胃生検の小部屋 Cottage for Gastric Biopsy

胃生検からはじまる消化管病理の美しい世界

SSAPのがん化ポテンシャル

2012-01-25 | 大腸腫瘍
 Dr Curry主催のSSAPプロジェクトに出席しました。SSAPは右側大腸に多く,large hyperplastic polypとかぶる疾患概念です。MSI-highの大腸がんの前駆病変としての意義がよく知られるようになりました。写真の右側がSSAPの部分,左側が粘膜内癌です(写真クリック)。WHO(2010)の基準にしたがえば,本例はSSAP with cytological dysplasiaという聞き慣れない診断名になります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 手つなぎ・横這い型がん (6) | トップ | 鬼怒川フォーラム,resect an... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大腸腫瘍」カテゴリの最新記事