がしらのブログ

~回遊根魚の独言~

危険な妄想~カセットガスについて~

2008-12-13 10:39:04 | 雑貨
キャンプで調理する時、

僕はカセットガスを使用しています。

↑これね。(イワタニCB-JRB-N)

ただ欠点として、やはりガスの空き缶は出来てしまいます。

それに、ちょびっとしか残ってないのをキャンプに持っていくのも、

すぐ無くなるのに持って行く事になるので、

スペアを持っていかなければ成らず、

荷物が増えます。


そこで、

「ガス再充填は出来ないのか?」

と、考えたわけです。


普通のアウトドア用のガス

(某所から画像を拝借)

こういうのに、カセットガスのガスを移す器具は発売されているようです。

カセットガスを、家庭用ガス

↑(これはうちの)
これの小さいタンクに移す器具も発売されているようです。

それなら、カセットガス缶へ家庭用プロパンガスは移せないの?

と、考えた訳です。

同じように「LPG」って書いてるし。

それが出来たら、

ガス屋さんで小さいタンクに充填してもらって、

うちでカセットガスに移せるやん。



いろいろ調べたら、

カセットガスは、ブタン系のガスがほとんどだそうです。

それに比べて、

家庭用のガスは、

プロパンガスがほとんどだそうです。

プロパンの方が、低温には強いそうです。


更に調べると、

プロパンガスの方がブタンガスより、

高圧力を必要とするらしいです。

普通の缶に入れると、

破裂等の危険があるそうです。

やっぱり無理か・・・



ってなわけで、素直に諦めました。

皆さんも、やらないようにしましょう。(誰もせえへんか)

危険を伴う事は、

最後まできっちり調べてから。

カブで携帯電話充電

2008-12-11 10:50:26 | カブ・ジムニー整備
携帯電話のスペア電池パックは持っているものの、(先日の旅でも活躍しました。)

僕はカメラとしても電話を使うので、

結構バッテリーの減りが早いです。

電池、本体のを含めて2個持って、

2泊3日の旅ではなんとか持ったって感じです。

ということは、

もし3泊4日の場合、

持たないかもしれません。

場合によって、

通話が多くなった場合、

さらに電池の減りは早いでしょう。

それに、僕は電波の弱い山奥に行く事が多いです。

電波の弱いところというのは、

電池の消耗が多いらしいです。

というわけで、ロングツーリングには、

なんらかの充電手段が有った方が安心です。


僕のカブは12V。

車用のシガーライターから取る充電器が使えそうです。

ちょうどジムニーで使ってたのが手元にあります。


ってわけで、取り付けてみることにしました。

でも市販のバイク用のシガーソケット(防水防塵)は結構高かったです。

なので、

以前うちにあったSUZUKIのエブリーの廃車から外してあったソケットがあったので、

それを付けることにしました。

さて、取り付け開始!

まずバッテリーを引っ張り出しました。(このカブでは初めて)

メンテナンスフリーバッテリーでした。

そして、

無事取り付け完了!

とりあえず、バッテリーチェッカーを差してみました。

ちゃんと電気は来ています。

目盛ランプは三つ。まあ、そこそこかな。

そしてメインイベント!

携帯電話の充電です。

ちゃんと赤ランプが灯りました。

大成功!

このソケットは裸で、そのままではちょっと怖いので、

ゴム板を巻いときました。

そう滅多に使わないので、

普段はバッテリー近くに収納しておく事にします。


*作業の注意!
プラス電極をボディーに当てないようにすること!(基本)
ショートしてキケンです。
(これを見て作業する場合、自己責任でお願いします。)


僕は子供の頃、

家庭用100V電気工事をして、

よくショートさせてしまったものです。

くれぐれも慎重に。


100V電気工事は専門家に頼みましょう。

笠置キャンプツーリング

2008-12-07 21:09:10 | ドライブ・ツーリング
行ってきました。

家を出発したのが午前10時頃。

出発しようとしてる頃に、半田 株男さんからメールが入りました。

「今、北山村の道の駅です。」とのこと。

半田さん、早いなあ~と思いつつ、僕も出発!

本宮付近で、なんと初雪!

かなり冷えてきたので、

一応持って来ていたセーターを着ました。

北山村に向かってる辺りかな?

