない様子で、手を取って祝福してくれていました。
結果は、個人戦でも出場権をゲットし、昨年から思い描いていた兄弟出場が実現しました。

◆手抜きをしない地道な練習と、“最後まであきらめない”という意志を持ち続けることでやっと思いが叶いました。

昨年から思い描いていた、というのは実は、成基選手は昨年のインターハイ県予選の個人組手で準優勝していたので、この勢いで行けば、国体県予選はもしかしたら・・・との思いがありました。
ところが大会前夜40度近い高熱を出してしまい、当日は解熱剤を服用してなんとかやってみたものの、やはり戦える状態ではなく、途中棄権を余儀なくされてしまいました。
狙っていただけに、非常にがっかりしたようです。

★今回の結果を励みに、兄弟で切磋琢磨して、国体では一戦でも多く勝ち進んでもらいたいと思います。
松本厳誠会会員一同声援を送ります。
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昌希先輩の指導

2009-07-26 | 練習風景
●金曜日は帝京大学空手道部4年生の松澤昌希先輩が指導をしてくれました。
昌希先輩は7月25日(土)26日(日) 石川県加賀市スポーツセンターで行なわれる北信越国体(第33回北信越空手道選手権大会)に出場するために帰省しました。



■今日は組手を中心とした練習を指導してくれました。
この道場は普段から基本、形の稽古が中心なので、指導の内容は基本的なごくシンプルなものでしたが、
子供達には少し難しいようでした。
今以上に活気をつけるといった意味でも、昔のように組手の時間を増やしていく必要がありそうですね。
自由組手でケンカになって泣く生徒を久々に見たいものです(笑)



◆さすがに昌希先輩は帝京大学で稽古しているだけあり、足腰が強く、安定感があります。





★この道場の練習でも、楽しく集中してやれば必ず上達できるはずです。
生徒達の負けたくないという気持ちがどれだけ強いか、すべてはそこだと思います。
生徒が強くなってくれるのは指導者として一番の喜びです。
みんなにはぜひ昌希先輩を超えるすばらしい選手になってほしいですね。
【文責:成基】
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猛暑でも快適な道場練習

2009-07-16 | 練習風景
●道場のエアコンがフル稼働しています。
連日の猛暑に加え、今日は今年一番の暑さだったとか。そのせいでしょうか?
道場はエアコンフル稼働で快適だというのに、一番人の集まる水曜日にしては、普段の半分くらいでしょうか、道場の出席率も低調でした。

◆猛暑日こそ是非練習に来てほしいものです。
我が道場は窓を閉め切って、非常に快適です。かといって冷房を効かせすぎて汗が出ないのも困りますので、そこは空調管理の腕の見せ所。

■絶妙なエアコンのコントロールで涼しい中で大汗をかいています。
西●さんなどは「ウチにいるよりすずしくていい」と言って、40分も前から来て練習していました。
それと、先日の苦言が功を奏したのでしょうか、このところ道場生は非常に気合いが入っています。

◆実践組手の練習再開
松本厳誠会が発足して初期から中期にかけてですが、「組手の厳誠会」と言われていた時期がありました。
今以上に数多くの大会に出場していたのですが、出る試合出る試合、組手で抜群の強さを発揮し、「組手の厳誠会」の異名をとった時期がありましたが、考えてみたら、ここ数年型の練習にやや時間を取りすぎていたことに気がつきました。

そこで、今日は久しぶりに、原点に還り、我が道場のオリジナルでもある実践組手の練習をしました。
皆さん組手の楽しさが理解できたようで、一段と気合いが入りました。
特に、子供は大喜びでした。

★今後はやはり原点に還り、この実践組手を復活させたいと思います。
道場生の皆さん、練習は益々楽しくなります。暑いときこそ道場に来て涼しい中で熱くなりましょう。
楽しいですよ~。
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土曜日の練習中に「お中元」が届きました

2009-07-14 | 練習風景
◆このところ土曜日の練習は欠席者が多くがっかりします。
松本明●会の道場は、土曜日が最高の出席率だそうですが、ウチはどういうことなんでしょうかねえ。



まあ、おかげでと言いましょうか、人が少ない分、道場生の希望に添って中味の濃い練習が出来ます。

今日は、高校で英語の先生をしている●塩さんの希望で、特別メニューのストレッチを40分行いました。
「いやーあ 体が軽くなりました」と満面の笑みを浮かべていました。




■「馬梨絵」のオーナーさんいつもありがとうございます。
たくさんのバナナに子供は大喜び。
松本厳誠会を応援してくれる「馬梨絵」のオーナーの方からたくさんのバナナが届きました。水曜日に全員に配ろうかとも思ったのですが、時節柄早く食べなければということで、なんと1人7本。



