以前、下記の記事等で紹介したエピディオレックス(Epidiolex)に関する評価が、2018年4月19日、米国の医薬品審査を行うFDAの専門委員会で行われ、満場一致でレノックス-がストー症候群とドラベ症候群の治療に対しての承認が推奨されました。
米国における大麻成分を利用した抗てんかん薬、エピディオレックス(Epidiolex)の開発状況について
会議資料:FDA Briefing Docum . . . 本文を読む
先日、日本の武田薬品工業による英国のシャイアー買収のニュースが出ていたのですが、実際に具体的な交渉が進んでいるようです。
武田、欧製薬シャイアー買収へ協議 6.5兆円超か
何故、この記事に注目しているかというと、先月の記事(小児けいれん重積治療ガイドライン2017とミダゾラムの治験に関する情報)にも書いたように、日本でのブコラムの開発(製造販売承認取得)をシャイアーが実施しているからです。
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ドラベ症候群では突然死のリスクが高いことが知られていますが(参考:ドラベ症候群に関するレビュー記載のまとめ)、前兆なく乳児が突然死する原因不明の疾患(乳幼児突然死症候群:SIDS)の子供において、 呼吸筋に影響を与える「SCN4A」遺伝子に稀な突然変異を持つ子供が一定数、含まれていることが分かりました。
Dysfunction of NaV1.4, a skeletal muscle . . . 本文を読む