山の上は雪化粧!

北山村の道の駅を過ぎた辺りの川のほとりで昼食です♪

今回のスタイル、水タンクとテントを外にくくり付けて、

バッグの中に出来るだけ荷物を詰め込んで、

背負う荷物を減らしたので楽チンでした。

(↑の画像の、カブの前輪の側面が微妙に白くなった原因は秘密です(^_^; )


途中、半田さんから連絡が!

「えらい雪やで~!」

防寒を兼ねて、カッパを着ました。


北山からR169を北上し、

途中、再び半田さんから連絡!

「道凍ってるで~!」とのこと。怖っ!


370、369を経て、

午後5時頃無事笠置に到着!

思ったより時間掛かりました。

僕が一番遅かったみたい・・・

既に宴会は始まっており、焚き火で暖を取り、

取り敢えず近くの温泉に入りました。


七時過ぎには、既にペットボトルの水が凍り始めていました・・・

ひやこいわ~!

そして宴会の続き。

盛大なキャンプファイヤー!

あったか~♪

今夜のメニューは、JUNさんがご用意してくださった、

カニすきとしし鍋です♪

とっても美味しい!

JUNさん、段取り、仕入れ等、本当にお世話になりました。

ありがとうございます。m(_ _)m


10時過ぎ・・・徐々に皆さんテントの中へ。

僕は一番最後に焚き火を後にしました。


そして、寝る準備ですが、

今回は、ペットボトル湯たんぽをしました。

テント内で(勿論入口は開けといて)せっせと湯を沸かしボトルへ入れました。

おかげで足元はポカポカ♪

一時頃、眠りにつきました。


翌朝、

寒い!

朝四時頃、目が覚めました。

それから寒くて寝てません。

テント内の濡れタオルもカチカチに凍ってました!


6時半頃になると外はガヤガヤ。皆さん起きてらっしゃるようです。

僕は朝と昼飯用のご飯を炊きながら寝床の片付け。

ふわりさんで購入したあわ屋さんの黒米入りです。

良い色出てます。

プチプチして美味しいです。

ようやく外へ出ます。

真っ白!

寒そう~!

Myカブ君も凍り付いておりました・・・。

ご飯炊いたけど、

外では雑炊が出来あがっておりました♪

これまた美味しい~。

そして朝も焚き火です。

楽しくカブ談義を交わしたりしながらテントを片付け、

9:40分、出発しました。


帰り道は、山道は凍結している危険があるため、

R163から、R24を南下。

途中、何故か道に迷って、法隆寺IC辺りまでさまよってしまいました。(^_^;

通りすがりのおっちゃんに現在地と道を教えていただき、

無事R24に合流しました。

大和高田、五条、橋本を経由し、

R424に入り、(どっかこの辺で、先に出発した半田さんを追い抜きました)

白馬トンネルをくぐらず林道に入り、

山の上で昼食。

そして旧424を下り、

龍神を経て、15:40分、帰宅しました。


今回も凄く楽しかったです!

日帰りの方も含め、参加された皆様、

ありがとうございました!


また次回も、よろしくお願いします。


総走行距離
442.3km

最高燃費
51.2km/L! 最高記録です!

スプロケ交換、四速化の効果有りか!?

カブ、軽量化

2008-12-06 09:40:02 | カブ・ジムニー整備
カブでツーリングに行く時は、

結構重い荷物を積みますので、

少しでもカブを軽量化出来ないかな?と思いました。



まずはフロントキャリア。

前回キャンプ時にはここに食料を積みましたが、

次回からは、袋に入れてコンビニフックに吊るす事にして、

取り外す事にしました。


外して重さを計って見ると、

560g。


続いて、リアキャリアです。

とりあえず、外してみました。

なんか凄くスッキリ。

リアキャリアの重量、

約、1.6kgもありました!

重い!

それに僕のは、リアカゴを付けるキャリアも引っ付いていたので、

それを含めて2kg程ありました。

これは大きな軽量化です!


でも、荷物積む時はどうするのかって?


