ふんわり-のたりの日々

しあわせのエッセンスをさがして・・・

『一命』観てきました

2011年10月25日 | しねま

 

 

17世紀。江戸時代初頭。戦国の世はおわり、大名のお取潰しに遭った浪人のお話し。

 

 

「ただ春を待っているだけ。」

貧しくもつつましく、それなりに幸せに暮らしてきた浪人と娘婿と妻子。

 

病気の妻子の医者にかかるお金欲しさにその頃流行っていた狂言切腹を計り。

(※「狂言切腹」=裕福な大名屋敷に押し掛け「庭先で、切腹させてほしい」と願い出ると、面倒を避けたい屋敷側から職や金銭がもらえるという、都合のいいゆすり)

しかし、武士の情けもなく、実際に切腹の場ををお膳立てされて本当にすることに・・・。

 

竹光で自害する瑛太さんの渾身の演技。

生々しくて思わず目をそらしてしまうほど。

はじめからこういうシーンだったので、

その後も胸をざわつかせながら観ました。

それからしゅうと役、海老蔵さんの最後の竹光での太刀回りの迫力!

それだけではなく、

喜怒哀楽の表現、所作の一つひとつが際立って美しくて本当に素晴らしかった

景色も美しかった。

2Dで観たけれど、時代劇の3Dはどんなふうだろう。

3Dのほうが良かったかな?

 

公式サイト → 

 

狂言切腹というあさましく、ひきょうな手段に及ばざるを得なかった浪人たち。

その本音が伝わるだけに見ていて辛かったです。

最初から瑛太さんのグロい切腹シーンだったので、

手にしていたポップコーンはひと口もできなかったふわのたでした・・・(;-.-) 

 


one pochi please!!

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