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ガヴァドンなボログ

ウルトラ指人形のことやら、仮面ライダーの感想やら、大河ドラマについてやら

SW エピソードⅥ

2010年07月23日 | 映画鑑賞
スター・ウォーズ サーガレジェンズ ベーシックフィギュア チューバッカ

トミーダイレクト

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 暑いっす。いよいよ最後っす。
 ここまで付き合うと(エピソード順に6+1作品)切ないですな。親子対決でルークは親父の右手首を切り落とし、じっと我が手をみるんですよ… 「ああ因果は廻る… ダーク・スパイラルはここで断ち切らなアカン!」と思うわけですよ… ここまで見てきてよかったなと思える瞬間でした。
 ここまで付き合うと、強欲なファンは、エピソードⅦ以降を望むわけで… 願わくば生きているうちに続きが見たい。アニメでもいいですきに…

SW エピソードⅤ

2010年07月22日 | 映画鑑賞
スターウォーズ ヴィンテージ ベーシック フィギュア ルーク・スカイウォーカー

タカラトミー

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 連日の猛暑にげんなり。昨夜も汗だくだくで『スターウォーズ エピソード5』を見ました。居間のエアコンが壊れたままなのです… 
 エピソード5は言うまでもなく、惑星ホスでの雪上バトル、クラウド・シティでの父子対決と活劇満載のお話です。2晩続けて見てみると、エピソード4よりも登場する宇宙船の数も増えて、賑やかなっていることがよく分かりますね これも「エピソード4」の興行大成功の成果なんでしょうな。
 親子2代にわたって腕を切り落とされるスカイウォーカー… でも医学の進歩によって息子の方は見た目、元通り。細かい気配りですな。

SW エピソードⅣ

2010年07月21日 | 映画鑑賞
スターウォーズ ヴィンテージ ベーシック フィギュア ダース・ベイダー

タカラトミー

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 BShiのスターウォーズ特集4夜目は『エピソードⅣ』が放映されました。今や知らぬ者無しのSW第1作です。
 それこそ「昔々…」の映画ですので、先夜見た『エピソードⅢ』のような豪華絢爛な大都市も、宇宙船だらけの戦闘シーンも出てきませんが、見る者を惹きつけるスピード感は全く引けを取らないのが凄いですな でも…正直なところ…デス・スターからはもっとうじゃうじゃTIEファイターが出てきて欲しかった エピソード3までを先に見ちゃうとそういったことろは寂しく映りますな、どうしても。
 しかしながら、時系列に沿って見ると、オビ=ワンやダース・ベイダーの一言一言がすっと胸に入ってきて、作品がぐっと重みを増すから不思議なものです。

SW週間

2010年07月20日 | 映画鑑賞
スター・ウォーズ SIDESHOW COLLECTIBLE 12インチフィギュア クローン・トルーパー 501部隊バージョン SW

タカラトミー

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 BShiで「スターウォーズ6作品+1を6夜連続で一挙放映」というのをやっています。昨夜(7月19日)でエピソード1~3+1(+1はアニメ作品『劇場版クローンウォーズ』)まで放映されました。
 自分にとって、『スターウォーズ』という作品は特別な映画だったんだな、と改めて確認できました。ありがとうNHK。
 エピソード4と遭遇したのが大学生の頃… 時を同じくしてスピルバーグの『未知との遭遇』が公開され…貧乏なSFファンの一人だった私は究極の選択を迫られ…『未知との遭遇』を見に行きました あの頃、私の中では、「SW=大仕掛けなスペースオペラ」(それで正しいんですが…)であり、『2001年宇宙の旅』の正当な後継映画は『未知との遭遇』であるという図式になっていたように記憶しております。
 結局エピソード4~6はレンタルビデオで済ませちゃいました 今思うと、ちゃんと劇場の大スクリーンで見ておくべきだったと後悔していますそんな私がSWに惹かれていくきっかけになったのが『エピソード1』の公開でした。これで大フィーバーに飲み込まれ、暗黒面に堕ちていったわけです。すなわち、ペプシコーラの大人買いに走ったわけです。お陰様でボトルキャップ・フィギュアはコンプリートしました。フォースの力を借り、SPフィギュアも全種ゲット。ボトルキャップを飾る「ステージ」も当てましたし… 今考えるとぞっとするほどペプシを買いまくったのでした。何百本買ったんだろ…
 そんな風にして食玩から入り込んだSWの世界でしたが、エピソード1~3におけるアナキンの成長を見るにつけ、これが単なるSFXを誇示する娯楽活劇ではないことに感動することになりました。将来を嘱望された有能な若者が「愛」ゆえに暗黒面に囚われてゆく姿を、何と丁寧に描いていることか!更にエピソード4~6では善と悪、父と子の対決という神話的構図で宇宙史が語られていく… これはまさにサガと呼ぶに相応しい作品だと思います。
 ただ一点、惜しいなあと思うのは、エピソード3においてダース・ベイダー卿と化したアナキンがパドワン達を自らの手で虐殺したこと。まあダース・シディアス師より「慈悲はあかんよ」と念押しはされていましたが、あの時点ではアナキンの中に善と悪の葛藤が激しく渦巻いていたはず。どうしても自らは手を下せず、逡巡の結果、クローン兵に「お前らやっとけ」と力無く命ずる…というのが正しくはないか?クロサワ師ならそうしたと思うのだが… 

