2017/02/22(水)
●新車が続々登場! 輸入車の攻勢は続くか?・去年1年の 国内の自動車販売台数は、約497万台と 5年ぶりに 500万台を割る中、輸入車の販売は堅調で 34万台にまで増えている。去年、輸入車販売台数で トップに輝いた「メルセデス・ベンツ」が、新車の発表会を開いた。人気のSUV「GLC」のクーペタイプだ。新車の投入で メルセデスは、国内での展開が、31車種になる。今回は、女性にアピールするため、化粧品大手の「ポーラ」とタッグを組んだ。安全性を売りに、日本で2年連続で 販売台数を伸ばしている スウェーデンの「ボルボ」も 最高級ラインの新車を3車種一斉に発売した。この新車に 世界で初めて標準装備されたのが「大型動物検知機能」。20年までに 自社の車による交通事故死亡者ゼロを 目指す。
●花粉・ハウスダスト対策で… 注目の新物質が登場!・22日、東京都内で「ハイドロ銀チタンで 未来をつくるプロジェクト」が立ち上がった。「ハイドロ銀チタン」と呼ばれる物質を 開発したDR.C医薬が呼びかけ、大手スポーツ用品メーカーのミズノや アパレルメーカーのはるやまホールディングスなど、総勢12社が集結した。各社が いま、製品化に力を入れている「ハイドロ銀チタン」は 花粉やカビ、ハウスダストなどの タンパク質を吸着し、分解することで 水分へと変化させる物質だ。マスクなどに使えば、花粉症の症状の軽減などが 期待されている。また、人の汗や皮脂などのタンパク質も 分解するため、衛生面や 臭いの気になる タオルや衣料品などへの 活用も広がりを みせている。タオル専門店では 22日から「ハイドロ銀チタン」を使ったタオルが 店頭に並んだ。価格は 通常のタオルの2倍近くだが、客の反応は上々のよう。
●百条委員会設置 可決 小池知事のブレーンに直撃!・きょう 開会した東京都議会。小池知事は 初の施政方針演説で 東京五輪の仮設施設の整備費用について、東京以外の会場も含め、負担を受け入れる考えを 明らかにした。そして 今回の都議会の最大の焦点が 豊洲市場の移転問題だ。強い調査権を持つ百条委員会の設置案は 全会一致で可決。用地購入当時の 石原元都知事や 浜渦元副知事の証人喚問を 3月18日から20日の間で行う方針だ。知事の政務担当特別秘書、野田数氏は、百条委員会の自民党の委員には、石原元都知事と近い議員が多く入っているため「追及が ナアナアな ものになる」と指摘する。責任追及の立場が 2分されるため 都民のチェックが必要だと いう。この議論の行方が 都議選に 大きな影響を与えるとみている。さらに 小池知事が主導する 都民ファーストの会は 都議選で 単独過半数を狙っている。野田氏は 自民系の議員の切り崩しには 慎重な立場だと言いうが 水面下では 引き抜きもあるようだ。
●宇和島ブリを世界へ!・今、外国人観光客に人気の寿司ネタが「ブリ」。しかし ブリは、生臭さが残るなど「冷凍向きではない」とされ、輸出には課題があった。その課題に挑むのが、愛媛県の『宇和島海道』。この会社は、三井物産、新潟の魚加工会社の オンスイ、宇和島の養殖会社のダイニチが共同で立ち上げた会社だ。三井物産は、こうした知られざる地方の 技術の発掘に力をいれている。宇和島の養殖ブリを 世界に広めるため、使うのは『超冷薫』という技術。ブリの生臭さの原因は 血だが、『超冷薫』技術を使うと 100%血液を除去でき、冷凍しても 生臭さが残らない。宇和島海道 立ち上げに携わった 三井物産の小林さんは、この技術によって、日本のブリが 十分広がっていく可能性があると 話す。
●安倍総理「解決に全力」・安倍総理大臣は きょう、北朝鮮による拉致被害者の家族などと面会し、国際社会と連携しながら、拉致問題の解決に向けて 北朝鮮に対話を迫る考えを示した。いっぽう、家族会は、今年中の被害者全員の救出を 強く訴えた。ただ、金正男氏の暗殺や ミサイル発射など、北朝鮮情勢は不安定で、解決への道筋は 不透明だ。
