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北翔大学 教育文化学部 教育学科

本学科は保育士資格、小学校、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、中学・高校(音楽)の一種教員免許などが取得できます。

《学生レポート 2》「音楽コース  えぽあロビーコンサート~春を待つ 雛月コンサート~」

2015年03月17日 | 教育学科 音 楽 コース
はじめまして、北翔大学教育学科音楽コース1年の佐竹です。3月4日(水)14:00~に、江別市えぽあホール・ロビーで「~春を待つ 雛月コンサート~」が開かれました。芸術メディア学科 2、3年の音楽コースと教育学科1年の音楽コースの学生が、それぞれサクソフォーンソロ、声楽独唱、ピアノソロ、ピアノ連弾を演奏しました。サクソフォーンソロでは2年生の早川さんが「いつか王子様が」「青春の輝き」を演奏されていました。






きれいな音色で聞いていて心地良くなり、私もあんな風に演奏をしたいと思いました。声楽独唱では3年生の畑林さん「初恋」「花は咲く」他を力強い声で歌われていました。



特に「花は咲く」は東日本大震災の復興支援ソングです。被災された方々のために「今、自分が何をしたら良いのか」、「音楽を通して何ができるのか」を、先輩たちの音楽を通して伝えるメッセージから感じ、音楽の力をしみじみ考えてとても刺激になりました。
そしては私はピアノ連弾でジョージ・ガーシュウィン作曲の「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏しました。










短い時間の中で練習をしたのでまだまだ未熟な演奏でしたが、来ていただいた方々のあたたかい拍手があり、音楽を聴いてくれる人がいるということは本当に幸せなことだと思いました。同時に、もっとたくさんの方々にたくさんの音楽を聴いていただきたいとも思いました。

このコンサートは、江別市民音楽振興会の学生代表として参加している3年生の牛島さんと松澤さんが中心になり、音楽コースとして市内で継続して開かれています。地域の方々の支えがあり、今、音楽ができるこの環境を無駄にしないよう日々練習に励みたいと心から思いました。またこのような機会があれば積極的に参加していきたいです。


北翔大学 卒業演奏会のゲネプロの模様

2015年02月27日 | 教育学科 音 楽 コース
 先日2月10日に開催された卒業演奏会のゲネプロの模様です。本番前というのにステージ床に、こっ、こんなにゴミがっ!!



よく見ると、すべてテープに何やらマジックで書かれています。



「Tp4」「Tb4」・・・・「トランペット4重奏」、「トロンボーン4重奏」・・・これは場見りテープでした!



「場見る」とは、ステージでの奏者の立ち位置や譜面台、ピアノの位置をテープで目印に記録していくこと。

ステージマネージャーの指示のもと、スタッフの学生はステージ転換の暗転の中で、この場見りテープを頼りに、すばやく、しかもスマートな動作で配置してゆきます。失敗の許されない重要な作業です。



みるみる変化するステージは、それ自体がショ―のようです。本番では、この仕事を演奏する卒業生自らと音楽コースの後輩の力を借りて行います。



それにしても2日間公演でソロとアンサンブルの合計23ステージ。場見りテープはスゴイ数です。これらを、照明を落としたステージ上で瞬時に見分ける力に感心します。




この他にも、照明、アナウンス、受付・・・・コンサートの裏にはさまざまな仕事があり、すべてに共通するのは“おもてなしの心”です。ひとつの音楽会を成功させることで、企画力・コミュニケーション力・行動力など、どんな仕事にも求められる“人間力”が自然に培われます。そのためもあり、音楽コースでは1年生から学内外でのコンサート活動を大いに奨励しています。



(鈴木しおり)


北翔大学 音楽コース「第12回 卒業演奏会」終了

2015年02月27日 | 教育学科 音 楽 コース
 先日、2月10日、11日と2日間にわたり、芸術メディア学科音楽コース「第12回 卒業演奏会」が開催されました。





教育学科音楽コース1年生は、3年後の自分たちの卒業演奏会を想定するために「基礎教育セミナー」の授業として全員、客席で鑑賞学習でした。また、写真にあるように卒業生にはさまれて、アンサンブルとして演奏に参加したり、受付などのスタッフとしてお手伝いをした1年生もいました。



 客席には前学長先生をはじめ専任教員、非常勤講師の方々がお見えになり、盛大な拍手で応援してくださいました。保護者の皆さまや友人・知人の方々、一般の方々が150名ほど来場され、終演後のロビーでは時間の経つのを忘れてそれぞれの会話に花が咲いていたようです。

