川岸や、休耕田の水があるところでキショウブの黄色い花が咲いています。植えられたものが雑草化しているのです。川岸のものは、流れの緩やかなところだけ、生き残っているようです。
もう25年前近くになるでしょうか。当時、私は、布野の新しい山野草を見つけるのを趣味として、布野の各地を歩いていました。当時は、不審者扱いもなく、クマもあまりいなくて、平気で、山の周りで、山野草を探していました。
横谷地区、吸谷の奥、捨金という地区があります。ここからは、赤来町に抜ける道もあり、また高野町の高暮ダムに近いところです。
そこで、キショウブの花が咲いているのを見ました。もう家のあとしかないのですが、おそらく、数十年前に植えられたキショウブが生き残っているのでしょう。
キショウブを見ると、誰が、そこにその花を植えたのかなあと思います。なにかしら、私と縁があったかもしれません。