すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

図書館革命

2011-08-18 22:13:18 | 小説


図書館戦争シリーズ 第4弾


原発テロが発生しそれを受けて、著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当真蔵人に良化隊の影が忍びよる。

なんていうんですかね、テロではないにしても原発問題が現状ありますよねぇ。
原発の安全神話が瓦解した今ではこういうテロという対象になった場合の怖さがさらに強まります。
少しつつけば全国民が恐怖にさらされる原発。そんな原発がテロの対象になったとあっては今ではもちろんのことですが、以前の日本でも全国民が不安に駆られるのは間違いないでしょう。

そんな不安な心情の中あの本と今回のテロが良く似ているなんてあったとしたら?
間違いなく全員とは行かないまでもほとんどの人がその本について議論を起こすことでしょう。
その本はこういう危険性を孕んだ文章だから差し押さえろ、もしくはそんな本は処分してしまえなんてことになり得ます。
だけど、日本国憲法においては表現の自由が認められています
あくまで事件がその本に酷似しているだけであって、その本があったからこそこんな事件が起きたわけでもないですよね?
たぶん、そんな問題的になるような本であればそれに関連するであろう所ではそういうことが起き得るかという議論がなされるべきであってそれが起き得るのであれば何か手を打つことが大事ではないでしょうか?
起き得るという結論に至るのであれば、それはそこの欠陥を指摘されたに過ぎないと捉えることもできなくもない。

しかし、こういう不安な心情の時にあの本が基になってるんじゃないか?なんて議論が出てきてしまえばそんな本は消してしまえという安易な発想に至ってしまうと思います。
表現の自由が尊重される限りそれはあってはいけないと思います。
が、しかしながら度が過ぎればそれはある程度取り締まる(取り締まるというと表現的にあれですけど・・・)必要性があるとも思います。
自由は決められたルールの上で行使する分にはまったくもって問題ないし、そうでなければならないと思う。
ただ、決められたルールから外れているものは自由ではないと思います。それは、自由という名の単なる無秩序であって横暴とも言えます。

さて、くだらない心情的な内容書いちゃいましたけどww
今回はそういうちょっと小難しい感じの話でもあります。
しかし・・・なんかあまーい内容もちらほらと


今回紹介の本
タイトル : 図書館革命 (図書館戦争シリーズ④)
著者 : 有川 浩
出版 : 角川書店
ISBN978-4-04-389808-4


忍びの国

2011-08-17 20:26:13 | 小説


忍びの国

ちょっとその前に余談を。
以前書いたネタにねぎがコメくれてたので・・・
マックグリドル?だっけ今度機会があったら食べてみてコメかいてみようと思います。
が、・・・・調べた限りでは注文することすら勇気がいりそうだwww
(こんなハズレ商品を朝から頼むへんな人って思われそうで怖いwwwww)

のぼうの城とはうって変わっていろいろな謀略が渦巻く内容です。
忍びといっても一般人にとっての大別は伊賀か甲賀でしょうね。
今回の忍びは伊賀です。

かの有名な石川五右衛門も登場します。
が、幼少のころなので文吾という名前で登場します。
忍びの国で育った者たちの性格というか性質というかそういうのがよくわかるような感じ。

忍びは人に非ずみたいなことも言われますけれども、今回のこの話の中でも人ではないような気がするw
損得勘定で動き現金なところが垣間見えてきます。
時代背景は安土桃山時代かな?信長が天下不武を掲げて天下統一を成そうとしているさなかの出来事ですねぇ。
この物語には信雄(北畠信雄 きたはたのぶかつ 分かりやすく言えば織田信雄 信長の次男)が出てきます。
信雄の立ち位置が微妙なところにあるので、その心情が結構かわいそうな気がしないでもないw

絶対的に超えられない人が自分の身内にいる。そんな彼の心情は察するに余りあるかもしれない。
私たち一般人では考えられないような状況ですしねぇ。

そんな中、無門という伊賀者がこれまた例外にもれず忍びってます。
もう損得勘定+現金というまさにわかりやすい性格ともいえます。
しかしそんな彼がある出来事をきっかけに心情に変化がでてきます。

その心情の変化がどういうものなのか物語を読み進めてもらえると分かると思います。
しかしその心情は、一般人にとっては当たり前のような感情ともいえる。
だけれども、彼らにとっては不思議な感情なのでしょう。

コレを読んでいると、やっぱり人間て生まれてきた環境に感情というものが大きく左右されてしまうんだなぁというのが分かる。
全ての人が当てはまるわけでもないでしょうけど、読んでいるとなんかそういう感じが納得できてしまってる自分がいたりw

