THE BOOKハンター!

~〈本の虫〉の痛快読書日誌~

「食品のカラクリ そうだったのか その食べ物!」(郡司和夫/別冊宝島)

2007年09月17日 | Weblog
 これを読むと、きょうからあなたは何も食べられなくなる……?
 先日、風邪を引いて近くの個人病院で診察を受けましたが、そこのロビーのマガジンラックで見つけたのが本書です。
 著者は、食品汚染や環境問題などに関する本を多く執筆しているフリージャーリストの郡司和夫氏で、AF2(合成殺菌料・トフロン)の裁判の当事者であった有害食品問題の先駆者でジャーナリストの故・郡司篤孝氏の次男である。本書では、これまで一般消費者が知らなかった、お馴染みの外食メニューの舞台裏から、知ってビックリの食品加工技術、食卓の影の主役・食品添加物、人気の健康食品の素顔が分かりやすく解説されており、食品業界の「秘密」が暴露されています。各章末の「コラム」も読みごたえがあります。
 今まで何気なく食べていたものや、最近なぜか食ざわりが悪くなったと思う食べ物が、実は代用のまがい品や有害添加物に汚染されたものだったという「事実」を知れば知るほど、恐ろしくて、思わず身震いしてしまいますよ!


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