群れて生えるのに、何故ヒトリシズカなんでしょうね。
春到来が遅い分、初夏に向けて駆け足の七ヶ宿です。
GWはイマイチの天候でしたが、今日は風もなく
穏やかに晴れ、20℃を上回る陽気です。
山はブナの開葉がフスベ山(1221m)上部に達しつつあります。
何カエルか解りませんが、オタマジャクシも孵化し始めました
で、表題の件ですが、山採り山菜を営業品目としている我が所では
この季節、決まって議論になり、私が強弁する文句です。
それが↓タラの芽のサイズです。
世の中で流通している物の多くは、フカシ栽培によって収穫される
いわば脇芽、小ぶりな物が多く一口サイズですが
天然物の多くは、生長点なので初めから大きく
時期を逃すと、ウドモドキの名の通り、ウドの様な状態になります。
山里の方々は「でっかくなった方が美味いんだ」と言いますが
画像左の様な状態になった物は、売れ難く
=売れ残り=値引き販売=採算割れという流れになります。
生長点を採るので、それなりに木は疲弊することになり
しかも採算割れでは、木にも申し訳ないので
採り時を逃した場合は「採らないでね」と申し渡してあるのですが
「折角行ったので」しかも「美味いから」と言う理由で
採って来てしまいます、多分今年も。