●“カジノ王”が日本投資・マカオのカジノ王の息子が 来日し 日本のカジノ市場進出に向け 強気の投資プランを 明かした。マカオなどで カジノを運営する メルコ・クラウン・エンターテインメントのローレンス・ホー会長は 今日、大阪で構想している複合型リゾート施設の完成イメージ図を 初公開した。日本でのカジノ運営解禁をにらみ アメリカのラスベガス・サンズは 1兆円規模の投資を行うと 明言しているが ホー会長は それ以上の投資の可能性があることを 示唆した。
●世界最大規模で指紋決済・日本のベンチャー企業「リキッド」が、指紋だけを使った決済サービスを 世界最大規模で展開することが、テレビ東京の取材で わかった。インドネシア最大の財閥「サリムグループ」と 合弁会社をつくり、サリムグループ傘下の コンビニチェーンの店頭などで 指紋を登録すれば 手ぶらで買い物できるサービスを まもなく始める。また、グループ傘下の銀行では カードや暗証番号を使わずに、指紋のみで 本人確認をできるサービスなども 展開する計画だ。まずは サリムグループの従業員50万人を対象に 今週末から 指紋登録を進め、初年度で指紋の登録者は 100万人規模になることを 見込んでいる。
●「森友学園理事長の参考人招致を」・大阪・豊中市の国有地が 評価額よりも およそ8億円安く 学校法人「森友学園」に 売却された問題をめぐって、民進党は、森友学園の籠池理事長の 国会への参考人招致を求めた。自民党は「今後の審議状況を見守る」として 応じなかった。いっぽう、菅官房長官は 土地取引について「法令等に基づき 適正に処分した」と改めて強調した。
●中国で不動産価格が沈静化・中国政府が きょう発表した 1月の新築住宅価格指数は、主要な70都市のうち、45の都市で 前の月から上昇した。上昇した都市の数は 1ヵ月前の発表よりも1都市減った。このうち 不動産の高騰が懸念されていた 上海や北京などの大都市で 価格は横ばいか、下落傾向を示していて去年秋ごろから 各地で実施されている住宅の購入抑制策の影響が 広がってきている。
●大使館職員を航空会社職員が関与か・北朝鮮の金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察は きょう、北朝鮮大使館の書記官と 高麗航空の職員が 事件に関与した疑いがあると 発表した。一方、マレーシアの北朝鮮大使館は、警察の捜査を批判するとともに、逮捕された北朝鮮国籍の リ・ジョンチョル容疑者や 実行犯の女2人の即時釈放を 求めた。
●人工知能搭載 自宅で作る「鉄腕アトム」・きょう、姿を現したのは、あの「鉄腕アトム」。作者の手塚治虫生誕90周年を記念し、最新のAIを搭載し、コミュニケーション・ロボットとして登場した。最大で12人までの顔を認識し、会話内容も成長していくという。このATOMは、5社の共同開発。デザインなどの監修は、手塚プロダクションが、電気系統の基板などは、電子デバイス開発を行うVAIO。顔認識を行う人工知能は、ソフトウェア開発会社の 富士ソフトが担当し、会話の機能などを NTTドコモが 提供する。そして、講談社の売り方も 特徴がある。分冊百科という方法で、一つのテーマを 定期的に分けて販売する仕組みだ。このATOMも、週刊で全70巻、毎号ついてくるパーツを組み立てて、自分で作っていく。4月に発売される。この分冊百科市場は、発刊される数の減少に伴い 落ちているが、近年は 横ばいを維持。その他の雑誌が 1年で1割ほど売り上げを落としている中、注目されている。
●【トレたま】教えなくても 作業するロボット・【商品名】ビジョンチップによる高性能ロボット【商品の特徴】ロボットに動きを教えなくても、高速画像処理することで 作業をおこなう産業ロボットを開発【企業名】東京大学【住所】文京区本郷7-3-1 工学部6号館2階215号 石川教授室【価格】未定【発売日】未定【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】木下智夫氏(野村証券チーフ・マーケット・エコノミスト)
