松本厳誠会

NPO法人日本空手松涛連盟松本厳誠会のブログです。入会は随時受け付けています。お問合せは48-4344【松澤】まで

第12回 内閣府認証NPO法人 日本空手松涛連盟 長野県大会

2008-10-27 | 行事
●10月26日は日本空手松涛連盟長野県大会が松本県ケ丘高校で開催されました。

      

■毎年、春・秋2回開催されます。今回も150名以上の選手が参加し、盛大に行われました。
秋の大会の特徴ですが、型競技は帯別に対戦が組まれますので、入門して間もない選手も張り切ります。
 場内のあちこちで声援が飛び交っていました。メダルを手にした子どもたちは満面の笑顔です。

      

◆もっともユニークな競技は、我が日本空手松涛連盟が他流派に先駆けて、真っ先にとりいれた親子団体型の部門です。
親子3人が同じ型を演武して、得点を競います。
 中には、ばあちゃん・母ちゃん・娘さん、というような親子3代をそろえるチームもあり。ほほえましい熱戦が繰り広げられました。家庭の雰囲気が直に伝わってきます。

◆浅井哲彦主席師範直伝の古典型



もう一つの特徴は、故浅井主席師範直伝の「古典型」の部があることです。これは他の会派の大会では見ることができません。
実戦を彷彿させる動きが随所に見られ、あたかも相手を前にして戦っているかのようです。
浅井先生は、常々言われていました。「この型をやることによって、組手も強くなる」

●浅井先生の教えを守っていくためにも、この大会をますます発展させていかなくてはなりません。
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第51回松本市民体育大会 秋季空手道大会

2008-10-13 | 行事
●13日は松本市民体育大会秋季空手道大会が松本市総合体育館で行なわれました。


   

◆この所、我々指導陣は、集中力を高める工夫をしています。
やる気の無い生徒、力が入っていない生徒は、何回でもやり直し。
大きな声で返事ができない生徒には、何回でも返事をさせる。
 ほれっ!やれば出来るじゃねかあ。
 つい嬉しくなって褒めるのですが、次の練習日にはすっかり元に戻っています。

●私も家庭では一人の親ですが、子育ては時間がかかりますね。
種を蒔いて実を取るまで、長い時間と根気がいります。早く結果をと、いくらあせってみても人それぞれ個性がありますから・・・、早熟、晩熟、どちらでもよいではありませんか。

■大会の結果に一喜一憂しない。
気持ちはわかります。しかし、思い出してください。どの親御さんも、大会で勝たせるために道場に入れたわけではないでしょう。

 長く続けていれば必ず良い結果が出ます。空手道は才能ではなく、努力と時間です。長い目で見守りましょう。

 ちなみに、我が道場の先輩、帝京大学3年生の松澤昌希選手(インターハイ2年連続出場、国体3年連続出場、全日本選手権2年連続出場)は小学校6年間、賞状が一枚もありません。(頑張ってはいましたが、この市民祭も一度も入賞できませんでした)

 話が少しそれました。えーと、何でしたっけ。そうそう、毎回◆のようなことを辛抱強く繰り返しています。根気がいります。
 しかし、真剣に向き合っている大人に、子どもはたいへん素直に反応します。それが嬉しくて、いくら忙しくても指導はやめられません。
 

●最近は、気合いの小さい生徒に幾度となく声を掛けますが、気迫は声に表れます。
試合では同じ技量なら、間違いなく大きな声の出ている選手に旗が挙がります。
相手に技を出すときには、気迫に優るものはありません。

★今日の大会ですが、今回当道場は参加希望者が少なく、わずか三分の一の選手しか出場しませんでしたが、そのわりにはいつもより多くの生徒が入賞することができました。

 当道場では、結果を出すことよりも、明るく楽しく元気よくということを第一義に考えています。

●今日の試合は、日頃どれだけ道場に練習に来ることが出来たか、どれだけ明るく楽しく元気よく練習に集中できたか、ということが結果に反映していたと思います。出席日数の少ない生徒は論外です。
 
◆全員の集中力が高まり、益々空手が楽しいと思えるよう、また、道場に来ることが楽しいと思えるよう、練習を工夫していきたいと考えています。

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昇段審査

2008-10-12 | 行事
●10月11日には引き続いて香川師範による、昇段審査が行なわれました。

     

■日本空手松涛連盟の昇段審査は厳しいものがあります。ほとんどの人が3回、4回とチャレンジします。


     

◆今日は約20名が受験しましたが、合格したのは2段2人、初段1名だけでした。
残念ながら不合格の生徒には、香川師範から、次回受験までに気をつけるべき的確なアドバイスがあります。


★黒帯を取ることは空手を始めた以上、一番の目標です。
空手を習った者の、一握りの人たちしか黒帯になれないと思っている人もいるようですが、違います。
地道に稽古を続けさえすれば誰でも黒帯になれます。ただ「地道な稽古と我慢」ができないだけです。
私からすれば、なぜ途中で投げ出してしまうのか、そのことの方が不思議でなりません。
 最近はこの「我慢」ができる人が少なくなりました。

●できれば全員が黒帯取得を目指して頑張って欲しいものです。
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香川先生技術講習会

2008-10-11 | 行事
●10月10日に帝京大学空手道部師範・全日本空手道連盟ナショナルチームコーチの香川政夫先生による技術講習会が、松本県ケ丘高校格技場で行われました。 

内閣府認証特定非営利法人 日本空手松涛連盟長野県支部の各道場の生徒、松本県ケ丘、松商学園、松本深志、松本蟻ヶ崎などの高校の空手道部など約200人の上段者が集まりました。

        

■本日のメニューは型は『観空大』の指導、後半は実践的な組手の考え方。
特に観空大の解釈は目から鱗が落ちるような、繊細で的確な素晴らしい内容でした。

        

        

◆今回の特別講習会では、松本県ケ丘高校の校長先生自らが参加されました。
校長先生はかつて学連で活躍されており、昔とった杵柄を発揮されました。
やはり、学生時代に身体に覚えこませた技は年齢を重ねても染み付いているものですね。

        

★日本の最先端の技術を直接学べる幸せを改めて感じます。
当連盟からの出身者は、長野県、日本のトップレベルで活躍しています。
世界各国を訪問して、指導をしています。

私達も、本部からの素晴らしい技術を習得して、生徒達に伝えていかなければなりません。
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