うるる@@おっか村

2006年2月乳がん手術、6月には腹式子宮全摘手術した、
ふうママの日々暮らしと趣味と健康のブログです!

友達のお話1

2006-09-17 | 友達のこと
2006年1月5日、地元のお友達が癌で亡くなった、Mさん38歳。
私の次女と幼稚園の同級生。クリスマス会や餅つき、オベレッタ、
卒園式や小学校の入学式を迎えることなく、無念の死だったと思う。

でも、そんなことは感じさせない位、いつも笑顔で積極的で頑張りやだった。
3年前、年少で私と彼女の次女が入園し、年少さんの会で仲良くなった。
私もPTAの役員になって、交通安全教室や各行事でよく会うようになった。
病名は言わないけど「病気で通院してるんや、ようやく薬だけですむようになった」
と言ってた。時々ランチしたり、私の悩みも聞いてもらってた。
子供が年長になって、お互い卒園時のアルバム委員になった。
彼女は役員も引き受けた。病気なのに大丈夫かな?と思ってた。
彼女は夏前に腸閉塞で入院した。お見舞いに行ったその時も、
「せっかく来てくれたのにごめん、痛くて喋るの辛いんや」と話した。
そんな事気にしなくていいのに。。自分のことより、周りのことを気に掛けていた人。

2005年10月、私の体調が良くない時も「しんどいの?大丈夫?」
て声かけてくれた。自分のほうが重病だったのに・・・?!
彼女はその頃、大腸がんで転移の為、片肺がないことを話してくれた。
「階段上るのしんどいんや」 その頃病状は進んでいたそうです。
12月彼女は入院した。今までも1泊2日で治療をしてたからそうかなと思ってた。
一度家に帰ってきて、そのあと家で倒れて、救急車で運ばれたて聞いた。
集中治療室に入院、面会謝絶。癌が脳に転移していたそうです。
家族がいるときなら会えるかも知れない、1月5日に検査で病院に行くから、
そのとき、行ってみようと思ってた。
その日の朝。。。メールが来て知った、彼女が亡くなったこと。
遅かった・・・もっと早く行くべきだった。今でも後悔している。

1月6日雪の降る中のお通夜。沢山の人だった。彼女は沢山の人に愛されていた。
ご主人が「顔見てやって下さい。妻も喜びます」私は彼女に会った、
目は閉じていたが微笑んでいるように見えた。涙があふれて大声で泣いた。
ご主人が挨拶の時、涙をこらえて話した。
「病気がわかった時、余命を知らされてました。その余命より長く生きられました。
特に幼稚園のお友達と仲良くして頂き、役員もしてきたおかげで、
妻は充実した日々を過ごすことができました。ありがとうございました。」
最後は苦しむことなく安らかだったそうです。
Mさん、もっともっと話をしたかった。もっと仲良くしたかった。
アルバムのお手伝い出来ない事を気にしていたそうです。
3人子供がいる彼女。「次女がまだ幼稚園児だから、大きくなっても私のこと
覚えてるかな」と言ったことが忘れられない。
子供達はお母さんの事ずっと覚えてるよ!絶対忘れないよ!
私もあなたのことは忘れないよ。