●新車が続々登場! 輸入車の攻勢は続くか?・去年1年の 国内の自動車販売台数は、約497万台と 5年ぶりに 500万台を割る中、輸入車の販売は堅調で 34万台にまで増えている。去年、輸入車販売台数で トップに輝いた「メルセデス・ベンツ」が、新車の発表会を開いた。人気のSUV「GLC」のクーペタイプだ。新車の投入で メルセデスは、国内での展開が、31車種になる。今回は、女性にアピールするため、化粧品大手の「ポーラ」とタッグを組んだ。安全性を売りに、日本で2年連続で 販売台数を伸ばしている スウェーデンの「ボルボ」も 最高級ラインの新車を3車種一斉に発売した。この新車に 世界で初めて標準装備されたのが「大型動物検知機能」。20年までに 自社の車による交通事故死亡者ゼロを 目指す。
●花粉・ハウスダスト対策で… 注目の新物質が登場!・22日、東京都内で「ハイドロ銀チタンで 未来をつくるプロジェクト」が立ち上がった。「ハイドロ銀チタン」と呼ばれる物質を 開発したDR.C医薬が呼びかけ、大手スポーツ用品メーカーのミズノや アパレルメーカーのはるやまホールディングスなど、総勢12社が集結した。各社が いま、製品化に力を入れている「ハイドロ銀チタン」は 花粉やカビ、ハウスダストなどの タンパク質を吸着し、分解することで 水分へと変化させる物質だ。マスクなどに使えば、花粉症の症状の軽減などが 期待されている。また、人の汗や皮脂などのタンパク質も 分解するため、衛生面や 臭いの気になる タオルや衣料品などへの 活用も広がりを みせている。タオル専門店では 22日から「ハイドロ銀チタン」を使ったタオルが 店頭に並んだ。価格は 通常のタオルの2倍近くだが、客の反応は上々のよう。
●百条委員会設置 可決 小池知事のブレーンに直撃!・きょう 開会した東京都議会。小池知事は 初の施政方針演説で 東京五輪の仮設施設の整備費用について、東京以外の会場も含め、負担を受け入れる考えを 明らかにした。そして 今回の都議会の最大の焦点が 豊洲市場の移転問題だ。強い調査権を持つ百条委員会の設置案は 全会一致で可決。用地購入当時の 石原元都知事や 浜渦元副知事の証人喚問を 3月18日から20日の間で行う方針だ。知事の政務担当特別秘書、野田数氏は、百条委員会の自民党の委員には、石原元都知事と近い議員が多く入っているため「追及が ナアナアな ものになる」と指摘する。責任追及の立場が 2分されるため 都民のチェックが必要だと いう。この議論の行方が 都議選に 大きな影響を与えるとみている。さらに 小池知事が主導する 都民ファーストの会は 都議選で 単独過半数を狙っている。野田氏は 自民系の議員の切り崩しには 慎重な立場だと言いうが 水面下では 引き抜きもあるようだ。
●宇和島ブリを世界へ!・今、外国人観光客に人気の寿司ネタが「ブリ」。しかし ブリは、生臭さが残るなど「冷凍向きではない」とされ、輸出には課題があった。その課題に挑むのが、愛媛県の『宇和島海道』。この会社は、三井物産、新潟の魚加工会社の オンスイ、宇和島の養殖会社のダイニチが共同で立ち上げた会社だ。三井物産は、こうした知られざる地方の 技術の発掘に力をいれている。宇和島の養殖ブリを 世界に広めるため、使うのは『超冷薫』という技術。ブリの生臭さの原因は 血だが、『超冷薫』技術を使うと 100%血液を除去でき、冷凍しても 生臭さが残らない。宇和島海道 立ち上げに携わった 三井物産の小林さんは、この技術によって、日本のブリが 十分広がっていく可能性があると 話す。
●安倍総理「解決に全力」・安倍総理大臣は きょう、北朝鮮による拉致被害者の家族などと面会し、国際社会と連携しながら、拉致問題の解決に向けて 北朝鮮に対話を迫る考えを示した。いっぽう、家族会は、今年中の被害者全員の救出を 強く訴えた。ただ、金正男氏の暗殺や ミサイル発射など、北朝鮮情勢は不安定で、解決への道筋は 不透明だ。