そのまま積んでみました。

すべり止めシートかましてしっかり縛れば、

意外と動きませんでした。

軽量化合計、

2.56kgです。


でも、残ったネジ穴がなんか寂しいです。

それに、ちょっと車体を持ち上げたい時などは、

掴み所が無く、意外と不便な事に気が付きました。


そんなことを考えながら日々を過ごしていて、

ふと、アウトスタンディングのサイトを見ていると、良いもの発見!

つい買っちゃいました♪

僕は、買い物については、

スッゴク悩むタイプでして、

普段は買い物時は苦労しているのですが、

最近、カブ関係の物については、

あまり悩まず、衝動買いしてしまいます。

危険な状態です。(^_^;


で、早速取り付け!

付けました♪

あまりカッコイイとは言えませんね・・・


でもバッグを積んだ時の安定性もアップします。

軽量化には少し逆行しますが・・・

300gプラスです。


というわけで、結果

2.26kgの軽量化でした。



では! 笠置までキャンプに行ってきます。


カブC90四速化 組み立て編

2008-12-04 12:28:21 | カブ・ジムニー整備
取り出した3速ミッションです。

いよいよ4速ミッションの組み付けですが、

これは、メインシャフトに付くトップギアー(4速目)です。

右側が、リトルカブに付いていた物。

左が、取り寄せたタイカブ(C100EX)のギアー。


このギアーだけリトルカブのを、タイカブの物に交換する必要があります。

リトルカブのギアそのままでは、出っ張りすぎて蓋が閉まらない為です。

4速ミッションを組み付けたところ。

仮組みしたりして何度か試行錯誤しながら組み付けました。

写真は撮りませんでしたが、

シフトドラムに付いているニュートラルスイッチはC90(3速)の物を使用します。

クランクケースも閉じて、クラッチも取り付けて、

これから蓋をするところです。


蓋をして、シリンダーの取り付け。

シリンダーにピストンを差し込む時、

もっと手間取るかと思いましたが、

なんかゴショゴショやってたら入りました。


そしてこれからエンジンヘッドを取り付けるところなのですが・・・

ヘッドガスケット(シリンダーとエンジンヘッドの間に挟む物)新旧比較です。(右のが新しいの)

なんかちょっと違いますね。

赤矢印のところ、なんか出っ張ってます。

なんか意味があるんでしょうね。


さて、取り付け! ですが、部分的に入らないではないですか!

新旧ガスケットを重ねて比べて見ました。

下が新ガスケットです。

赤矢印の穴、新しい方の方が小さいです。

なんでぇ~


実は、部品を取り寄せてもらう時、

車台番号を伝えたのですが、

僕のカブが古すぎたのか、該当する部品が無かったそうです。

仕方なく、有る物で一番古いのを取り寄せてもらったのですが・・・

それが、こんな結果に・・・


仕方なく、穴を鉄工ドリルで広げてやりました。

そしてバリを取って、間に入ったゴミを丁寧に取り除いて・・・


さて、いよいよヘッド取り付けですが、

ヘッドをボルトに差し込んだのですが、入らない!

なんでぇ~?(Part2)

穴を覗くと、何かが出っ張っています。

多分、ロッカーアームシャフトです。

ヘッド左側を下にして、トントン叩いてやると引っ込みました。

あ~良かったぁ。

そんなこんなで、なんとかエンジンが組み上がりました!

ついでに(と言うか必然的に)オイル交換となりました。

前オイル交換から1000km程走っていたので丁度良かったです。

そして本体をグルグル回してエンジン内にオイルを行き渡らせておきました。


ついでにスパークプラグも交換しておきました。

エンジン無しのカブ。

これからこれにエンジンを載せます。


無事エンジンを載せて、

恐る恐るキーをオンに。


ニュートラルランプが点いた!

チェンジも出来る! と思いきや、

何故か停止中にもかかわらず4速から前に踏み込んでもニュートラルに入らない!


なんでぇ~?(Part3)

分からんけど、

とりあえずエンジンをかけてみよう!


恐る恐るキックスターターを踏み込む。


バルーン!!パスパスパスッ♪

かかった~!!

良かった~。

まだマフラー付けてないから凄い音してますが。


正直、ホッとしました。

この瞬間、凄く嬉しかったです!

