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風林火山~信玄誕生~

2007年10月29日 | 今週の大河ドラマ
英傑の日本史 風林火山編
井沢 元彦
角川学芸出版

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 『風林火山』第43回「信玄誕生」のあらすじは公式サイトでご確認下さい。

 お堅い『風林火山』ですが、山本家の内を描く時はユーモアたっぷりで、これが良い息抜きになっていると思います。
 今回も冒頭からやってくれました 勘助が朝目覚めると、その顔を覗き込むリツが目の前に!どぎまぎしながら、養女となったリツと会話する勘助。
「随分早起きじゃな・・・」
「疾きこと風の如く、でございます。」
「これ、軽々しく使ってはならん!」
「どのように、でございますか?」
「もっと、こう、心を込めてじゃ!」
(ここで内野聖陽が心を込めたオープニングの朗読)
疾きこと風の如く・・・
ひゃあ!ナイスな入り方ですな これを手始めにして、リツをどう扱ってよいのか分からず、アタフタする勘助どんがいっぱい見られました。
真田夫婦が勘助どんをからかうシーンも面白かった。茂吉をリツの婿にと説得工作を始めた勘助どんにおくまが食ってかかるシーンも笑えました。それから、主人に倣い出家した勘助どんが「出家したからには女人断ちする」と宣言したのに対し、リツから「それではお酒も断ちましょうね」と軽くいなされるところもよかった まったく、リツの前ではさすがの軍師・山本勘助も形無しですな!一応、今回のテーマは「信玄誕生」なわけですが、今回は完全に「勘助どんとリツの知恵比べ」の回でありました。