椿三十郎~リメイク版~

2008年12月29日 | 映画鑑賞
椿三十郎 通常盤 [DVD]

エイベックス・エンタテインメント

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 年末年始になると、特番で「地上波初登場!」の映画がテレビ放映されます。昨日は、森田芳光監督の「椿三十郎」と、市川昆監督の「犬神家の一族」が同時刻に放映されました。どちらもリメイク版であり、角川と東宝が絡み、コケタ映画という因縁深き作品でした。録画するほど思い入れもないので、どちらかを見ようと思ったわけですが、最終的には「椿三十郎」を選びました。出だしを見てつまらなかったら「犬神」に替えればいいやというつもりで見始めたのですが、結構面白くて最後まで見てしまいました ま、当然ですね。脚本は元の黒澤版から一切加筆訂正されてないわけで、お話は一級品ですから。
 しかし、なんですな、懐かしの三船三十郎のセリフが織田三十郎の口から出てくると妙なものですな… 織田裕二に合わせて、少しは替えた方がよかったんじゃないでしょうかね はっきり言って、彼には似合わないと思いました。角川春樹氏は「用心棒」のリメイク権も持っているそうですが、こちらをリメイクするときは織田裕二以外でお願いします。
 残りのキャスティングに不満はありませんでした。中村玉緒さんの睦田夫人なんて、はまっていたし、鈴木杏の千鳥もよかった。豊悦の室戸半兵衛も渋かったな 惜しむらくは…主人公が… やっぱ、織田君は青島俊作でなくっちゃ!

没後10年黒澤明特集~デルス・ウザーラ~

2008年12月08日 | 映画鑑賞
デルス・ウザーラ [DVD]

東宝ビデオ

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 NHK・BS2で『デルス・ウザーラ』を鑑賞しました。作品の概要等はウィキペディアでご確認下さい。
 
 上映時間141分。途中で休憩タイムの入る2部構成になっているのですが、全編これ「自然との対話」みたいな調子で、『七人の侍』や『天国と地獄』のようなアクションやらサスペンスを期待してはいけない映画です。もちろん、エンターテイナー黒澤監督はハラハラシーンも用意してくれていますが、そんなシーンよりも「デルス・ウザーラ」の哲学的生き方に「カピタン」とともに魅了されていくのを楽しむ映画だと思いました。
 デルスの語る世界観は老荘思想に近いようですが、彼は決して世捨て人でも仙人でもありません。例えば、彼は「クロテン」がカネになるからと狙ったりもします。また自らの老いを自覚し文明に庇護を求める弱さも見せます。しかし、それも含めて非常に「自然」であるし、「人間」的でもあります。何と言ったらいいのでしょうか… 彼ほど自然の優しさを知った人はいないし、その恐ろしさを感じる人もいない。また、彼ほど生を全うすることの難しさを知る人はなく、「死」の恐ろしさを感じる人もいない。故に文明の中では生きられず、自然に帰っていくしかない人であった、というところでしょうか。
 
 

没後10年黒澤明特集~どですかでん~

2008年11月18日 | 映画鑑賞
どですかでん<普及版>

東宝

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 NHK・BS2で『どですかでん』を鑑賞しました。作品の概要等はウィキペディアでご確認下さい。

 ユーモアとペーソスの中に、奥深い人間ドラマを見せてくれる作品です。でも、はっきり言って2時間は長いですね… この作品は興行的に失敗したとのことですが、何となく分かります 見終わった後の感動がいつもに比べて少なめ。原因は登場人物の誰一人救われない…ことか… 「どん底」も救いのない話でしたが、あの話には貧しさの中で抗うエネルギーが感じられました。でも、この作品にはそれが感じられない。舞台はゴミの中の一風変わったコミュニティであり、貧しい生活が描かれていますが、それを打開しようとする人物は一人も出てきません。皆、その暮らしを受け入れ、それが当然のように生きている…そんな毎日が変わりなく明け、そして暮れていく… これではね… 映画を金払ってみる人々は、金に見合うだけの感動やらエネルギーやらを求めるわけで、それらをこの作品から感じ取ろうというのは、ちと難しいと思います。でも、最後まで見ちゃいましたけど 
 黒澤映画初のカラーということで、色遣いは凝ってます 最終近くのプールのシーンなんか、印象的な青の使い方していると思いました。それと武満徹氏の音楽も素敵です。

