すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

見とこ、行っとこ、トコトコ関西

2011-08-22 22:38:04 | マンガ



さて、このマンガはヒッキーなもぐらさんが関西を旅する内容です。
しかも、まぁ偏りのある・・・

まずは、大阪編
大阪人は、赤信号でも信号無視して渡るってありますけども、関西というか近畿という括りでいけば普通な行為。
一時期、東京でも私は暮らしてましたけど関東の人でも結構やってます。
割合が関西のが多いだけで関西だけの行為でもない気が・・・

大阪は、大きくわけてキタとミナミに分かれます。
キタはビジネス街、ミナミは商店街な感じかなぁ?
これは、本書でもだいたい同じ感じですね。
こてこての大阪を感じたいのであればミナミがオススメです。
NGK(なんばグランド花月)もミナミですしww

まぁ大阪は基本食に関してはいろいろありますよ。
安いものから高いものまで。
でも基本安い店が多いですね。
やっぱり商人の町なんでしょうか?安い早いがもっとーなところが。
なんで美味いという言葉を抜いたかって言いますと、中には安いだけで美味いわけでもない店もありますので。

もぐらさんが「大阪は皆よく笑うまちだね」って言ってますが、まさにその通りだと思います。
大阪では、どこを歩いてても笑い声が聞こえてくるくらい楽しい街です。


続いては、神戸編
さてここは、私の住んでる県です。
兵庫県です。神戸県ではないですw
なんか、神戸>>兵庫な感じは・・・できればタイトルは兵庫にしといて頂きたかった。
(神奈川県の横浜>>神奈川、愛知県の名古屋>>愛知な感じの知名度みたいな・・・)
それはそうと、神戸の中でも神戸=(JRの駅でいけば三宮~神戸)までが神戸という感覚が神戸の人にはあると有りましたけど。
まさしくその通りです。他の市町村でも神戸というイメージはその辺りにしかありませんw

そして、神戸は坂が多いって言ってましたけどまさしくその通りで坂だらけです。
JRの駅付近から南側では大体平坦ですが、それより北側になるともう坂のオンパレード。
こんなところで暮らしてたら確実にヒザ壊すよって言いたくなるくらいの坂道だらけw
神戸へお越しの際は十分に気をつけてくださいね

それと、本書のように長く住んでこそ良さが見えてくるそんな感じの街であるのも確かです。
自分の気に入ったものがそろえてあるかもしれないセレクトショップ系が見つかればなんか得した気分にもなれますよw

あと、ここの辺りの中高生の女子は他県ではだいたいスカートを短くしますけど(最近は少ないかw)ここでは、なんと逆に長くします。
下手すると70年代80年代を彷彿とするスケバン系ともいえるくらいロングな場合があります。
(ちょっとおじさん世代には残念な街かな?)
これはまぁ、この辺りがお嬢様学校といわれる部類の学校が多いためそこの学校の制服がスカート丈が長いんですよね。
なので、頭のいい子(ハイソな子)=スカート丈が長いという流れからかそういう風な感じでここら当たりではスカート丈を長くしてますね。


残るは、京都編
大阪が動を楽しむ街なら、京都は静を楽しむ街です。

もぐらさんも迷ってましたけど、京都の街は碁盤目状なので見失うと本気でわからなくなります。
通りの名がわかっていればそうでも無いですが、数回訪れただけで覚えられるほど簡単な名前でもありませんしw
(まぁ通り名の唄知ってればって言いますけどそれだけでも覚えるの大変ですから

京都の人は、礼儀に関しては非常にうるさいと思われます。
やっぱり人と人とのつながりを大事にされてるからだと思います。
なので、他所から行くときは礼儀に気をつけましょう。
(ホントかどうかわかりませんけど礼節がきちっとできてないと4年も京都で暮らしてても余所者扱いされるとか・・・)

京都は、観光するには結構いいですよ。昔ながらの町屋風景、神社仏閣にいたるまでこれぞ静って思わせるようなすばらしい街並みです。
食事に関しては、本書でもありましたけど観光客向けのような料亭以外は、基本一見さんお断りです。
(たぶん周知のことだと思いますけど、どうしても行かれたいのなら紹介していただく他ないかと・・・)


(あとコレはどうでもいい話ですけど、京都の方は「~し」という言葉を使われる人がいます。例えば、「明日休むし」とか。
これは単に「明日休むから」なくらいのニュアンスです。が、これを兵庫県(北側はわかりませんけど)で使ったらダメですよ。
兵庫での「~し」の使い方は完全な開き直りのニュアンスが入ってくるので・・・先の例えでいくと何かあって休む必要がある場合は、
「明日休むから」を使いましょう。めんどうくさくて明日休むのなら「明日休むし」と使いましょう。
ただ、後者は先にもいったように開き直りのニュアンスが含まれるので使う場面や相手の心情を考えて使いましょう。
間違えると大変なことになっても知りませんよ・・・)



今回のこのマンガでは、大雑把な三県のイメージを掴むのにはちょうどいいかもしれません。
ふらふらっとこの三県に旅行することがありましたら参考に読んで見られるのもいいかも。


今回紹介の本
タイトル : 見とこ、行っとこ、トコトコ関西
著者 : もぐら
出版 : JTBパブリッシング
ISBN978-4-533-08270-2