前回ののぼうの城と比べれば若干歴史的な予備知識があったほうがいいかもしれない。
ただ単純に読むだけであれば不必要かもですが、あったほうが読みやすいかなぁなんて。
ちょっと小難しい内容もあったりするのでねぇ。(高校時代に日本史を受けていないのでなおさら・・・中学時代の日本史で止まっているのでなかなかorz)


今回紹介の本
タイトル : 忍びの国
著者 : 和田 竜
出版社 : 新潮社
ISBN978-4-10-134977-0


万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ

2011-08-13 00:07:13 | 小説



万能鑑定士Qの事件簿 シリーズ第5弾

今までの日本国内での事件を扱ってきてましたが、今度は国外へ。
舞台はフランス パリ。

自分の知識をさらに広くしようとしている莉子。
その知識を広めるために選んだのがパリ。
フランスには有名な美術館や建物がわんさかありますよねぇ。
世界一といわれるルーブル美術館、誰もが知っているであろう凱旋門。
人生で一度は行ってみたいと思える場所じゃないでしょうか?

私も、学生最後の時にフランスへ旅行しました。
その時は、イタリアにも行ったんですけどイタリアよりフランスで過ごしたことのほうが鮮明に覚えています。
街中はイタリアに比べて綺麗にされています。
私が訪れた場所が場所だったのかもしれませんが、まぁ有名どろころを行ってるのでそうそう違うことも無いと思いますけど、何せイタリアは汚いイメージしかありませんでしたw
イタリアに訪れたことが無い人にわかりやすくイメージだけを伝えるとするならば、電車の高架下が一番近いかもしれません。
落書きは大量にあるし、ゴミは散かってるしというような。
それに比べ、フランスでは綺麗にされてました。

このストーリーの中でも、渋滞の中クラクションが鳴り響いてるとか駐車して前後を挟まれて出れなくなったらバンパーで車を押しのけるなんて行為がでてきます。
まさしくその通りでしたw
出れなくなったらバンパーで押しのけるなんてのはまだかわいいと思いましたよw
日本でもよくありますけど前の車が往来している道路を右左折するときに踏ん切りが付かずになかなか進まないでいるとクラクションを鳴らしてるとかって良く見かけますよね?
しかしフランスとかだと平気で車を押し付けて行ってましたね。
バンパーは当てるためにある物だという認識が強いみたいです。
日本人には到底理解しがたい行為ではないでしょうかねぇ。

さてさて、そのフランスへ莉子が行くことになったことを聞きつけた莉子の両親。
そして、そこから又聞きで聞きつけた莉子の恩師、喜屋武(きやん)先生。
んーもうこの時点でただならぬ予感がぷんぷん。

フランス料理でも有名なフォアグラが今回の事件の主役です。(主役っていうのも変かwストーリー上重要なものというのが正しい?w)
そのフォアグラをめぐってフランスでも有名な料理店、そしてその店にフォアグラを卸すメーカー。

ちょっぴりほろ苦い思い出話も織り交ぜつつ事件に飲み込まれていく。

今回もすっきりとこの問題を鑑定しきれるか?


今回紹介の本
タイトル : 万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ
著者 : 松岡 圭祐
出版 : 角川書店
ISBN978-4-04-383646-8


てりやきチキンフィレオ

2011-08-07 20:50:26 | グルメ

またまた、マクドナルドから新しいものがでてますねぇ。
てりやきチキンフィレオ
もう食べられたかたも多いんじゃないでしょうか?
結構グッとくる響きの商品ですよねぇ。

日本人の好きな照り焼きに、これまた万人向けなチキンフィレオとくればもうねぇ^w^
マクドマルドの中でも息の長い商品であるてりやきマックバーガー。
それにくわえて最近人気なチキンフィレオ。
この2つが合体したんですよねぇ。これはもう食べなきゃダメでしょ。
ってことで、遅ればせながら食べてみました。


さてとまずはいつもどおりに理想を見てみましょうか。

ふむふむ、見た目的には想像通りな品ですね。ちょっと酷評的に言えば、チキンフィレオのチキンに単にてりやきのたれを付けただけとも言えるが

さて現実はどうかなぁw
まずは包装状態からいってみましょうかねぇ。

んーそっけないですねぇ。此処のところ箱物がおおかったので、箱かとおもったんですけど紙包みでしたか。
若干嫌な予感します。
何が嫌な予感かって?てりやきマックバーガー食べたことがある方なら想像が付くと思いますけど・・・
とりあえずご開帳してみましょう。

おや?予想に反してたれの漏れが少ないですね。いつものてりやきマックバーガーの場合ひどい惨状になってることも多々あるというのにw
でも、やっぱり現実はこんなもんですかw理想とかけ離れすぎですよwwwww
そして、毎度ながら言ってますけどなんでこんなにレタスがしょっぱいんですか
いやまて、まだ開いたばっかりだ。角度が悪いだけかもしれない。外面だけみて判断するのは早計すぎる。
中を見てみよう。

