木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

霧氷と川霧の朝 開田高原

2021-11-10 06:42:47 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 2.8℃  昨日の最高気温  11.7℃     
木曽町新開      午前6時の気温 2.5℃    今朝の天気  曇り

先日
最低気温
氷点下4.8℃と
冷え込んだ朝。


いつもの橋のたもとに
川霧と霧氷を期待して
出かけた。


車で走っていると
気温が低いわりに
ほとんど霧氷は
ついていない。


到着してみると
道中とはまったく違い
結構霧氷がついている
さすが川沿いだ。


ほどなく
太陽が山の上から
顔を出し
霧氷のついた
木々を照らし始める。


それに合わすかのように
川面から
霧が沸き立つ!


まるで
陽の光と川霧が
眠っていた木々を
起こしていくようだ。


刻一刻と
樹木たちが
目覚めていく様子に
夢中になって
シャッターをl切った。






オオムラサキの幼虫 冬眠に入りました

2021-11-09 06:35:39 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温 1.8℃  昨日の最高気温 16.6℃     
木曽町新開      午前6時の気温 2.0℃    今朝の天気 強い雨

久しぶりに
プラスの気温
暖かい朝に
ほっとする。


我が家のエノキも
黄葉しはじめ
強い風が吹くと
葉が舞い落ちています。 


夏の間
オオムラサキが
エノキ下のカルピスの
餌台に何度も
来ていました。


木が高いので
卵や幼虫の
確認ができませんが
ようやく
確認できる時が
やってきました。


4齢幼虫は
11月になったら
エノキを下りて
木の根元の
落ち葉の下で
越冬するからです。


そのため
去年の落ち葉を
たっぷり
根元に敷き詰めて
おきました。




お落ち葉の裏を
確認していくと
11頭の
オオムラサキの幼虫と
1頭のゴマダラチョウの
幼虫が見つかりました。


5月の連休後
エノキの若葉が
芽吹くころ
眠りから覚めて
エノキを上り始めます。


これから
約半年以上
落ち葉の下で
寒さと乾燥に耐えて
命をつなぎます。


昨夕
月齢3.6の月と金星が
ニアミス。


せっかくの
機会でしたが
薄雲が広がり
クリアーな写真は
撮れませんでした。





ウラナミシジミ 我が家のアザミに

2021-11-08 06:48:46 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -2.5℃  昨日の最高気温  15.2℃     
木曽町新開      午前7時の気温 -2.5℃    今朝の天気  晴れ

朝冷え込んでも
日中は二桁まで
気温が上がり
過ごしやすくて
助かっています。


先日
朝のウォーキングに
出ようと
車の暖機運転中のこと。


小さな蝶が
よたよたと飛びながら
枯れかけたアザミの花に
とまりました。


車からおりて
しゃがみ込んで
見てみると
ウラナミシジミです。


時刻は
10時前とは言え
ようやく霜が解けて
気温も上がってきたばかり。


まだ蜜が出てるの?
尋ねたくなるほど
萎びたアザミに
とまっています。


この
ウラナミシジミ
きっと
葉の裏にでもとまって
氷点下の夜を
耐え忍んだのでしょう。


少し気温が
上がっても
暖機運転が
まだ不十分なのでしょうか!


元気なく飛んできて
翅を開いて
陽の光をたっぷり
浴びているようです。


目の前に
カメラを突き付けても
飛び立つ元気は
まだないようです。


最接近で
顔のアップを
撮らせてもらえました。


この
ウラナミシジミ
木曽では
どんな越冬態でも
冬越しはできず
死に絶えてしまいます。


来春
越冬地の南の地方から
世代をくり返しながら
北上を続け
また夏の終わりごろ
木曽にまで
やって来るはずです。




散歩道で出会った鳥たち (2)

2021-11-07 06:35:40 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -0.3℃  昨日の最高気温  13.3℃     
木曽町新開      午前6時の気温 -1.0℃    今朝の天気  晴れ

