岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

温床を作る

2009-03-12 23:00:22 | 農作業

朝、起き掛けに外を見れば雪だった。 平成4年だったか、4月の12日に大雪が降って育苗ハウスが潰れた痛い思い出がある。
        
この雪も11時頃にはすっかり消えてなくなった。

今日は遅れていた確定申告書を最寄の税務署へ出してきた。 今年から手書きではなくPCで読み込んで打ち込み印刷したものを提出した。

ハローワークや労働監督署などが同じ建物の合同庁舎には車が置けないほど駐車場も混んで、特にハローワークの窓口は人でごった返していた。

帰りにユニクロに寄って980円のジーパンをと見て回ったが、ついこの間の発表で実際の販売はまだ先なのか置いてはなかった(笑。

お昼過ぎには家に帰えり来る西瓜の育苗に供えて温床を作る。 
温めた熱が冷たい土で下がらないよう籾殻を均平に敷いて断熱効果を上げる。

        
さらに小さな穴のあいたフイルムを敷いて床は仕上がり。
        
出来た床にヒータ線を均一間隔で布設して温床は完成。
        
これで20日頃より育苗用のポット(鉢)に土詰めを行いこの温床に並べる。

   


晴れたら儲けもん

2009-03-10 22:07:01 | 日々の暮らし
今日は思いがけずの好天になった。 後に昼より雨になるのだが、昨日の就寝前の予報では朝から雨とのことだったので儲けものだ。
       
おらが町のシンボル負釣山(おいつるしやま)959,3mに雪はまだ残っているがおらが家の庭の梅は花が咲き出した。

       
観賞用の梅はとっくに満開を迎えているのだがこちらは今から見ごろか。 今年は沢山実を付けてくれるといいのだが。

儲けた天気に西瓜の畑の石を運び出し肥料を受け入れする。

       
石の入った袋を一旦手で畦道まで運び出しそれから運搬車で家まで運んだ。

田から出た石とはいえ勝手に何処へでも捨てるわけにはいかない。 家に持ち帰り搬入路などに敷いて使う。

終わって、畑で使う資材の消毒も今のうちにやっておく

       
        
接木をしない国内に於いても稀な自根栽培もあって以前使った資材は連作障害の元になる色んな菌が付着している為一回毎に消毒をしなければならない。

それも済んでこんどは総会の準備だ。 総会といっても村の登山隊の年に一度の新年総会で昨夜僕の家でリーダと最終打ち合わせを終えたところだ。

で、準備なのだが、総会の後の宴で僕のハリハリ漬けを食べてもらおうと先日から仕上げ干しをしていたのだ。

       
丸のまま干し上げたものを縦割りにして再度干すのが僕流

       
昨日も良い天気でいい具合に干せた。 消毒が済んだ頃にはポツリポツリときて取り込む。

昼には本格的に降ってきて、漬物業に専念する(笑。

         

        
名ばかりの会長、せめて旨い酒と手作りの漬物でも持参して点数を稼ごうという見え見えの魂胆なのだ(照笑。    

還暦フィーバー

2009-03-08 22:50:28 | 日々の暮らし
おい、俺似合ってるだろ? なんて言ってるのは誰だい




友達のS さんが今年還暦を迎えお正月に村の神明宮に於いて祝福を受けたことは先に書いた。

その彼が日を改め昨夜盛大なるパーティを開いた。 場所は宇奈月温泉の延対峙荘

上の写真は二次会のクラブで主役の彼が無理やり友人達に着せたもの。 この中で本当に還暦を迎えたひとは一人だけで、後のものはまだ2年~5年はある。

始めは嫌がってた友人達も一人が着出したら俺も俺もと面白がっていた。
こういうのって女性には理解し難いことなのではないだろうか。

つまり一般には誰も歳を進めたい人なんかいないはずであるが、男性人にはある程度の年齢に達すると爺ちゃんに憧れる・・ 孫を早く見たいのもその一つなのだが、つまり単純にお気楽なのである(苦笑。

        

 

友達がこの日の為に用意した舞台は民謡踊りありマジックショーありフラダンスあり仮装歌謡ショーありで大いに盛り上がった。

二次会もセットされ、オマケに宿泊付きと至れり尽くせりのもので、人生の区切りを迎えた彼の思いがこもってて、 S さんらしい素敵で楽しい宴であった。

ただ、今回司会進行を仰せつかった僕はシナリオを受け取ったのが2日前で、時間の配分も殆んど分からず当日会場に乗り込んでの調整と色々と焦った(笑。

面識のない彼の親戚方々や職場の友人方々を前に、こんな宴席の司会の経験などない僕は友人達と普段交わる姿をそのままに出せればと心掛けたが、果たして受け容れて戴いたかはなはだ疑問だ

