武田薬品工業とバイオ製薬企業の米オビド・セラピューティクス(NASDAQ:OVID)は、ドラベ症候群およびレノックス・ガストー症候群の治療薬候補ソチクレスタットについて、開発・商業化権を武田がオビドから取得する独占契約を締結したと発表した。
ソチクレスタットはてんかん原性と神経毒性に関連するコレステロール24ヒドロキシラーゼ(CH24H)の阻害剤で、2017年の契約に基づき両社が開発してきた。第2相試験では小児患者の発作頻度を低減させる効果が確認された。武田は今年第2四半期に小児・成人患者を対象とする第3相試験を開始する予定。