岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

肥料散布で火傷

2009-03-13 23:19:24 | 農作業
明日から暫らくは雨か雪ということで第一回目の肥料散布を決行。

夕方からは雨と言う予報に夜明けを待って肥料の配置をする。 本来午前中で終える作業なのだが、例の後発白内障の術後の経過検査と黄斑変性症の疑いありでの観察を兼ねての診察予約が入ってるため悠著には構えてられない。

       
撒く肥料はテレビ等でご存知の方もおられると思うが、鳥インフルエンザで消毒に使われる消石灰。

古くは宮沢賢治も酸性化した土壌を改良する為使用したと言われる石灰は病気に対する抵抗力やカルシウムを補ってくれる優れものである。

ただ、問題があって、パウダー状の消石灰は少しの風でも舞い上がって衣服を通す。 身体に傷がある場合はもちろん目などに入ると非常に痛い。

畝がまだまだ柔らかい為に機械を入れて散布できず手作業となる。 これで中々に辛い仕事なのだ。

       
衣服の上から防水性のつなぎを着て、更にヤッケを着込んで帽子も二重にし防塵マスクにゴーグルで身を固め作業に当たる。

途中病院に行くため中座、シャワーを浴びて出掛ける頃には早ポツリと来て焦ったが、身体も大事とグッと押さえて病院へ(苦笑。

病院を出た頃は車のワイパーが要るほどに降ってきた。帰って直ぐに着替え再度畑へ向かった。

明日からは暫らく撒けそうな日はないし、肥料を配置した以上は撒かなければならない。

石灰は水と反応して熱を出し発火するのと濡れて固まったら撒けなくなるのだ。

       
しとしと降りの中で撒き終えたのが夕方4時ごろだった。 今日はお宮さんで春祭りの行事があったのも行けなかった。 オマケに雨で溶けて侵入した石灰で手首の部分が火傷した。

途中で気付いたのだが雨がひどくならない内にと・・ こればっかりは性分だから仕方がない(苦笑。

今日は朝もお昼も食べてる間はなかったけれど、途中でバアチャンが春祭りで作ったカイモチ(おはぎ)差し入れしてくれたお蔭で一日頑張れた。

心配事の一つだった眼科のほうも術後は経過良しで、もう一つの方も悪い方への進展は見られず治まってる様なので次回の検診は5月ということであった。

火傷した手首は傷むが、一仕事終えた開放感からか、夕食が済んでからウトウトと心地よい眠りに誘われていたのを 「こんなところで寝てたら風邪引くわよ」 と一喝され目が覚めた(笑。