夏の間
姿を消していた
鳥たちも
戻ってきた。


冬鳥も
数種類渡ってきて
開田高原は
賑やかになってきた。


散歩道で
出会った鳥さんの
第2弾。


まず
ホオジロ
草むらで
餌を食べながら
チィ チィと
小さな声で
鳴いている。


オスは
歌舞伎役者の
隈取のような
顔をしている。


メスはカシラダカに
似ているが
お腹が茶色っぽいので
見分けられる。


そのカシラダカ
相変わらず
群れで行動している。


ホオジロと
同じように
チィ チィと鳴くが
鳴き声だけでは
区別できない。


たまに
藪の中から
ひょっこり
顔を出してくれた時
撮影チャンス。


カシラダカの群れと
行動を共にしている
アオジさん。


黄緑色の姿をした
かわいい鳥で
藪中の地面で
餌を探しています。


この時期
どの鳥も
藪の中にいて
姿をなかなか
見せてくれません。


一期一会の出会いを
大切に
毎朝歩いています。


散歩道の鳥シリーズのため
コメント欄
閉じています。




川霧の風景 開田高原

2021-11-06 06:33:38 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -3.8℃  昨日の最高気温  11.8℃     
木曽町新開      午前6時の気温 -3.0℃    今朝の天気  晴れ

ここ数日
暖かい日が
続いている。


最高気温も二桁
冷え込みも
それほど
厳しくない。


それでも
大きな川では
毎朝のように
川霧が立ち上る。


川霧は
気温より
水温が高い時
水面から蒸発した水蒸気が
冷たい空気にふれてできる。


山から
顔を出した太陽が
紅葉した木々の間から
射し込み
幻想的な風景になる。


毎朝
同じ場所に
出かけているが
霧の状態や
陽の射しこみ方が
毎日違っていて
飽きることはない。


霧氷が
木々につけば
最高なのだが
しばらく
望めそうにない。




よく似た果実 クサボタン ボタンヅル

2021-11-05 06:49:14 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -2.8℃  昨日の最高気温  13.9℃     
木曽町新開      午前7時の気温 -2.5℃    今朝の天気  晴れ

開田高原を
歩いていると
キンポウゲ科の
よく似た
果実に出会う。


ボタンヅルと
クサボタン
名前までよく似て
紛らわしい。


それもそのはず
どちらも
キンポウゲ科
センニンソウ属の
植物である。


ボタンヅルは
つる性で
木などに
絡まっている。


クサボタンは
名前通り
草に分類されますが
大きな株では
根元はかたくて
まるで木のよう。


花を見れば
一目瞭然全く違う
ボタンヅルは
センニンソウの白い花
そっくり。


クサボタンは
薄紫色で釣鐘状の
可愛い花。


ところが
果実になると
両方瓜二つ!
比べてみてください。


どの写真も
上がボタンヅルの果実
下がクサボタンの果実!




同じように
仙人の白い髭を
生やしている。




両者の違いが
分かるだろうか?


見た感じ
ボタンヅルの
髭が多いように
感じるのだが?




これは二つ並べて
比べているから
分かるので
どちらか片方では
区別できない。


自身は
次のようにして
区別している。


ボタンヅルの髭は
根元から
羽毛のような毛が
生えている。


一方
クサボタンの方は
根元には
羽毛のような毛が
生えていない。


あれこれ言うより
木に巻き付いて
上の方にあれば
ボタンヅルなのだ
それが一番分かりやすい?!(笑)









落葉松林の黄葉 開田高原

2021-11-04 06:52:04 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -2.8℃  昨日の最高気温  12.5℃     
木曽町新開      午前6時の気温 -2.0℃    今朝の天気  晴れ

