山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

社宅兼事務所の屋根改修

2012-05-29 17:09:34 | お仕事
山里の事務所は事業規模が零細で、かつて所長職に当たる人は

本山の秋田のマタギの里・阿仁から来ていたことにより

所長用社宅と併設されています。

現在は、社員で利用する者が居ないため

町内で入居を希望される人に賃借しているのですが

今年のヘビーな積雪とちょっとした欠陥、更にうっかりにより

屋根の垂木が、折損してしまいました。

応急措置は施してあったものの、発生時から

既に3ヵ月以上経過してようやくの着手です。
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その間に、爆弾低気圧による屋根の破損が町内随所で発生し

大工さんは大忙しだったようです。

この建物は、古河林業各事務所の中で最古の物で

築40年、宮城県を襲った過去2回の大地震や毎年積もる雪に耐え

建っているのですが、高度経済成長期&木材高値時代に

建築された為か、か細い垂木と薄い屋根板が使われており

工事に当たっている山里のイケメン大工・ツネヒコ君も
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「七ヶ宿で、これは無いな」と驚いていました。

因みに、ハウスメーカーであるのに何故自社で施工しないのかというと

宮城県は住宅部の営業エリア外だからなのですが。

今回使用する木材は古河林業㈱七ヶ宿山林産で

太くて厚い物を使います。