JALが最悪の状態で、
とにかくヤバイので、どうにかしないといけない状態みたいです。
どうしてこんなになるまで対処しなかったんだろう?とか、
元々国営、親方日の丸で、体質が甘かったんじゃないの?とか、
会社が火の車なのに、
OBの年金に異常に費用がかかるのってどういうこと?とか、
借金体質を後世につけまわしして、
経営者も社員も、なんとかなるって思ってたのかな?とか、
ニュースを見ていて、誰もがあきれるくらいに感じますよね。
でも、これって日本の縮図みたいだと思いませんか?
次のように読み替えてみてください。
会社(JAL) → 日本
元々国営、親方日の丸 → 政治、公共事業への過剰な依存
OBの年金 → 年金も含めた高福祉政策
経営者や社員 → 政治家や国民
JALくらいの問題なら、結局国民負担でなんとかしよう、
ってことになるのかもしれないけれど、
日本国って話になると、
誰が解決するの。
なかなかたいへんな気がします。
たしかに今の日本は、先人達の血と汗の結晶の土台の上に立ってる。
その感謝を我々は忘れてはいけないと思う。
しかし、実態はこんなに負債も多く、未解決で先送りしてきた課題も少なくない。
栄華を誇ってきたのに、まさに砂上の楼閣だったなんて・・・
いけいけどんどん、なんとかなるさでやってきて、
低負担×高福祉・高サービスでないと満足できなくなっている。
低負担×低福祉も、高負担×高福祉も許容範囲にない感じ。
いいじゃん俺たち頑張ったんだから、
あとは少し楽させてよ、
お金とか、うまくやってよ、若い人たちでさ、って
年配者は、セフティーゾーンから言ってるみたいな感じ。
こんなんじゃ、現役世代はやる気なくすんじゃないだろうか?
他人のことなんか、かまってられねぇよ、って人もでてくるはず。
一部は、たしかにしらけているみたいに見える。
やばいぞ、
「日本」航空、落ちるなよ!