すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

別冊 図書館戦争Ⅱ

2011-09-19 18:54:05 | 小説


図書館戦争シリーズ 第6弾

タイムマシンがあったらいつに戻りたい?

そんな話から始まる物語。

私は、タイムマシンがあったらとりあえず中学くらいに戻りたいですねw
中学時代の勉強のしてなさっぷりがすさまじく・・・あの頃からいろいろと自分の人生が変な方向へ曲がっていったような気がしないでもないのでwそこを修正したいかな^w^

と、今回のお話は、今までのシリーズではあまり大きな出番もなくなんとなく流されるような感じでしか登場していなかった「副隊長 緒形」がでてきます。
堂上班が休憩中にそんな話題で盛り上がってるとこで、不意にふられた緒形が何かを思うような遠くを見つめた目線でポツリと
「・・・大学の頃、かな?」
なんていかにも意味深な発言。
そんな緒形の大学時代の思い出や、図書特殊部隊に至るまでの話がつらつらと書かれています。


人生生きてるとさぁ、やっぱり何かしら自分の進んでいく道筋を変えるような人との出会いってありますよねぇ。
それは、大なり小なりみんな持ってると思います。
私の場合は、中学時代の数学の先生かなぁ・・・
っていってももちろん担任の先生でもないし、その頃数学ができてたわけでもありません。
なんてったって・・・高校受験のときにすら連立方程式が解けないくらいのバカっぷりでしたから
でも、私はこの人にあってなかったら数学がまったくできないまま今に至ってると思います。
(今、好きな科目は何って聞かれたら「数学」っていえるくらい数学が好きになってます。 余談ですねーw-)

そして、今回の話では堂上(郁のほうじゃないですよw)の過去も出てきます。
あぁ堂上って、やっぱこういう感じの人だったんだなぁなんて思わせてくれる過去の話。
そんな話に、興味深々なのは言うまでもなく郁です。
やっぱり、男性も女性も自分の好きになった人の過去ネタは好きなんでしょうね。

それから、手塚と柴崎の話がでてきますねぇ。
このすごくまどろっこしい手塚と柴崎の関係がどうなっていくのか。
ずーっと友達のまま?それとも発展して恋人どうしになるの?
こんな二人の間柄が、何故か(何故ってわけでもないかw)玄田にまで飛び火しちゃいます。
他人をうまくやりこむのは得意な玄田 隊長ですが、相手が稲嶺 元司令となると・・・


今回紹介の本
タイトル : 別冊 図書館戦争Ⅱ (図書館戦争シリーズ⑥)
著者 : 有川 浩
出版 : 角川書店
ISBN978-4-04-389810-7