がしらのブログ

~回遊根魚の独言~

カブC90四速化実行! 分解編

2008-12-03 11:45:26 | カブ・ジムニー整備
某オークションで見つけてしまい、

衝動買いしてしまったリトルカブ四速セル付き。

ドナーエンジンです。


ちなみにお値段は・・・

まあ、気楽に分解して遊べて、

エンジンバラし経験できて4速ミッション取り出せたから、

まあ…いっか、仕方ないか・・・って感じの値段です。


早速、必要な部品の取出しです!

いきなりですが、部品を取り出しました。

ギア類、シフトドラム、キックスターター等・・・。


そして、僕のカブC90からエンジンを取り外しました。

これからバラしま~す。

分解だけなら1回やったからそんなに不安は無かったです。


リトルカブのエンジンより古い為か、

ガスケットの張りつきがきつくて、

比較的、分解が手間取りました。

プラスチックハンマー(僕のはショックレスハンマー(中に砂が入ってる物)でパンパン叩きながら外しました。

ヘッドを外したところです。

やっぱりピストンには、お焦げが堆積しておりました。

この機会に掃除してあげることにしました。

キャブクリーナーをかけて、ナイロンブラシでゴシゴシして、

キレイさっぱり。

しかし、シリンダー内側には、少々錆びが発生していました・・・

買ったバイク屋さんから聞いた話によると、

前オーナーさんは、このカブをしばらく乗らずに放置していた期間も有ったそうです。

その時に錆びたのではないかと推測します。


こちらヘッド側。丸いところが燃焼室です。

やっぱり真っ黒です。

こちらも掃除してあげました。

細かいところは爪楊枝でシコシコ。


ここで思い出すのが、エンジン内をキレイにすると言うあのガソリン添加剤。

実は添加剤を入れたのはある程度前だったのですが、

あの真っ黒状態で果たして効果はあったのでしょうか?

キャブクリーナーを直にかけて、

ゴシゴシやってもなかなか落ちなかったこの頑固な汚れを、

添加剤で落とす事は出来るのでしょうか?

疑問です。


さて、分解の続きです。

クラッチ側のカバーを開けたところです。

右側にございますのが、クラッチです、

左側にございますのが、プライマリードリブンギアーです。
サークリップで固定されております。


パカッ!

クランクケースを割った直後の記念撮影♪

底の方にはヘドロのような物が堆積しておりました。

グリスじゃないですよ。(^_^;

クラッチアウターカバーを外したところにも堆積してました。

勿論、キレイに取り除いておきました。


オイルフィルタースクリーンは、キレイでした。(ドナーの50エンジンのよりもキレイでした)

隣町にも工場がある、NTN社のベアリングも使われていました。

3速ミッションを取り外したところです。

意外とシンプルな構造ですね。(と、この時は思ってました。)



次回は、組み立て編です。