猫ちぐら

マキ婆の野良猫の一匹が住み付いている。
薪小屋で風邪が通り抜けるような場所では可哀想なので、ちぐら風の箱を作った。
チャックの壊れた上着を八方スチールの大箱に穴を開けてしてやった。
親父くさいが我慢してもらう。













夜明けを眺めて、市場に行った。
雲が晴れて良い天気になった。
帰りは遠回りして山の上の道を通った。
新雪が輝き、心も輝きだした。
素晴らしい景色。

店に帰ったら伊豆からイノシシと伊予かんが届いていた。
別の除雪隊から弁当の注文が来た。


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