エンジンかかっただけでこんなに感動したのは初めてです。

なにしろ、エンジンバラして、組み上げたの初めてですから。

気になるところは有るものの、

とりあえず完成!

早速、試走!


ちゃんと走った~!!

それだけでもなんか感動。

近くのガソリンスタンドまで行って来ました。


チェンジ、加速も凄くスムーズ。

シフトダウンもスムーズ。

3速は、前の3速よりちょっと低い感じ。

4速は、前の3速よりちょっと高い感じです。

気持ち良い~!

ギア比の間隔が狭くなったので、

エンジンブレーキも有効利用出来るようになりました。

以前は3速と2速の間隔が広かった為、

2速に落とした時、急にエンブレ効いてきつかったです。


何故か、走り出してから停まると、

「停車中に4速からニュートラルに入らなかった」のが、

ちゃんと入るようになりました!

あ~良かった。


と言う訳で、4速C90カブは完成しました。


凄く良い乗り物が、

更に良い乗り物になりました。

こんなに良い物、HONDAさんは何故国内向けに販売しないんだろう? と思ってしまいます。



ちょっと不安な事。

「どこかからオイル漏れしないか」


ちょっと心配な事。

「キックスタータースピンドルのスプリングリテーナーを固定するサークリップ(分からない方には何のどこのかさっぱりですよね(^_^; )の取り付けがヘタクソで、ガタガタしてること。外れないか心配。」

後で考えたら、良い方法思い付きました。


後からサービスマニュアルを見ていて気付いた事。

ピストンリングって、三段ほど有るんですが、

それぞれのリングの切れ目をずらさなければならないらしいです。

なんか揃えて入れてしまった気が・・・


まあ取り敢えず走りましたし、

そのうち気が向いたらまたバラしてみましょうかね。

まあ今回初めてでしたし、

そうそうパーフェクトにはいかないですよね・・・。


後から気付いた事

ギアー交換するだけなら、フライホイールは外さなくてもクランクケースは分割出来たのではないか?

クランクシャフトは外す必要無いですし。(カムチェーンが外れるとちょっと面倒かもしれませんが)

わざわざフライホイールプーラー(セル付き用とセル無し用)を買って取り外しましたが・・・



改造にあたって、苦労した点ランキング

1、ミッションの構造の理解(シフトドラムとギアの関係等)

2、古いガスケット剥がし(スクレーパーを買いましたが、歯が立たず、ほとんどカッターナイフで剥がしました。)
サービスマニュアルには、「ガソリンに浸すと剥がしやすくなる」と書いてあったが、効きゃしない。カッターで削り取るしかありませんでした。

3、ドナーとなる4速エンジン探し。


ちなみに、新しいガスケット+タイカブギアーで、5000円ちょっとかかりました。

ガスケットは、部品を注文した店の整備士さんとの相談の結果、

部分的に使いまわしました。(本当は全部交換が基本なのですが)



今回の移植手術の副産物

バラバラの、しかもミッション関係、キックスターター無しのリトルカブ50ccエンジン。


どういたしましょうかねぇ?


オークションにでも出して見ましょうか・・・。


あ、その前に、

「欲しい!」 って方、いらっしゃいます?

バラす前は、ちゃんと動いてたエンジンらしいです。
(動作テストはしていない為、全く不具合が無いとは限りません。)

走行距離は、20616キロ。

本体の型式はC50LMX型。

エンジン号機はC50E-4506411です。


ちなみに、ヘッド、オイルポンプ、ピストン、クラッチ内部はバラしていません。

ヘッドカバー、シリンダーヘッド・R・サイドカバーは開けていません。


もし使われる場合、ゴミが付着している可能性が有る為、

ちゃんと洗浄してからご使用下さい。


もしほしい方いらっしゃいましたら手を挙げて下さい。

商談に応じます。(※追記 商談成立しました。ありがとうございました。)


ちなみに、この記事を読んで、「自分も四速化する」って方、もしいらっしゃいましたら、絶対、自己責任でお願いします!

今回はなんとか出来ましたが、いつもうまくいくとは限りません。

エンジンの型、年式によって違うかもしれません。



以上、四速化レポートでした!


PS
次の日、筋肉痛になりました…。
(高トルクを必要とするナットを締めたりした為だと思います。)