岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

バアチャンと落語でデート

2009-03-01 23:45:32 | 好きなこと
       
我が家の二階から見る北アルプス朝日岳に白馬連峰。 いい天気になったが風はまだまだ冷たく。

3月1日、いよいよ3月に入った。 もうお尻に火がついた状態で落ち着かない(苦笑。

       
今期何回目かの桟俵の山だ。 一杯になっては運び出し、目標枚数にあとまだ200枚ほど。

これからは晴れたら外仕事など畑の準備に回り桟俵編みはバアチャンに頼ることになる。

今日もこの天気に僕は畑へ石拾いに出た。

       

       
ご覧のように白く浮き出た石がお解かりだろうか。 ここは平均的だが多いところでは河原のようになっていて、視察に来られた農業普及所の方も大丈夫なんですか?とビックリされる。

畑(田んぼ)はまだ柔らかく機械を入れることなど出来ない。 背中に空きの肥料袋をザックに入れて背負い一つ一つ拾っては袋に入れていく根気と体力のいる仕事だ。

ざっと推定して250~300枚の袋がいる。 もちろんこの後本畝作りを終えればまた石が出て拾い集めることになる。

石そのものが決して畑に悪いとは言わないが拾うのには一つ訳がある。

好意で貸してくれた地主さんに対してせめても石を取り除いて返すのが礼儀だと思うからだ。

小さなピンポン玉くらいの大きさから大人の顔の大きさまで大小様々、中にはツル、スコップで掘り起こすくらいの大抱えのものまで出ての大仕事だ。

ラジオをポケットに午後の2時過ぎまで奮闘し本日の作業終了する。

これから町のホールで行なわれる「桂 歌丸 独演会」へ出かけるためだ。

       

       
連れはバアチャン。 バアチャンと二人で出かけるなんて病院かお寺さんくらいのもの。

席は一列目の真ん中やや横。 「ここならよく見えるし聞こえるわ」 とバアチャンも満足。

実は生の落語はバアチャン初めてで、テレビで見る歌丸さんに大喜び。 ところが僕は最初の演目まではよかったが、第二部に入り不覚にも睡魔が差して来た。

途中の大爆笑でハット気付き横のバアチャン見たら、当のバアチャンもウトウトしてた(笑。

後で分かったが何時も昼寝するバアチャンが嬉しかったのか今日はしなかったらしく、それで後から眠たくなったらしい。

せっかくのライブを楽しんでもらおうと思っていたが、とんだデートになったようだ(笑。

それでも帰り際 「初めて観れてよかった」と言ってくれた。