胃生検の小部屋 Cottage for Gastric Biopsy

胃生検からはじまる消化管病理の美しい世界

Parietal cell protrusion, parietal cell hyperplasia (3)

2015-09-06 | 胃腫瘍様病変
最近にわかに注目されてきましたので2009年以来6年ぶり同じネタを投稿します.
PPIやガストリン高値でみられる変化です.
除菌後胃生検と記載された症例でよくみかけますね.
1) pseudoparietal cell hyperplasia/hypertrophy
2) parietal cell protrusion
3) FGP-like lesion
などと言われています.個人的には2)を好んで用いていますが,胃底腺ポリープとよく似たものには3)を使っています.
下の写真は500系こだまです.先端がprotrusionした壁細胞に似ています.
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食道がん、腺侵襲 | トップ | Reflux esophagitis, GERD »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私は (とよだ(病理医))
2018-11-20 15:18:46
この丸丸っちい頭が,100系新幹線を思わせるのですが.てへ.
返信する
シンデレラエクスプレス (クッシー)
2018-12-17 13:55:04
とよだ様,ご来室ありがとうございます。100系ですか,シンデレラエクスプレスですね。私の愛読書は「胃と腸」ではなく「国鉄時代」です。
返信する

コメントを投稿

胃腫瘍様病変」カテゴリの最新記事