 前期から準備に入り、当日は変化に富みバランスのとれたステージをチームワークで成し遂げ、今回も充実した内容のコンサートになりました。音楽はコミュニケーション芸術。卒業後は、音楽振興のため、人と人とを繋げる指導者・支援者を目指して頑張って欲しいと思います。音楽コース1年生は、そんな4年生の後ろ姿から多くを学び、これからの大学生活に生かしていくことでしょう。



(鈴木しおり)

音楽コース 卒業演奏会リハーサル

2015年02月07日 | 教育学科 音 楽 コース
 2月4日、ポルトホール(札幌市中央区)で行われた芸術メディア学科音楽コース「第12回卒業演奏会」のリハーサル風景です。北方圏学術情報センター・ポルトホールは北翔大学の研究施設ですので、リハーサルは本番の会場を使用して充分に行うことができます。ステージは打楽器ゼミ。本番さながらの白熱した演奏で、客席ではゼミ担任の真貝先生(元札幌交響楽団、本学非常勤講師)がレッスンを兼ねてお聴きくださっています。





 ポルトの外は翌日に控えた「さっぽろ雪まつり」会場が近く、北海道ならではの幻想的な美しさです。リハーサル帰りに真貝先生が撮影されたお写真をお借りしました。





「第12回卒業演奏会」は、2月10日(火)18:00開場、18:30開演。11日(水、祝)13:30開場、14:00開演です。どうぞ、雪まつり見物を兼ねて、お越しください。




鈴木しおり

第9回 新春コンサート2015 in PORTO

2015年02月05日 | 教育学科 音 楽 コース
1月17日(土)に、無事、「第12回 新春コンサート2015 in PORTO」が北方圏学術情報センターPORTO(札幌市中央区)で終了しました。当日は、アトリウムからわかるように”晴れ・・曇り?”でしたが、終演時には猛吹雪。お客さまの中には6歳くらいの坊やも見えていたのに・・・・。ピアノゼミとピアノサークル“Clavier”のメンバーも早々に解散、帰途につきました。それでもJRが止まったりで、随分苦労したメンバーもいたようです。とにもかくにも、平成27年も、地域の皆さまとピアノ音楽で新春の慶びを共有でき、嬉しい1年の幕開けでした。










鈴木しおり

音楽コース「第12回 卒業演奏会」

2015年02月03日 | 教育学科 音 楽 コース
 教育学科音楽コース1年の「基礎教育セミナ-」では、2月10日、11日に北方圏学術情報センター・ポルトホール(札幌市中央区)で開催される芸術メディア学科音楽コース「第12回 卒業演奏会」を鑑賞します。

 音楽コースは本年度4月より「芸術メディア学科」から「教育学科」へ変更し、その移行期として両学科が今後3年間にわたり併存していきます。この卒業演奏会は、1年生にとって、自分たちが3年後に演奏する場を研修する大切な機会でもあります。

よりよい卒業演奏や卒業研究をめざし、1年生の今から先輩たちの演奏を聴くなど着々と準備を進めています。



鈴木しおり

音楽コース 授業「筝」

2015年01月29日 | 教育学科 音 楽 コース
「1月29日1,2時間目に教育学科音楽コース1年「器楽基礎演習㈼」において、「箏」の集中講義が開かれました。
今回から北島千絵先生にご指導いただきます。
先生は、これまでご指導いただいてきた中山いずみ先生と同じく、生田流の流派「沢井箏曲院」に所属されています。」

(鈴木しおり)

















小学校学習指導要領 改定のポイント(小学校 音楽) 平成20年7月 義務教育課

「A 表現」(2) における楽器の取扱いについて (解説P.73)
・アでは 「打楽器として 木琴 鉄琴 和楽器 諸外国に伝わる様々な楽器を含めて演奏の効果、学校や児童の実態を考慮して選択すること」とある。また、イ~エにおいても 「学校や児童の実態を考慮して」とあり、現行の「児童の実態」に加えて、「学校」が加えられていることに留意。

中学校学習指導要領解説 音楽編 平成27年7月 文部科学省

○ 国際社会に生きる日本人としての自覚の育成が求められる中,我が国や郷土の伝統音楽に対する理解を基盤として,我が国の音楽文化に愛着をもつとともに他国の音楽文化を尊重する態度等を養う観点から,学校や学年の段階に応じ,我が国や郷土の伝統音楽の指導が一層充実して行われるようにする。(解説P4)


(山崎正明)

北翔大学教員の活動 エッセイ「百歳までのピアノ人生?」鈴木しおり

2015年01月07日 | 教育学科 音 楽 コース
 本ブログで大学の教職員の活動などについてもブログで紹介していきます。今回は教育学科の音楽コースの鈴木しおり先生です。

