文屋治実さん(チェロ、元札幌交響楽団、現在フリー)と岡部亜希子さん(ヴァイオリン、札幌交響楽団)をお迎えして、私(ピアノ)とピアノ3重奏“ドムキー”を中心に、更に、学生のピアノ連弾、金管アンサンブルもまじえて大学企画らしいコンサートを予定しています。入場無料ですので、お気軽にお越しください。
ちなみに「北翔ピアノスタジオ」とは、北翔大学の教育学科音楽コースと芸術メディア学科音楽コース、更に、ピアノサークル“Clavier”との混合ピアノ集団の名称です。」

教育学科と芸術メディア学科の音楽コースでは学外実習として、江別市聚楽学園11月学習会として「ソロとアンサンブルによる<音楽の宝石箱>」というコンサートを行いました。聚楽学園とは江別市の高齢者大学蒼樹学園を卒業した67歳以上の方々で自主運営している大学院のような学園です。
今年で3回目を迎えたこのコンサート。今年は20名の学生が参加して音楽を楽しんでいただきました。先日の長沼町同様に10種類の管楽器について詳しく説明したあと音色の違いを聴いていただき、サックスと金管のアンサンブル演奏に続いて軽快な「コスタブラ—ヴァ」を全員で演奏。「ふるさと」では会場の300名を超える皆さんの大合唱となり、アンコールとして「聚楽学園歌」を演奏し、学園生の皆さんと素敵な時間を過ごすことが出来ました。
(菅原 克弘)
教育学科と芸術メディア学科の音楽コースでは学外実習として、11月8日(土)14:00~15:30長沼町教育委員会主催による「第3回クラシック音楽講座」~管楽器の世界~において、管楽器の紹介と演奏を披露しました。
小さなお子さんから高齢者の方まで幅広い年齢層の方々に、フルートやファゴット、トロンボーンなど10種類の管楽器の音の鳴る仕組みや音色の違いを感じ取っていただけるよう、工夫して説明をしました。
最後は全員で合奏し、会場の皆さんにも一緒に「ふるさと」を歌っていただきました。
「ピアノ基礎演習 Ⅰ(1年次)」と「ピアノ表現 Ⅰ(2年次)」は、前期のピアノ実技の授業です。マンツーマンのレッスンの他、教員による鑑賞学習も開かれます。今年度6月に実施された教員による「ミニ・コンサート~ピアノデュオの世界~」では、鈴木しおり先生と新堀聡子先生によるデュオで、「マ・メー ル・ロワ」(ラヴェル作曲、連弾)や「花のワルツ」(チャイコフスキー作曲、2台ピアノ)など6曲の生演奏を鑑賞し、デュオならではの厚みのある音響の世界をつくっていました。
北翔大学の中でこのような素晴らしいことが起きていることを知ると、他の学科の学生にも知ってほしくなります。本当に素敵です!
さて、音楽の素晴らしさをたっぷり味わわせていただきましたが、他のコースの学生もそれぞれが様々な分野において、こうして自分の力を発揮させているのでしょう。例えば、算数の時間にどうやったら楽しくわかりやすい授業ができるのか、教員とのかけあいの中でつくり出している事と同じなのかも知れません。
(山崎正明)
7月4日(金)に北翔大学パル6階多目的ホールにてトロンボーンゼミによる発表会「プラクティスワーム」が開催されました。
この発表会には、学生が演奏会を主催する経験を積むという目的があります。そのため、会場の場所取り、プログラムやポスターの作成、講師や伴奏をしてくださる先生との予定調整、当日の司会等々が学生主体により企画運営されました。
また、2週間後には前期の器楽試験が控えており、発表会での演奏と試験に向けたソロ曲の練習が盛んに行われる傍ら、トロンボーンのスライドを活用したアンサンブル曲にも取り組みました。
当日はたくさんのお客様にお越しいただく中、講師眞弓基教先生のソロから始まり、発表会後半には他大学の学生をゲストとして迎え、トロンボーン四重奏で締めくくられました。
(レポート 2年生 中村 光明 トロンボーンゼミ学生)
7月2日に北翔大学パル6階多目的ホールにて前期の授業発表会ということで音楽コースのユーフォニアムとチューバ履修生によるアンサンブルコンサートが行われました。
1年生によるモーツアルトのアイネ・クライネ・ナホト・ム ジークの四重奏曲からスタートし全学年の大編成によるT.Roger作曲のAIRの演奏で締めくくられました。
特に1年生にとっては初めての公式な演奏会であり専門的に学ぶ上で大きな経験になったようです。
(千葉圭説)
3年の佐々木忍弥くんが、先日、北方圏学術情報センターPORTOで開催されたTEDxSapporoで、スピーチと津軽三味線の演奏を披露しました。
佐々木忍弥くんは、忍弥-niya-という名前で登壇しています。力強い津軽三味線の音色とともに登場し、7才から三味線をはじめ、20代という若さで世界を舞台に活躍するこれまでの道のりを、演奏とともにスピーチしました。
写真に写っているもう一人は、デジタルパーカッショニスト、佐藤健伍さん(北翔大学人間福祉学部卒業者)です。佐々木くんの今回の演奏をサポートし、二人の演奏に会場から大きな拍手がわき上がっていました。
北翔大学はTEDxSapporoのコアパートナーです。
TEDxSapporo公式サイト www.tedxsapporo.com
(鈴木しおり)
8月3日(日)の北翔祭では、音楽コース恒例の「夏の日のコンサート」が844教室で11:00~12:15に開かれました。
毎年、この時期は、吹奏楽団がコンクール出場で不在のため、ピアノと声楽、サウンドデザインのコンサートです。親しみやすいクラシックやジブリ、ディズニーの曲を中心に、地域の方々に楽しんでいただきました。熱中症対策の冷たい飲み物をお楽しみいただく休憩タイムや終演後には、演奏した学生に地域の皆さまが気さくに話しかけてくださり、音楽の話や大学生活の話にしばし花がさきました。
(鈴木しおり)
音楽コース・ピアノゼミでは鑑賞学習として、札幌コンサートホールKitaraへ「オルガンサマ―ナイトコンサート」を聴きに行ってきました。
Kitaraのオルガンは、パイプの数が4976本。フランスのストラスブール・ケルン社で、2年の歳月をかけて製作されました。柔らかに銀色に輝くパイプは、北海道の針葉樹林をモチーフとしたデザインです。第16代目Kitara専属オルガニストのオクタヴィアン・ソニエさんと旭川市出身のソプラノ歌手、中江早希さんの演奏を聴いてきました。68のストップ(音栓)操作による多様な音色、ホール全体を楽器に見立てた迫力のある音響・・・オルガンならではの音の世界を堪能してきました。