◆もっと練習がしたいという生徒の希望で、少々無理して増やした練習日です。
サボりたい気持ちもわかりますが、松本明●会の生徒のように、すこーし我慢して出てきましょう。
この状態が続くようなら、土曜日の練習はやめにします。
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第10回 日本空手松涛連盟 東海北信越地区大会

2009-07-06 | 行事
●7月5日は「内閣府認証NPO法人日本空手松涛連盟 東海北信越地区大会」に審判として参加しました。
出場選手は1100人を越え、一流派の地方ブロック大会としては並外れた規模の大会です。
今回開催県の静岡をはじめ、愛知、岐阜の3県は非常に会員が多い地区です。
特に岐阜県は登録会員が3千人以上、昇級審査は千人以上、昇段審査も250人が受けるというのですから、とにかく盛んな県です。

■横道にそれますが、全世界で見ると競技人口はかつてはサッカーが一位だったのです。
それはボール1個あればたくさんの子どもが参加できるから貧乏な国でも楽しめるからです。
しかし、現在は空手が世界一になったと聞いています。
それは身体一つあれば、道具は何も要らないし、ケンカに強くなれるからです。

◆さらにそれますが、平成24年度から中学校の授業に「武道」が取り入れられますが、当初は「剣道」と「柔道」だったのです。
ところが剣道は防具が高く、昨今の不景気な時代では金銭的な負担が大きすぎる。
柔道は畳の施設が必要ですし、首から落ちて大怪我が絶えない。
そこでジャージで体育館でできて、怪我が少ない「空手」が正式に取り入れられたのです。

「空手」は怪我が多いようなイメージがありますが、我が道場ではまったく怪我が無く、傷害保険の申請をしたことは一度もありません。
松涛流空手道の創始者の「船越義珍」先生は体育の要素も取り入れて「型」を作りましたから武道だけでなくスポーツとしても合理的なのです。
身体を鍛え、心も鍛える。殴られる痛さも分かるから、ケンカもコントロールできる。
まさに「知育・体育・徳育」を鍛えることが安価でできます。

  
  【特別ゲストは松涛連盟本部の渡辺由希指導員による”雲手”の演武】

  
    【松涛連盟本部の山口、松江指導員による組手】

★大会の話しから大きくはずれてしまいました。
やはり激戦地区のブロックだけあって入賞は非常に難しいです。
我が道場は勝つことだけが目的ではないと言う方針で練習をしていますが、上位入賞した方がいいに決まってます。

問題なのは教え子たちの”勝とう!”という気迫が低いことなのです。
「勝つことだけが目的ではない」と言う方針が変に伝わって「勝たなくてもいい」ように解釈されている気がする。
松澤代表と相談して、最高の指導方法を組み立てていきましょう!

※参考までに(松澤代表が、やや苦言を呈します)
昨年までは、東海北信越大会はもちろんのこと、全国及び世界大会すら優勝、上位入賞者が必ずいました。全空連の全中大会出場も、この道場で練習していれば当たり前だ、みたいな雰囲気があり、うわさを聞きつけて、他道場から出稽古に来る人も何人もいました。
これは子供たちの中に気迫を持ったリーダーがいたからこそです。

子供たちのリーダー的存在となる、元気な中学生や、小学高学年の子が必ずいて、子供たちを引っ張っていたので、道場はワイワイの騒ぎでした。それでいて、もの凄い緊張感があり、先輩を真似て早く追いつこうという気迫が感じられました。
今、気迫が伝わってくるのは40代、50代の中高年及び女性の方々です。

道場生諸君!特に中学生諸君は、素晴らしい先輩たちを、間近に見てきているのですから、当時の先輩の姿を思い出してください。

新井事務局長がこの頁の最後に書いています。
問題なのは教え子たちの”勝とう!”という気迫が低いことなのです。
そのとおりです。
道場の指導方法、内容は今まで以上に進歩しています。
総本部道場で年4回開催される、全国指導者研修会には必ず出席しています。そして、最高の指導方法を模索しています。
ちなみに長野県の指導者の出席率は全国一だそうです。
しかし、いくら熱い思いを伝えようとしても、受け取る側にその気がなければ、何も伝わりません。

やはりリーダーが不在ではダメです。リーダーが必要です。
“俺がリーダーだ!”という気迫を持って練習しなければ、技の進歩も、心の成長もありません。ましてや、大会では練習以上のものは絶対に出ません。
★我々指導陣の情熱、熱い思いは今も昔も変わりません。
特に中学生諸君の奮起を望みます。
コメント (3)
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