うんごめん。ダメだった。
しょぼしょぼだ。


マクドナルドに見た目では散々裏切られ続けてるからもうそこまで凹むこともないんですけどねw
何より味だよね味、とりあえず食してみよう。

ふだんのてりやきマックバーガーに比べたらこのてりやきはちょっとスパイシーな感じがしますね。
そして、上にのってるマヨネーズは酸味が強くなってますねぇ。
悪くはないんですけど、酸味を強調したいのかスパイシー感を強調したいのかはっきりしない感じがどうも・・・
んで、本命のチキンですけど。
いつものアイコンチキンシリーズに比べればすっごい淡白ですねぇ。
てりやきの味を生かしたかったのかほとんどチキンには味付けがされてませんね。
なので、たれの切れ目が味の切れ目とも言えるような状況もあるわけでして・・・

味は全体としては決して悪くは無いと思います。しかし、味のバランスを考えた時はちょっと考えさせられる気がしますねぇ。
あとこれは、この商品に限っての話ではないですけど、てりやきのたれが垂れるのをもうちょっと抑えるか垂れてもなんとかなるような包装の仕方を考えていただきたいものです。
たぶんこういう点で女性からは遠慮される部類になるんでしょうね


唐揚げ定食??

2011-08-06 22:52:55 | グルメ

つい先日、餃子の王将へ久しぶりに行きました。
(わからない人いないと思うけど念のため、俗称:京都王将ですよ。)
王将といえば餃子、餃子といえば王将みたいな感じがありますがw
まぁ私も餃子好きですけども、唐揚も好きなんですよね。
好みはすごく分かれるかもしれませんけど、王将の唐揚は胸肉ですねぇ
もも肉の筋っぽさとか脂感とかが好きな方には好きになれない部位だとおもいます。
しかし、私は断然胸肉のが好きです。もも肉に比べれば淡白で低カロリーですし。
それに、食感がいいのもあるかなぁ?

てなことでですね、王将へ入ってメニューを見ながらとりあえずセットメニューを見ながらなんかないかなぁなんてw
王将は他のチェーン店と違って皆さんもご存知のとおり、各店舗によってメニューが違います。
もちろんセットメニューも例外ではなく、同じ唐揚定食という名前の商品があっても付いてくるものが違ってたりします。
なので一概にいえませんが、あくまで全体的に一般的だと思われる唐揚定食のイメージは次のようなものだと思います。

まぁ無難な感じですよねぇ。
店舗によっては餃子じゃなくてラーメンだったり、ご飯もチャーハンだったりといろいろあったりしますけど大体こんなもんですよね。

とりあえず、こんなイメージがあったのでとりあえず唐揚定食を頼んだのですよ。
値段もビックリのワンコイン(500円)だったというのもありました
さてさて、ここではどんな唐揚定食がでてくるのか。



はあああああああああああああああああああああ
なんですかこれはぁぁぁぁぁ。

誰がお子様セットなんてもってこいって言ったんだよぉぉぉぉぉぉ
とガチで店員にまで聞こえそうなほど声を上げてしまいそうになりました。

しかし、これがここでは普通らしい。
さすが王将。
各店で好き勝手にメニュー決められるという利点がこういうところで牙を剥くことがあったのかと。

まぁ元からそういうスタイルなので、文句も言えるわけでもないので渋々食べましたよ。


しっかしねぇ、チャーハンがすっごい辛いよ。
醤油おおすぎですよ。
いつものチャーハンのイメージはガラスープの素というかそういうのとうっすらとした醤油味だと思うのですが。
まぁ写真みてもらってわかるように、すでに黒いですもう真っ黒です。
醤油大量投入間違いなしの失敗作でしょう・・・

そして、スープ。
このスープも終わってましたね。
牛骨スープですよ。チャーハンがこんなに強烈に濃い味なのにさらに味の濃い牛骨スープ。
えげつない組み合わせです。
普段のチャーハンについてくるスープって、ガラ系のスープかコンソメ系のスープです。
それが牛骨系って・・・

さらに追い討ちをかけるかのごとく。
肉団子・・・えーっとね、うん、その、なんていうかねぇ。
ミートボールの出来損ない。

そしてトドメです。
付け合せのサラダ。
完全に乾燥してます。


なんだろうねぇ。
王将でここまで外したことないんだけど、ひどく外した気がします。
ここの王将には二度と行くことは無いでしょう。(今回行ったところは、元から近くのお店でもないので・・・)