没後10年黒澤明特集~赤ひげ~

2008年11月02日 | 映画鑑賞
赤ひげ <普及版>

東宝

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 NHK・BS2で『赤ひげ』を鑑賞しました。概要等はウィキペディアでご確認下さい。

 上映時間3時間の大作映画なんですが、あっという間に終わったという感じがしました。主人公は「赤ひげ」先生なんですが、どちらかというとドラマのつなぎ役みたいな感じで、小石川療養所で展開する「市井の人々のオムニバスドラマ」と見た方がいいように思いました。
 いくつかのエピソードの中で、一番心に残ったのは「佐七とおなか」の物語でした。貧しく辛い人生の中でようやく見つけたささやかな幸せにさえ、「私のような人間がこんなに幸せであっていいはずがない」と怯え、たまたま起きた大地震を自らに下された天罰と考え、愛する人の前から姿を消してしまう「おなか」。思いっきり馬鹿な生き方なんですが、極貧が体に染みこむことがどれほど悲しく、切ないものか、身にしみる思いがしました。
 そして、もう一つ、「おとよ」の物語もよかった。特に、井戸の底に向かって女達が「長次」の名を呼び、その魂を呼び戻そうと必死になる場面… 歳のせいか、涙腺が弱っているおじさんには辛いものがありました。長次、何とか助かったみたいで、良かった。
 次回は、その長次役で名演技を見せてくれた頭師佳孝が主役に抜擢された「どですかでん」ですね なかなか見る機会の無かった作品なので、興味津々です。

没後10年黒澤明特集~天国と地獄~

2008年10月20日 | 映画鑑賞
天国と地獄<普及版>

東宝

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 NHK・BS2で『天国と地獄』を鑑賞しました。概要等はウィキペディアでご確認下さい。

 いや~、何度観ても面白い!
 前半の権藤(三船敏郎)VS誘拐犯(山崎努)のやりとり、後半の捜査陣が犯人を追いつめていく流れ、どれをとっても一級品だと思います。最初から最後までハラハラドキドキしっぱなし!これが45年も前の映画だとは、とても思えません 私、今回が3度目の鑑賞となりますが、全然見飽きませんでした。「こだま」の窓から現金の入った鞄を投げるシーンなど、後の展開を知っていながら、ハラハラしましたもの
 役者さん達も豪華ですよね… 千秋実さんや藤原釜足さんがちょい役ですよ… その他、藤田進さん、土屋嘉男さんといったお馴染みの方々や浜村純さんなんかも出てますね 5月から「没後10年黒澤明特集」を観てきてお馴染みになった役者さんが、どこでどういう役で出てくるか、それも楽しみになってきました。加えて犯人役として黒澤デビューした山崎努さんが存在感を出してますね。後半でサングラスをかけて夜の町を行く姿は憎らしいほど格好良かった。次回放映(11月1日)の『赤ひげ』でも存在感のある演技を見せてくれるらしいですね(この映画はまだ観てないので、これまた楽しみ!)

没後10年黒澤明特集~悪い奴ほどよく眠る~

2008年10月06日 | 映画鑑賞
悪い奴ほどよく眠る<普及版>

東宝

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 NHK・BS2で『悪い奴ほどよく眠る』を鑑賞しました。概要等はウィキペディアでご確認下さい。

 黒澤監督が、自身のプロダクションを立ち上げての記念すべき第1作と言うことで、気合いの入った作品に仕上がっています。黒澤の現代劇映画は『天国と地獄』が一番のお気に入りなんですが、この話もよかったなあ…
 特に冒頭の結婚披露宴のシーンなんて、面白い演出でした。披露宴会場にいる贈収賄事件関係者を、見物の新聞記者たちが論評していくという趣向ですが、登場人物たちの人間関係がよく分かり、その後の展開にすんなり入っていくことができました。まあ、外から丸見えの披露宴会場なんて、ちょっと変ですが 
ただ、西の正体がばれてからの動きはもう少しスピーディーにならなかったかな、と思いました。まあ、半世紀近い昔の作品ですから、仕方ないですが…(というより、無いものねだりか)