山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

仕事の山歩き

2011-07-31 09:10:50 | インポート
昨日は、購入予定山林(町内)の面積確認をするために

GPS計測にて、350ha・約9k」mの外周を山歩きしてきました。

登山道を歩くのとは異なり、行くべき所に必ず行かなければならなず

ほぼ藪漕ぎで、更に天候不順も重なったので、きつい山歩きでした。
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こんな感じの登り標高差約500m
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こんな所の標高差約400mを下り

更に、標高差約350mを上って尾根筋を縦走する行程で

終盤に差し掛かった所で、雷は鳴るは、親子クマに出会うはで

ハードでスリリングな1日でした。(膝が痛いです)













アカウシアブ

2011-07-28 16:40:34 | インポート
山では、盛夏になると鬱陶しいのが現れます。

その代表がアカウシアブという大型のアブです。
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虻だけに刺してきます。当然、刺されれば痛いのですが、他の虻に比べれば

大型だけに捕殺が容易で、痛みに対する怒りの発散が出来ます。

但し、この虻の大きさと色柄がスズメバチとそっくりで、集って来ると一瞬動揺します。

先日読み終わった
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によれば、様々な虫達が天敵である鳥から身を守る為に、外観を蜂に似せる擬態をしているとのことです。

アカウシアブの意図とは違いますが、結構な頻度で私もこれに騙されます。

しかしながら、虻は蜂の様には、ホバリングが出来ないので動揺の後の観察後

「なんだお前か」という感じでブッチっと始末します。

そんな厄介者は、気温30度前後が活性化の条件の様です。(推測)




丸太の皮剥きについて考える。

2011-07-26 10:54:08 | ブログ
大黒柱ツアーに参加のお客様は、丸太柱を希望されることが多いです。

丸太の柱で、5~6寸を超えるものは一般的にあまり流通しておらず、

まさにオンリーワンで、立木の姿がそのまま家の中に表されるのがいいのでしょうか?

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ところが、丸太の柱が採れる期間は限定されており、磨き丸太の生産をされている方たちは

秋のお彼岸から春のお彼岸までとしている様です。

我が社では、お客様のご要望に応えるべく、5月いっぱいは引き受けていますが、

やはり成長期の木の皮剥ぎは困難です。

立木がみずを吸い上げる成長期においては、一番外側の粗皮はペロッと剥けるのですが

その内側にある形成層が成長により厚みを増し、更に癒着し始めるので

高圧洗浄機で飛ばしきるのが難しくなります。
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…磨き丸太職人曰く「肉が残る」という状態です。

それに加えて、木の水分量が上がり、水に浸された状態なので、木が柔らかくなっているので

1~3年の年輪まで飛ばし、傷となってしまいます。
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ということで、今の季節はこれらの傷がついても容認できる方&機械研磨(サンダー)仕上げOKの方のみ

お引き受けしています。

前記の「肉が残る」状態については、以前はスチールタワシ(台所のなべ磨き)で手作業でしたが

今年はホイールサンダーを購入したので少し楽になりました。
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植樹の家

2011-07-25 10:27:16 | インポート
今年度、我が社は長期優良住宅先導事業を実施しています。

詳しくは、リンク先をご覧頂くとして、七ヶ宿林業所としては用地の選定

・地拵え・苗木の手配&管理・植栽場所の表示等、植樹の段取りをしました。

本来、3月から開始する予定だったのですが、震災の影響で施主様方が

七ヶ宿に来ることが出来ず、昨日も3月に予定されていたお客様がお越しになりました。
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今週末も

2011-07-24 09:18:28 | ブログ
土日共に大黒柱ツアーです。

昨日は、丸の内に店舗を構える特販部のスーパー晴男&敏腕営業マンのH氏企画です。
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天候は晴れてはいないものの、台風の影響でもたらされた「ヤマセ」気候で

猛暑一段落の過ごし易い一日でした。本当に何かを持っている人です。

H氏は敏腕営業マンだけに、とても忙しい日々を送っている様なのですが

年10回前後のツアー利用をしてくれるので、林業所としては大変ありがたい人で

本人曰く、「今後2ヶ月間の内にあと4回は来るよ」との事でした。

また、お客様も大変朗らかなご夫婦で楽しいツアーの一日でした。

それでは今日も行って参ります。