高知産伊勢海老の造り

昼頃まで雨が残り、お祝いが一つでちょっと暇かと思ってたが、しり上がりに来客が増えてお昼が終わる頃には満杯になった。
国体の試合の影響もあるのだろう。
御祝いの他によるの予約は常連で、あの手この手の料理では満足しない。
どちらかと言うと派手好みで目先のインパクトが必要。
マグロとヒラメと南蛮海老は最高級のものを注文して、セリ場に元気のいい伊勢海老が見えた。
獲物を狙う野良猫みたいに皆海老をにらみ右往左往していた。
セリ人がうるさいから、変な質問をすると嫌がられ、運が悪いと一箱みんな買わなければいけない事になるからだ。
安いものならまあいいさで済むが、一箱２-３万のものはそうも行かない。
今日は機嫌がよく分けてもいいと言ったので頼んだ。
後で気がついたが八匹頼まなければいけないのに緊張してたのか勘違いなのか六匹しか頼まなかった。
それで半分は塩焼きで、半分は刺身にと考えたのが半端になって塩焼きをあきらめてしまった。
蟹とホッキ貝と南蛮とマグロのトロは姿海老の刺身の合わせて盛合せにする。
焼き物が変更になったから地鮎を焼いて取り繕う。
中秋の名月が楽しめそうだ。
雲が皆東の方に移動して大きな入道雲も後を追いかけていった。



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