一夜明けた今朝、ホテルの部屋を訪れた彼が喜んでいてくれたのを見てやっと肩の荷が取れたいうかここ数日間は他のことに手が進まなかったことからも開放され、ホッと一安心(笑。

僕の「還暦」はようやく終わった。 明日からは畑の準備に全力投球だ・・? いや(汗、そうありたい(苦笑。 

西瓜の下に花が咲いて

2009-03-04 23:47:57 | 日々の暮らし

       
2月に入りすっかり春めいてはきていたが、三月半ばまではまだ油断は出来ない。

ついこの間まで黒く山肌が見えていたのだが、今日の僧ヶ岳はまだ春は早いぞと言ってるようだ。

やはり昨年も3月の5日に雪が降り辺り一面真っ白になったことを思い出した。 

そんなことは私のほうが一番よく知ってるわと言うように近頃家のミーはストーブの前から離れない。

  

        
今では藁小屋へ来るのも億劫なのかこの定位置から動こうとしない。

人間はこういう訳にはいかない(苦笑、働かないと喰ってはいけず、僕の場合はせっせと今春の田畑の準備に余念がない。

で、一昨日から始めた西瓜の作付け地の石拾いが今日ようやく終了した。

他の用事が出来たり雪が降ってきたりで寸断してはだったが3日掛かりで完了。 

       

       
突然降りだした雪に暫らくは構わず作業を続けていたが、身体が凍え撤退。
       

        
西瓜塔の下に咲いた肥料袋の花。 拾っては袋に入れ持てなくなると背中に担いだ次の袋を取り出し入れる。

後は天気が続いて畝が硬くなったら運び出し、その後肥料の散布に取り掛かる。 

運び出すと言っても機械を入れれる程には乾いて固くならず手で運び出すわけで、肥料の散布にしたって全て手作業だ。

そうこうして暖かくなり充分に乾くのを待って機械を入れて耕すのは今月末か4月に入ってからになるだろう。
 


バアチャンと落語でデート

2009-03-01 23:45:32 | 好きなこと
       
我が家の二階から見る北アルプス朝日岳に白馬連峰。 いい天気になったが風はまだまだ冷たく。

3月1日、いよいよ3月に入った。 もうお尻に火がついた状態で落ち着かない(苦笑。

       
今期何回目かの桟俵の山だ。 一杯になっては運び出し、目標枚数にあとまだ200枚ほど。

これからは晴れたら外仕事など畑の準備に回り桟俵編みはバアチャンに頼ることになる。

今日もこの天気に僕は畑へ石拾いに出た。

       

       
ご覧のように白く浮き出た石がお解かりだろうか。 ここは平均的だが多いところでは河原のようになっていて、視察に来られた農業普及所の方も大丈夫なんですか?とビックリされる。

畑(田んぼ)はまだ柔らかく機械を入れることなど出来ない。 背中に空きの肥料袋をザックに入れて背負い一つ一つ拾っては袋に入れていく根気と体力のいる仕事だ。

ざっと推定して250~300枚の袋がいる。 もちろんこの後本畝作りを終えればまた石が出て拾い集めることになる。

石そのものが決して畑に悪いとは言わないが拾うのには一つ訳がある。

好意で貸してくれた地主さんに対してせめても石を取り除いて返すのが礼儀だと思うからだ。

小さなピンポン玉くらいの大きさから大人の顔の大きさまで大小様々、中にはツル、スコップで掘り起こすくらいの大抱えのものまで出ての大仕事だ。

ラジオをポケットに午後の2時過ぎまで奮闘し本日の作業終了する。

これから町のホールで行なわれる「桂 歌丸 独演会」へ出かけるためだ。

       

       
連れはバアチャン。 バアチャンと二人で出かけるなんて病院かお寺さんくらいのもの。

席は一列目の真ん中やや横。 「ここならよく見えるし聞こえるわ」 とバアチャンも満足。

実は生の落語はバアチャン初めてで、テレビで見る歌丸さんに大喜び。 ところが僕は最初の演目まではよかったが、第二部に入り不覚にも睡魔が差して来た。

途中の大爆笑でハット気付き横のバアチャン見たら、当のバアチャンもウトウトしてた(笑。

後で分かったが何時も昼寝するバアチャンが嬉しかったのか今日はしなかったらしく、それで後から眠たくなったらしい。

せっかくのライブを楽しんでもらおうと思っていたが、とんだデートになったようだ(笑。

それでも帰り際 「初めて観れてよかった」と言ってくれた。