岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

山の総会

2010-02-28 22:04:44 | 山登り
2月の最後の週末、恒例になった僕ら村の登山隊「小杉 トレッキング倶楽部」の22年度総会を町の施設「いろり館」を借りて一泊で行なった。

       

       
総会終了後、これも恒例の写真中央赤シャツは佐伯邦夫先生を招いて山のうん蓄を聞いた。

登山家であって郷土の山岳史家である佐伯さんについてはこれまでも何度か紹介してきたのでここでは割愛させていただく。

これまでは講演が終わったあとで佐伯さんを囲んで酒宴と移ったのだが、今年から飲みながら、つまり宴会をやりつつ講演を聞くという趣向にした。

元来お酒が好きで、飲めば饒舌になり思わぬ裏話も聞けたりすることを、これまで山テントで知り尽くしてる僕の考えだった(笑。

案の定、お話は多彩に富、終わった後の皆の感想も「非常に勉強になり、良い話が聞けた。」という大満足のうえ、注しつ注されつで終わりのない盛り上がり様だった。

       
今回も山男手作りの料理でもてなしたのだが、なかでも邦夫さんが手にしてるのは炭火で焼き上げた岩魚の骨酒。 黄色く濁り、独特の甘味が特徴だ。

そしてメーンディッシュは芋煮だ。 何年か前に僕のハウスで芋煮を作ったところ評判だったのを思い出し、リーダのSRさんに提案し可決と相成った(笑。

       
お昼過ぎに会場に集まった僕らは買い出しに始まり、サトイモの皮むきから挑戦。 意外と長く掛かった下準備も甲斐あって、目出度く全員に旨いと言わせしめたのだった(笑。

今回も我家から出品のいまでは貴重な鉄の大鍋はこれまでの鍋物の旨味がみんな地金に吸い込まれていて最高の味を作ってくれた。


いまや一年に一度、七夕の様な関係の僕らと佐伯邦夫さんだが、縁あってこの席に来ていただいてもう10数年になる。

お互い生活環境も変わり山に係わる時間も少なくなったが、来年も再びここで集えることを期待し、翌朝に解散した。





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