「明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。栗林育英学術財団発行の財団便り『かけ橋 第36号(平成26年12月15日)』に私のエッセイが掲載されました。
 札幌交響楽団のコンサートマスター大平まゆみさんの著書『100歳まで弾くからね!(北海道新聞社、平成12年12月)』に触発され、ピアノについて書いたものです。」







「百歳までのピアノ人生?」


北翔大学 鈴木しおり


 先日、札幌交響楽団コンサートマスターの大平まゆみさんが『100歳まで弾くからね!』というご本を出版されました。私は、北翔大学教育学科音楽コースで教えており、専門はピアノですが、私も大平さんのように100歳までピアノを弾くことができるでしょうか?・・・ ウ~ン、自信がありません。
ピアノは、直接に息を使う声楽や管楽器とは違って、息を止めても2分間くらいは演奏でき、しかも猫が鍵盤の上を歩いてもそれなりの音が出ます。音程も調律師によってすでに鍵盤で整えられています。これだけではピアノは簡単そうに見えますが、実はまったく難しい楽器です。他の楽器と立ち位置がやや違う、端的に申せば、より現代に近いバーチャルの世界、つまり“錯覚の位置”にいるからです。例えば、ショパンのノクターンの旋律をソプラノ歌手が歌うように切々と奏でていても、打てば直ちに減音する音をさまざまな工夫でつなぎ合わせて、なんとか歌のようなレガート(なめらかさ)を演出しているのです。更に、ピアノの難しさは“一人でアンサンブルをする”ところにあります。
ピアノは88鍵盤で240本以上の弦を響かせ、「打楽器・鍵盤楽器・弦楽器」の3つの顔をもつ複雑な楽器です。1700年に生まれてから現代までに300年間かけて、音楽の圧倒的な情報量に対応できる楽器に成長しました。オーケストラの最高音ピッコロから最低音のコントラバスやチューバの音域を軽く網羅し、リズムやデナーミク(強弱)にも強くなりました。オーケストラが多様な楽器の音色による“色彩のアンサンブル”なら、ピアノは“白黒のアンサンブル” です。私はいつもピアノの楽譜をみながら、「この旋律はどの楽器?」と自問自答し、イメージ作りに苦労しています。モノトーンの世界に、多くの経験、知識、技術とイメージでもって“音楽の命”を吹き込まなくてはなりません。
ですので、とりわけピアノ曲を理解するには人生経験がものを言い、「長い年月をかけて精進することが大切」と私なりに考えています。ピアニストこそ百歳まで弾く覚悟で勉強しなくてはならないのでしょう。
とにかくピアノ独奏ともなれば、10本の指と両足、体全体を使ってまさに全身全霊でピアノに向かうのですが、私が百歳まで演奏する自信がないという理由は、その圧倒的な情報量である「楽譜の記憶力」、そして「演奏する体力(筋力)」、練習するための「防音室の確保(金力)」・・・この3Kです。
とはいえ、少しでも長くピアノとお付き合いができるように「3K対策」に心をくだき、ピアノ音楽の魅力を一人でも多くの人々に伝えたいとつくづく思う今日このごろです。

北翔大学ブラスフェスタ

2014年12月18日 | 教育学科 音 楽 コース
「北翔大学ブラスフェスタ」と題して12月21日(日)午後2時より江別市民会館大ホールにて教育学科、芸術メデイア学科の管楽器、打楽器履修生による吹奏楽演奏会が行われます。今回はゲストとして陸上自衛隊北部方面音楽隊の方々をお招きして、合同演奏も行われます。写真は本学で行われた合同演奏のための練習で指揮者の北部方面音楽隊の加藤隊長。

(千葉圭説)

楽器店ショールームで研修

2014年12月14日 | 教育学科 音 楽 コース
[12月12日、札幌市・井関楽器さんのショールームをお訪ねしました。以前から書籍の中で注目していたベッヒシュタインのアップライトピアノが展示されていました。他にもチェコのペトロフ、ドイツのホフマン、ライプツィヒのレーニッシュ、ホイリヒ・・・スタッフの方が詳しく説明くださり、また、試弾もできるので思わずテンションの上がるひとときとなりました。

学習コーチング学科卒業生の長尾さんはピアノサークル“Clavier”のOBです。一緒にショ-ルームで研修をし、音楽の話に花が咲きました。

世の中には、ヤマハやカワイのピアノだけでなく、さまざまに魅力的なピアノがあることを学生の皆さんにも知ってもらいたいと思っています。本学の施設「北方圏学術情報センターPORTO」にはシュタインウエイがありますので、2月末には「学外ピアノ発表会in PORTO」で、その響きを楽しむ予定です。]