●“カジノ王”が日本投資・マカオのカジノ王の息子が 来日し 日本のカジノ市場進出に向け 強気の投資プランを 明かした。マカオなどで カジノを運営する メルコ・クラウン・エンターテインメントのローレンス・ホー会長は 今日、大阪で構想している複合型リゾート施設の完成イメージ図を 初公開した。日本でのカジノ運営解禁をにらみ アメリカのラスベガス・サンズは 1兆円規模の投資を行うと 明言しているが ホー会長は それ以上の投資の可能性があることを 示唆した。
●世界最大規模で指紋決済・日本のベンチャー企業「リキッド」が、指紋だけを使った決済サービスを 世界最大規模で展開することが、テレビ東京の取材で わかった。インドネシア最大の財閥「サリムグループ」と 合弁会社をつくり、サリムグループ傘下の コンビニチェーンの店頭などで 指紋を登録すれば 手ぶらで買い物できるサービスを まもなく始める。また、グループ傘下の銀行では カードや暗証番号を使わずに、指紋のみで 本人確認をできるサービスなども 展開する計画だ。まずは サリムグループの従業員50万人を対象に 今週末から 指紋登録を進め、初年度で指紋の登録者は 100万人規模になることを 見込んでいる。
●「森友学園理事長の参考人招致を」・大阪・豊中市の国有地が 評価額よりも およそ8億円安く 学校法人「森友学園」に 売却された問題をめぐって、民進党は、森友学園の籠池理事長の 国会への参考人招致を求めた。自民党は「今後の審議状況を見守る」として 応じなかった。いっぽう、菅官房長官は 土地取引について「法令等に基づき 適正に処分した」と改めて強調した。
●中国で不動産価格が沈静化・中国政府が きょう発表した 1月の新築住宅価格指数は、主要な70都市のうち、45の都市で 前の月から上昇した。上昇した都市の数は 1ヵ月前の発表よりも1都市減った。このうち 不動産の高騰が懸念されていた 上海や北京などの大都市で 価格は横ばいか、下落傾向を示していて去年秋ごろから 各地で実施されている住宅の購入抑制策の影響が 広がってきている。
●大使館職員を航空会社職員が関与か・北朝鮮の金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察は きょう、北朝鮮大使館の書記官と 高麗航空の職員が 事件に関与した疑いがあると 発表した。一方、マレーシアの北朝鮮大使館は、警察の捜査を批判するとともに、逮捕された北朝鮮国籍の リ・ジョンチョル容疑者や 実行犯の女2人の即時釈放を 求めた。
●人工知能搭載 自宅で作る「鉄腕アトム」・きょう、姿を現したのは、あの「鉄腕アトム」。作者の手塚治虫生誕90周年を記念し、最新のAIを搭載し、コミュニケーション・ロボットとして登場した。最大で12人までの顔を認識し、会話内容も成長していくという。このATOMは、5社の共同開発。デザインなどの監修は、手塚プロダクションが、電気系統の基板などは、電子デバイス開発を行うVAIO。顔認識を行う人工知能は、ソフトウェア開発会社の 富士ソフトが担当し、会話の機能などを NTTドコモが 提供する。そして、講談社の売り方も 特徴がある。分冊百科という方法で、一つのテーマを 定期的に分けて販売する仕組みだ。このATOMも、週刊で全70巻、毎号ついてくるパーツを組み立てて、自分で作っていく。4月に発売される。この分冊百科市場は、発刊される数の減少に伴い 落ちているが、近年は 横ばいを維持。その他の雑誌が 1年で1割ほど売り上げを落としている中、注目されている。
●【トレたま】教えなくても 作業するロボット・【商品名】ビジョンチップによる高性能ロボット【商品の特徴】ロボットに動きを教えなくても、高速画像処理することで 作業をおこなう産業ロボットを開発【企業名】東京大学【住所】文京区本郷7-3-1 工学部6号館2階215号 石川教授室【価格】未定【発売日】未定【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】木下智夫氏(野村証券チーフ・マーケット・エコノミスト)