いよいよ表明、TPP交渉参加。

　３月１３日、本日は地域回りをしました。

　池袋でも昔回っていた頃を覚えていてくれた方が多くいて、嬉しく感じました。出逢いを大切にしていきたいものです。一期一会ですね。

　さて、報道によれば安倍首相がTPP交渉参加表明を１５日にも行うのだとか。その日が近づきつつあります。国論を二分しているTPPですが、そうであればトップが決断をしなければなりません。決断をして反対派に対する丁寧な説明と心配な部分に対する不安の解消に努めなければなりません。果たして政府が考えるとおり、成長するアジアの利益を日本国に持ってくることが出来るのでしょうか。誰もわかりません。

　この問題で私が不安なのは、あまりにも情報不足であるということです。そして日本の外交力不足も懸念材料です。本当に自国の利益を命がけで求めてくる外国と対等に交渉して、我が国に利益をもたらすことが出来るのか。とても心配です。国益を守れないとわかったら交渉を辞めればいいという人もいますが、そうしたら日本とアメリカは決定的に信頼関係がなくなります。だから途中で交渉を辞めるという決断はあり得ないと私は思っています。だからこそアメリカ主導で、どんどん国益を侵されてしまいはしないかと危惧しています。

　そういうことも含めて安倍首相が決断をして交渉参加するというのであれば、これはもう仕方がありません。不安材料を打ち消す努力を日本政府が、具体的には外務省がタフな交渉において国益を勝ち取ることを考えるのみです。日本の文化や伝統までも影響を与える問題ですから、本当に真剣に外交をしてもらいたいというしかありません。簡単な問題ではないと私は心から思っています。皆様のご意見をお寄せください。