国道361号を
開田高原に向けて
走って来ると
両側に見える山々が
全山黄葉して美しい。


モミジやナナカマドの
赤い色は少ないのだが
カラマツの黄葉が
今最盛期。


青空に映える
黄金色のカラマツ林は
息を飲む美しさです。


長野県の人工林の内
半分以上が
カラマツ林だと
言われている。


特に開田高原は
標高が高く
冬の寒さが
厳しいところ。


昭和30年代後半より
スギより寒さに強い
カラマツが好んで
植えられたそうだ。


黄葉はもちろん
美しいのだが
柔らかい葉を
芽吹き始める
新緑の季節も
また素晴らしい。


樹形が美しいので
落葉したシルエットも
大好き。


おまけの一枚
紅一点
紅葉の写真です。



散歩道で出会った鳥たち

2021-11-03 06:29:30 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -2.1℃  昨日の最高気温  14.1℃     
木曽町新開      午前6時の気温 -1.5℃    今朝の天気  晴れ

冬鳥も
やって来て
開田高原も
賑やかになりました。


今まで
ウォーキングで
出会った鳥たちを
紹介します
一日で出会えたわけでは
ありません



最近
ギャーギャーうるさく
泣きわめいている
カケスです。


森の中を歩いていて
見かける鳥と言えば
カケス!
それほど多いです。


開けた場所を
歩いていると
高い所で
甲高く鳴いているモズ。


狙ったとたん
飛び出したので
ピンボケですが
飛翔が撮れました。


数十枚シャッターを
切ったのに
写っていたのは
たった1枚
忙しいエナガさん。


カシラダカが来た!
と思ってシャッターを
切りましたが
じっくり見ると
ホオジロのメスでした。


オスはこれで
隠れている
つもりでしょうか?


木曽馬の里の上空を
旋回していたトビが
偶然木の上に一瞬
止まってくれました。


最後は
我が家で
薪を積んでいたら
ヒョコヒョコ足早に
横切って行った
ヤマドリのオス
以上6種です。


本日も
鳥の話題ですので
コメント欄
閉じています。



お帰りなさい! ベニマシコ カシラダカ

2021-11-02 06:31:40 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -0.5℃   昨日の最高気温  15.5℃     
木曽町新開      午前6時の気温  0.5℃     今朝の天気  晴れ

ノビタキを
見なくなって
ちょうど一週間
開田高原に
冬鳥がやってきた。


チッ チッと
鳴き声がする
草原から
一斉に飛び出し
藪の中に入る。


何の鳥だか
分からなかったが
枝のすき間から見ると
カシラダカだ。


枝かぶりで
なかなか
よいポジションに
出てきてくれない。


息を殺して
待っていると
1羽2羽と
全身が見える場所に
出てきてくれた。




お帰りなさい
カシラダカ!
今季初の出会い。




すぐ側から
フイッ フイッと
鳴きながら
飛び出した鳥がいる
ベニマシコだ。


焦ってしまって
ピントが合わない
証拠写真程度に
なってしまった。


これから
開田高原の
ウォーキングも
楽しみが増える。








雪虫が飛び始めました!

2021-11-01 06:35:15 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -0.4℃   昨日の最高気温  13.6℃     
木曽町新開      午前6時の気温  0.0℃     今朝の天気  晴れ

昨日は一日中
どんよりとした
お天気でした。


曇っていたおかげで
底冷えもなく
風の穏やかな
一日でした。


いつもの
川沿いの散歩道を
歩きましたが
ふわふわと
小さな白い雪虫が
たくさん飛んでいます。


飛んでいる雪虫を
手のひらで
優しく包み込むように
捕まえてみました。


ハエのようですが
白い綿をまとった
小さなアブラムシです。


白い綿の正体は蝋
とてもはがれやすく
他のものに
すぐくっつきます。


手のひらで
捕まえると
指などに
白い蝋が
くっつきます。


雪虫は
北海道特有の
虫のように
思われていますが
信州にも
たくさんいます。


この虫が
飛び始めると
もうすぐ初雪が
降ると言われます。


冬の訪れを告げる
風物詩ですが
寿命はおよそ
1週間だそうです。


開田高原の初雪も
そろそろなのでしょうか?