2月4日、今日は区議会に対する予算内示会がありました。先日、会派ごとの説明会があったこともあり、質問をした議員は共産党議員2名と私の3名だけでした。予算内示会がセレモニーのようになっているのが気になります。
私が指摘したのは、項目別予算額が昨年度と比べて全体的に増額になっているのですが、区民費と福祉費と公債費だけが減額になっている点です。
公債費は借金の返済という意味ですから、減額になることは望ましいことなので良いとして、区民費と福祉費は区民の皆様に密着した事業を行う部署であり、福祉費においては昨年度比7億円の減額となっています。それに対して文化商工費は270%の増額、すなわち3倍近くに膨れ上がっているのです。「これでは、文化施策を優先させるあまり、区民サービスの根幹である福祉を切り捨てたと言われても仕方がないのではないか。どの事業をどれくらい減額したのか説明して欲しい。」と尋ねると、詳しい資料は今日は持っておらず、後日資料を提出するということでした。
そんなことぐらいすぐに答えられなければダメだろうと思いましたが、「資料は後日でよいが、今回私は予算特別委員会において審査できないので、予算の可否を決める判断材料にしたいという思いで依頼している。区として説明責任を果たすことが出来るようお願いしたい。」と言っておきました。
やっぱりこの会はセレモニー化していますね。与党会派の人たちは一言も発言しませんでした。予算委員会で審査するからということもあるでしょうが、予算委員会に参加できない議員は一切質問もせずに賛否を決めるのでしょうか?それとももう結論が決まっている?だとしたら茶番ですよね。こんな議会を変えて行きたいとこみ上げて来るものがありました。