明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「信用」というもの

2008-02-06 | 社会
>「赤福餅」販売再開、開店時に300人の行列
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080206-OYT1T00199.htm

>赤福、117日ぶり営業再開 朝5時に行列300人
http://www.asahi.com/national/update/0206/NGY200802060004.html

ざまあ見ろ!マスゴミ!って感じだな。

あれだけ連中が叩きに叩いても、
やっぱりちゃんと買いに来る人はたくさんいる訳だ。
私も赤福ファンだから、近くに住んでたら
きっと、買いに行ったと思うけど。

今回の件を見ていて思ったのは、やっぱり社会ってのは
「信用」で成り立ってるんだなあ、ということ。

マスコミが些細なことをあげつらって大騒ぎしても
やっぱり、長年、築き上げた「信用」の重みの方が
それに勝るってことだね。

逆に問題だと思うのは、マスコミが業者を叩くのは
勝手だとしても、行政がマスコミを恐れるあまり、
その業者を営業停止にしてしまうことで、
その業者を信用している人まで、
商品が買えなくなってしまったことだ。

思い出すのは、ライブドア事件の時のことだが、
当時ライブドアの株を買っていた人の多くは、
財務データというより、ホリエモンの勢いや可能性のような
ものを信じて株を買っていただろうに、
もともと、たいして参考にもしていない財務データの
些細な行き違いを理由に株を紙くずにされてしまったことだ。

何か、今の日本は社会の参加者同士が持つ
多様な「信用」関係を認めない国になってしまって
いるような気がする。

でも、そこにこそ市場経済の「肝」があると思うんだけどなあ。

そういう意味で、マスコミや行政という障害にもかかわらず、
「信用」しあう関係が成り立っている人達をみると、
ちょっと、嬉しくなってしまうのだ。