立派な銀メダルなのに

病院を出て税務署へ寄り、その帰りにカレー食堂に寄った。

その食堂のテレビが始まったばかりの女子のフィギュアスケートを映し出していた。

鈴木も安藤も浅田も良かった。　特に浅田真央は細かいミスはあったものの、これまでにない素晴らしい演技だったと思う。

でも、それ以上に金メダルを取った韓国の金の演技が素晴らしかった。文句の無いものだったと思う。

注目の浅田真央はそれでも銀メダルに届き、立派な成績に拍手を送った。

それなのに、家へ帰ってテレビを点けたら某番組のキャスターが、

「何故これだけの点数の差になったのか？、おかしいのではないか？」

と解説者に問いただす場面がでて、テレビを切った。

誰が、と言えば語弊があるかもしれないが、少なくとも食堂で一緒に見てた人たちは、皆一様に金と銀の差を感じていた。

それでも浅田真央の活躍は予想に違わずであり、立派であったと思っている。　家のカミさんなんか、選曲の違いではないか？もっと彼女に合った曲であればもっと肉薄していたのではと言う。

かように良くやったと思う。　なのに水を差すような扱い方は止めて欲しいし、みっともないではないか。