本日は有給をいただき、山に登ってきました。と言っても、ご近所山ですが
3年前道に迷いながら登った「舟着山」の登山道が分かりやすくなったとの情報が入ったので、それを確かめつつ、さらに足を延ばして「常寒山」にも登ってこようと考えたわけです。
「新城広域クリーンセンター」前で右折し林道に入り、不動明王の赤い旗を過ぎ、橋のたもとに駐車。ここまでは前回の学習に基づきました。で、この駐車した地点から20mほど先に登山口が出来ていました。
尾根筋に取り付けられた登山道を登っていくと30分ほどで林道に出ました。この間、一本道で迷うことはありません。こりゃ、ありがたい
更に10分少々登るともう一回林道に出ます。そこから5分で「くびら岩」、そのすぐ上が「舟着山」山頂です。
舟着山から常寒山までは50分。稜線につけられた道をひたすら東に進みます。途中、2カ所ほど分岐がありますが、道標もありますし、尾根道を選ぶと意識すれば間違えることはないと思います。ちょうど中間点に当たるところに「酒飲み場」と書かれた立て札が立てられていました。
どうやら「長篠の戦い」関係の跡のようですが、いったい誰が酒を飲んだんだ?と興味をそそられたので、30m下って見てきました。でもちょっとした広場があっただけでした。
常寒山到着は10時50分。山頂は広場になっており、三基の祠が祀ってありました。また直下にはトタン葺きの建物が建っており、ここが信仰の山であり、山頂の広場でお祭りが開かれるのだろうと推察できます。残念ながら、杉檜が邪魔して視界は開けていません。かろうじて麓の村落が木の間から覗ける程度です。
コンビニで調達したおにぎりを食べていると、人の気配が… こんな季節に酔狂者が私以外にもいるなんて、とよくよく見れば、何と野生の猿でした
距離にして30mほど、お互いに相手を観察すること1分ほど、猿君は茂みの中に消えていきました。それにしても、人間に見違えるほど大きくて立派な体格の猿でした。さすがにちょっと気味が悪かったので、食事が終わると早々に引き上げることにしました。来た道を戻って行き、12時ちょうどに登山口に着きました。
お疲れ様。
追記・今回のコースは杉檜の植林帯のなかにあり、展望はほとんど期待できません。