オススメ本や新聞の書評欄によく登場する本書。私は以前から知人に薦められていましたが、今回やっと買って読むことができました。
初版以来30年近くもの間人気を維持している猫絵本の不朽の名作。読む年代によって受ける印象が変わってくるという不思議な魅了に満ちあふれた素晴らしい「おとなの絵本」という感じがします。
詳しい内容については割愛しますが、いろいろな場所でいろいろな人から飼われて、死んでは生き返った雄ねこが、心をひく雌ねこと出会い、結ばれます。そして、2匹は幸せな生活を送るのですが、ある日突然、雌ねこがなくなります。しばらく何日間も愛する「妻」の死体に寄り添い続けるねこ。そんな、彼も最後の詩が訪れて……。ラストシーンは何度読んでも、胸にジンときます。その理由をうまく表現することはできませんが、読後もそのシーンがなかなか頭から離れることができません。こういうことが本書が長年愛されて、読み告がれている大きな理由ではないでしょうか。
初版以来30年近くもの間人気を維持している猫絵本の不朽の名作。読む年代によって受ける印象が変わってくるという不思議な魅了に満ちあふれた素晴らしい「おとなの絵本」という感じがします。
詳しい内容については割愛しますが、いろいろな場所でいろいろな人から飼われて、死んでは生き返った雄ねこが、心をひく雌ねこと出会い、結ばれます。そして、2匹は幸せな生活を送るのですが、ある日突然、雌ねこがなくなります。しばらく何日間も愛する「妻」の死体に寄り添い続けるねこ。そんな、彼も最後の詩が訪れて……。ラストシーンは何度読んでも、胸にジンときます。その理由をうまく表現することはできませんが、読後もそのシーンがなかなか頭から離れることができません。こういうことが本書が長年愛されて、読み告がれている大きな理由ではないでしょうか。
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