是非行こうと約束していたお友達と一緒に行ってきました、国立新美術館!
オルセー美術館展2010[ポスト印象派] 公式HPこちら
フランス ルーブル美術館のセーヌ河を挟んで斜向かいにある駅舎を改修してできたオルセー美術館がリニューアル工事中で、
その間に世界を巡回するようです。
最後の印象派とよばれるモネやドガなどや・・・
『睡蓮の池、緑のハーモニー@クロード・モネ』
『階段を上がる踊り子@エドガー・ドガ』
『モレの橋@アルフレッド・シスレー』
ポスト印象派(=印象派の圧倒的な影響を受けた画家たち)の名画が115点。
半分以上が日本初来日だそうですよ。
『台所のテーブル(篭の静物)@ポール・セザンヌ』
『タヒチの女たち@ポール・ゴーギャン』
『舵を取る男@テオ・ファン・レイセルベルヘ』
特にふわのたが個人的に心揺さぶられたのはこの2点。
『星降る夜@フィンセント・ファン・ゴッホ』
ゴッホは37年の短い生涯で2000点描き、売れたのは1点だけだったそうですね(;-.-)
この頃の絵で夜景が描かれているのを初めて見ました。
アルルのローヌ河畔の様子と北斗七星と老夫妻。 ロマンティックでステキです。
『オルフェウス@ギュスターヴ・モロー』1865年
妻を失った悲しみから唄うことをやめた吟遊詩人”オルフェウス”。
神に仕える女たちの怒りを買い、八つ裂きにされ川に流されるというギリシャ神話を主題にしているそう。
オルフェウスの竪琴と首を拾い上げた乙女を墓へ運ぶ場面。
悲哀に満ちていながら忽然としているところ。
八つ裂きにされているのに、安らかに描いているところにモローの内面性をみました。
これはこの美術館展の中で群を抜いて異色に感じて、私の身長ほどもある大きな板に描かれた作品。
長い時間、遠くからも、近くから細部も魅せられました。
サロンで絶賛され、国に買い上げられたそうですよ。
8/16まで開催です。もう一度観に行ってもいいかな。
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