私たちの白山市にある千代野建設株式会社さんが
このたび会社創立30周年を迎えられ、
「お客様感謝の集い」がグランドホテル松任にて開催されました。
私もお招きにあずかり、出席させていただきました。
現会長は、高校・大学と先輩にあたり、
名前がとてもよく似ている?などのご縁もあります。
(福◇裕。ときどき、携帯にまちがい電話がかかってきます。)
個人的にも、当店別館建物は
そもそも千代野建設さんの施工であったことから、
改築をお願いしたこともあり、
当店駐車場の造成と運用にも、とても親身に相談に乗っていただきました。
パーティは、社長や来賓のごあいさつなどにつづき、
若手男性社員+α(会長の奥様)による迫力の太鼓演奏、
マジックやクイズ・ゲーム大会など趣向を凝らした内容で、
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
社長以下、まさに社員一丸で取り組まれている姿に感動しました。
なかでも最後の会長のごあいさつは背筋を伸ばして拝聴させていただきました。
現会長がひとりで創業された昭和55年は、第二次オイルショック真っ只中で、
しかし、不況こそ企業のチャンスと決意されたといいます。
おそらく相当のご苦労があったことでしょう。
創業は、55年1月23日。
ゴーゴー、ワンツースリーの思いがこもっているといいます。
いまは当事に匹敵する不況かもしれません。
しかし、先人の築いた礎に立って、
私たちはまだまだ汗と涙の搾りようが足りない、と痛感します。
現在、千代野建設さんの社員構成は、
会長、社長、設計の方をのぞいて、
男性陣はすべて20代、30代だということです。
会長はお話の最後に、
次代を担う若手のリーダーとして先に就任した36歳の専務にマイクをお渡しになり、
決意の言葉を話す機会を与えられたのでした。
こんな社員思いの会社は、なかなかありません。
こんなに使命を感じながら実践されている経営者や会社はなかなかいません。
千代野建設さんは、
商店街や中心市街地の空き店舗となった遊休物件を率先して取得され
お店や企業の誘致を図ったり、自ら運用されるなど、
あるいは土地造成や住宅の販売も、まちなか居住を推進することが
都市の機能を高めるとのポリシーを実践されていて、
まちづくりの分野においても社業を通じて多大な貢献をされている会社です。
私ども商店街関係者も、
当事者としての重圧に押しつぶされそうになりながら奮闘していますが、
そのような角度を変えた大きな支えによって今日があるといえます。
社業を通じて社会に貢献し、存在価値を自ら造り出すのが経営の本質です。
その背景にあるのは、やはり思いです。
まずは、経営者である私たちが自らにそれを問いかけ、実践し、
より多くの社内の人材に浸透させていかねばなりません。
会社の理念や使命として掲げていることと、
経営者個人の情熱と思いをまずは一致させていかなくてはいけない。
そう考える機会をいただいた素敵なパーティでした。
※写真はデジカメの接続ケーブルがみつからないため、
後日アップとさせていただきます。
※※ケーブルは未だにみつかりません。
どこにいったのでしょうか。
とりあえずメディアをはずしてデータをパソコンに移動しましたので、
写真をアップします。