冬の花の蝋梅が家のトイレで花開いた。 甘く芳醇な香りが部屋中に溢れ、そこだけが春のようだ。
今年もあと残すところ5日になった今日、我が家の餅つきをおこなった。
例年だと山に入る僕の都合で28日に行なうのだが、今年は日曜の今日に合わせ、一日早く搗くことにした。
朝の7時よりバアチャンの手返しに合わせ、一臼二升の餅を四度つく。 僕らが子供の頃は今より沢山ついたものだから、餅つきの朝はもっと早かったように覚えている。
カミさんが、やらせてと言って搗いてるのはヨモギの草餅。 この朝、山手に住む義兄さんが持って来てくれた農薬やペット害にあってない風味豊かな天然ものだ。
ヨモギもまた春の香り。 一足早く、目で楽しみ、舌でも味わう、御馳走様。